前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

不気味な味??? / SASUKE 2

2008年11月19日 19時46分44秒 | 飲食
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

今となっては、それが不味かったのかどうかも正確には思い出せない
のですが、味わったことのない不気味な味でした。
ただ、不気味イコール不味い、といっていいものかはクエスチョンマーク。

正直な感想は『気持ち悪い』でした。

なぜそう思ったのかというとですね、勝手にライバル視されて
いたと思われるコーラを当然基準に考えます。それもコカ・コーラ
これを飲み慣れていると、ペプシ・コーラを飲んだとき違和感がある
じゃないですか。
その違和感にもっと大きな衝撃を加えた感じ。
思っていたのと違うから、色はコカ・コーラと遜色ないのに気持ち悪い。
その気持ち悪さの機軸となっているのが、風味つまり、フレーバー。
飲み物では当時の人間には馴染みのないフレーバーでした。
桜餅を飲んでいるみたいとでもいえばいいのでしょうか。
今思うと、チェリー・コークってところだったのでしょう。

わりと最近のこと、某所でご当地サイダーを飲みました。
でも、そのサイダーが、サイダーとしては覚えのない風味なんですよ。
気持ち悪いなあと思いつつ半分くらい無理して飲んだのです。
ちょうど二十数年前に初めてサスケを飲んだ時と同じでした。
ビンもちょっとレトロな洒落たラベルです。
見るとの味のようです。
ハーン・・・梅だと知って飲めばゼリーとかあるしね。
気持ち悪いとは思わなかったかもしれません。
でも、サイダーだと思ったし、実際サイダーだし

それに、梅のフレーバーも天然ではなく、人工的なものかもしれません。

そうなんです、サスケもそうでした。
決して天然ではこの世に存在しない味。このサイダーとも似ているかも。
梅と桜の違いです。

一度気持ち悪いと思ってしまったものは中々取り消せません。
それが何本もあるわけです。困りました。

父を恨みましたよきっと文句もいいましたし、
当然父も何本かは飲んだはずです。
何人かの友達やお客さんに犠牲になっていただきましたし、
わたしも頑張って飲みましたが、秋が来ても終わりませんでした。
お洒落なはずのビンがいつまでも冷蔵庫の中に座っていました。

わたしの記憶の中では、サスケと夏目雅子が同じシーンにいます。
多分サスケを飲みながら、ワイドショーを観ていたのだと思います。
彼女が、結婚した年か、亡くなった年かのひと夏の思い出です。

       もうちょいつづく


コメントを投稿