前向きな人生の整理整頓

人生も後半、一日が短いです。明日やると思っても、若者のようには明日はたくさんないのかもと気づいた今日この頃

あの黒い帽子 / Culture Club 4

2008年12月07日 23時16分28秒 | 音楽
現実逃避 80年代に時間旅行というタイトルで書いていた頃の記事です

 まず、この記事を読んだ方にアンケートを取りたいです。
  いらっしゃればの話ですが、コメントいただきたいです。
  

「母さん、僕のあの帽子どうしたでせうね ええ、夏、碓氷峠から霧積へ行くみち
で 渓谷へ落としたあの麦藁帽ですよ...」と、これは『人間の証明』で扱われた
西條八十の詩の一説ですが・・・っ
最近思うんですBoy Georgeは
一体あの帽子をどうしたでせうねえ ええ、あの黒いフェルトの 
ビビアン・ウエストウッドにあわせて被っていたあの帽子よ
 

わたしがBoy Georgeを思い浮かべるとき、ユダヤの男性の正装の黒い帽子に
(ジョージはラビ・ハットと呼んでいた覚えがあります)
Vivienne Westwoodと思われるコートを着ている姿です。

当時はSeditionaries(セディショナリーズ)とかWorld's End(ワールズ エンド)の
店名はよく目にした記憶があります。
World's Endはジョージもインタビューなんかで語っていた気がしますし、
Seditionariesではタータンのボンテージズボンをパパさんに買ってもらった
んじゃなかったっけ?買ってもらえなかったんだっけか?
お金が足りなくて買えなかったんだっけ?んんんっ二十年も経つと色々曖昧になりますな
でもタータンのズボンを履いていたピンナップを見たことがあるので、
好みのブランドであったと思われます。

話がそれましたが、思い浮かべるのは『Time』のプロモーションビデオの頃の姿です。
このビデオの最初のアップなんて実に美しいですね。
あー中に着ているシャツもビビアンに違いなさそうですわ。(確認しました)
この頃になるとデビュー時のヘアエクステンションの編み込みが緩んで外れて
しまったのか、前髪がハラリと下がって、哀愁の眼差しに影を落として、
これまた一層美しいですねえ。
余計なことだけど、エクステンションで引っ張ったのが額の後退の促進に繋がったのではなかろうか

ああっまた話がそれた。今日はファッション全体のことではなく、あの帽子のことです。
ボーイ・ジョージといえば帽子というイメージ。
おじさんになった今も帽子は常に公の場では愛用中ですが、被り方を見れば
昔とは違う意味も加えて、帽子は必須アイテムかもしれません。
現在のそれもとても似合っていますが、あの黒い帽子の印象には敵いません。

わたしは今もあの帽子は保管されていると思います。さて皆さん、どう思いますか?
誰も見てない?
まあいいや、その理由はですね、たくさんあります。

理由その① そうであって欲しいという自分の希望、願望
理由その② ジョージは以前物持ちがいい方だと言っていた気がするから
理由その③ 大きな家に住んでいて、帽子ひとつくらい処分しなくても保管場所には困らないから
理由その④ 来日した際に和装したときの日本髪の鬘を今も持っているといっていたので帽子もしかり
理由その⑤ これは、わたしの夢か妄想かもしれないけど、この帽子はジョンに纏わる物語が
        あったような記憶が。ジョンから貰ったか、すすめられたか、
        (ユダヤ教だから勝手にそう思ったのかも)
理由その⑥ これも曖昧な記憶ですが、昔ライブでファンに揉みくちゃにされて帽子を奪われ、
        ジョンが取り戻してくれたと語っていたような記憶があります        
        それがあの帽子なのかは不明ですが、わたしはそうだとずっと思い込んでいます
        な、わけできっととても大切にしていたはずだから
理由その⑦ しばらく被っていなかったのに、ジーザスラブズユーの頃、再び登場したから
理由その⑧  85年ごろの自宅の棚に収められている動画を観た事があるので、それ以降も
        そこに収まっているのではないかと思う。http://jp.youtube.com/watch?v=dvTzsalTMTM
(ちなみに4:02~4:10)

しかし、ここまで書いていて思ったけれど、
あの帽子は一つきりだったのだろうか 古くはトランプをつけたり、マスクをつけたり、
角をつけたりしていたこともあった 同じものをいくつか持っていたとか・・・

いやいや、やっぱりひとつだったと思いたい。
チョッとサイズが小さいように見えていましたよね。見えたというより小さかった。

Boy George記念館をつくるならば、あの帽子は欠くことができないアイテムよ。
日本人的発想でしょうか。

さて皆様どう思いますか?


続く
   次回Boy George の裁判のことを書こうと思います


コメントお待ちしています。