巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

巨人よ、広島の強さを理解しているか?

2017-09-23 | プロ野球
広島がなぜにここまで強いのか。その強さの根源を調査研究したことがあるのだろうか。そこそこ活躍した選手を金でかき集めてくれば広島に勝てると思うてか?

で、FA制度を活用して、自前の有望選手を放出してまでのトレードで、外国人を、って、結局生え抜き選手や在籍選手、若手選手を鍛えないで甘やかして形こそ揃った巨人。

カネを湯水のように使っての「強そうな」巨人を作ったものの、その結果が年々低下しているというのはどういう訳なのか。そんなことを調査研究したことはあるのだろうか。

広島が強いのは、選手全員が「フォア・ザ・チーム」に徹しているからだ。その意識はベンチともども選手全員が共有して、さらには当然のようにできているからである。

個々の力をチーム事情などお構いなしにカネで寄せ集めたチームには、その「フォア・ザ・チーム」の意識が備わらない。「我が我が」の単なるうむぼれチームなのだ。

だから、勝つときは胸がスートするほどの快勝で、負けるときは周りのモノを蹴飛ばしても怒りが収まらないような悔しい負けをする。もっぱら弱い相手から勝ち星をあげる。

数年前から拙ブログではそんな巨人を「弱い者いじめ巨人」と揶揄してきた。いつからそんなチームになったのか。はっきり言えることは、原が監督となってからだ。

それも、日本シリーズで楽天に日本一を奪われてからであり、その時に原が責任を取らなかったこと。責任を取らせなかったことが原因だ。

生え抜き選手が活躍しないチームが長いシーズンを身を削ってまで戦うことはない。無茶な年ぽ査定で集めた選手だから移籍した選手も、当然年俸に見合った個人記録を優先する。

そこには「フォア・ザ・チーム」より「自分ファースト」の心しかない。クルーズがその典型だった。とはいえ、皆が皆「自分ファースト」なのかと言えばそうでもない。

自らチームに溶け込んで働こうとする選手が殆どなのだ。それでも「フォア・ザ・チーム」溢れるチームにならないのは生え抜き選手の意識の弱さにあるのではないだろうか。

生え抜き選手ばかりでチームを構成しても「フォア・ザ・チーム」の意識が低ければ強いチームは作れない。プロだから個人の技量がプラスできなければならない。

それらは親会社の幹部の意識にまで遡る。「カネで集めてくりゃ良い」としか考えない球団の意識では選手に「フォア・ザ・チーム」の精神を植え付けることはできない。

現に、そんな巨人の戦いは影を潜めた。はえぬきを育てることこそが「フォア・ザ・チーム」を根付かせる唯一の方法なのに、それができない巨人が年々成績を落とすのむ当然なのだ。

清宮がプロ志望の届けを出した。でも、清宮は他の球団に任せよう。守備と走力に難のある選手は、またもや大田、岡本になる。やめとけ、やめとけ。