前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

散るというより、過ぎ去ったと深く感じる

2019年04月05日 13時35分05秒 | 四季折々
昨日、お花見に行ってきました。
天気にも恵まれていたし、体調も何とかなりそうだったし、
週末は、駐車場がいっぱいになるから避けたいし、
あまり、好天が続き、風が強いと花がなくなってしまうし。

こう考えると気忙しい気もしますね
毎年のことですが世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし
と、在原業平はうまいことを仰ったと思うのです。

そんなわけで、今年もお花見ができました。感謝です。
わたしの桜、(そう決めている)にも会うことができました。
その前のベンチに腰かけて、巻きずしを食べて、

昔、オリエンテーリングのコースだった所を延々と歩きました。
花吹雪が舞う、静かな場所。

昔は賑やかで、お花見の頃は、
プーンとお酒の匂いがしたものです。
ほろ酔いのあのおじさんたちは今?

色々なことを考えました。


色々なことを思い返していました。


いわば、平成最後のお花見になるわけですが、
そういった感慨はありませんね。

平成最初の桜は、大学のキャンパス内にて。
あれから三十年か・・・。

嘘みたい。

帰りの車の中で、大学の校歌を口ずさみつつ、
桜並木を通り抜けました。
正直言って、あまり覚えてないのですけれどね。
そんな自分が不思議でした。
なんで、校歌なのでしょうかね。

戻りたいとか、そんなことではなく、
だだ、ただ過ぎて行った。

今のこの気持ち、悪い感じではなく、心地よい。
散るというより、きちんと過ぎ去った。