巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

巨人の未来はドラフトと育成、それと勇気ある抜擢で。

2017-09-27 | プロ野球
残り試合4試合となったシーズンの終わりに、それもCS進出(逆転3位)が絶対不利の状況で読売報知の情報操作的報道で世間の耳目を迷わせている感が濃く漂う。

巨人はあと4試合を全て勝ち、横浜DeNAが残り7試合のうち3敗すれば4位巨人が逆転する。巨人の4連勝もきついがDeNAの3敗も期待薄でもある。

結局、巨人が4勝して静かに待てば良い。騒げば騒ぐほどDeNAは死に物狂いになる。今年はそんな流れになっているのだ。

そんな3位争いのような低レベルの競争に一喜一憂するよりも、来年こそ「強い巨人」の礎を築くための構想を練ろうではないか。ファンが望む「強い巨人」とはどんな姿なのだろうか。

残念ながらあのV9時代の巨人の再現はできそうもない。ドラフト制度をはじめとする制度改革で戦力の偏りが規制された。その結果、どこが優勝してもおかしくない状況ができた。

どこも優勝候補という制度改革の効果はプロ野球をさらに面白くしている。球場のファンの色分けが変わったことで理解できる。それでも、巨人が中心にいればこそのプロ野球なのだ。

その巨人がこの数年低迷している。その理由は多岐にわたるだろうが、最も顕著なのが新旧の交代ができなかったことであろう。それは育成よりFAが手っ取り早かったからだ。

「打てなきゃ、打てる選手をFAで」といった姿勢は変形したチームを作ってきた。阿部に続くスター選手を作れなくて、ようやく坂本が、なのだがそれも心もとない。

どこのチームも自前の和製大砲を待ち望んでいる。その夢を叶えるのはドラフトでの指名獲得と徹底した育成しか方法がない。その方法を違えればその場限りの補強でしたない。

強くなる要素は「フォア・ザ・チーム」でしかない。「フォア・ザ・チーム」の根源はチームワークである。チームワークははえぬきに勝るものはない。

長嶋監督下での「地獄のキャンプ」がよく取り沙汰される。参加選手は若手のはえぬきばかり。鍛えられた彼らは後に大活躍する。鍛え上げる育成はチームワークも育てる。

来月に迫った今年のドラフト。注目は清宮に集中している。しかし、一塁しか守れない(それも下手)選手は巨人にはいらない。要るのは走れて守れる次代の大砲だ。

即戦力として慶応大の岩見外野手、松井の再来を思わす履正社・安田三塁手。この2選手は将来の中心選手となりうる逸材だ。特に、岩見。右の大砲だ。

来季の新しい顔は宇佐美。宇佐美の打撃を優先させて一塁へコンバートせよ。捕手は当分小林とし、小林の打撃を鍛える。阿部や村田を代打にという思い切った起用で出直すことだ。

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