DeNAにも勝てない理由。愚策だから拙攻になる。

愚策と拙攻のオンパレードで「負けなかったのでよかった」らしい。高橋監督の試合後のコメント。拙攻については「他にも方法があったかもしれないけど、サインを出したのはこちらだから」だと。

要は、「仕方なかった」と言っているのだろう。すべての好機に点が入らなかったというだけではなく、目を疑いたくなるほどの「あたふた」した光景が続くのだから「仕方ない」としか言えないのだろう。

何をどう考えれば、あんな采配が振れるのだろうか。その前に、どうしても疑問が湧いてくるのは、誰が考えた作戦なのだろうか？という問題。戦国時代なら命はない。

私は、村田が考え高橋が同意して攻撃作戦を考えていると思う。実行犯は村田で影の主犯は高橋って図式だ。もうひとり「独りよがり」の首謀者仲間がいる。斎藤め。

やはりこの３人が寄ると愚策とチョンボのオンパレードとなる。先発オーダーも投手のローテーションも継投のタイミングも、全て考えが尽くされていない。

固定すると考える必要がない。実の簡単だ。Ｖ９時代ではない。放っておけば勝つ巨人ではない。それでも考えることが苦手なベンチは考える素振りもない。

１点を取り合う試合になって、普段使わない頭を使うものだから妙ちくりんな考えの作戦が炸裂する。妙な作戦は、これまた考えることの不慣れな選手の間抜けな頭を混乱させる。

昨日の対ＤｅＮＡ３連戦の初戦。ドローとは言えエース菅野が投げている試合。勝たなければ負けも同然なのだ。ポイントは７回の攻撃。延長での拙攻は恥の上塗り。

先頭のマギーが四球で出塁。無死１塁。そして代走。次打者は５番岡本。勝負に出たなと感じたが、何とその岡本に送りバントのサイン。「こりゃまた、？」と考える間もなくバント失敗。

何もかもが一気にしぼむ。送りバントは得点圏に走者を進める確率は高いという。普通はそうだろう。バントができるかどうかの確率は考えないのだろうか。あ、そうか。考えるのが・・・

サインを送るベンチもベンチなら、行う打者も打者だ。どちらも未熟者同士だからウルトラＣなど起こるわけがない。高橋か村田か知らないけど愚者の考えは愚策にしかならない。

延長戦でも同じシチュエーションで同じ失敗をしている。最もバントが下手な選手にバント指令。成功確率は？なに？考えていない？あそこは誰がどう言おうとバントだろう？ってか？巨人の？野球ではＤＥＮＡにも勝てない。