巨人ファンだが、内閣御用新聞読売と原は大嫌いだ。デタラメ補強で2軍は不良債権がうじゃうじゃ。若者の未来が淋しい。

読売の知恵ってこんなもの。お札が空を舞って、胴上げできず。躍動の若き巨人はどうも見られそうにない。せめて高校野球の上を。

巨人の4本柱で29なのになぜに2?

2017-09-05 | プロ野球
勝ち数から負け数を引いたいわゆる「貯金」の話です。4本柱とは言わずと知れた巨人の先発勝ち頭4人集のこと。菅野、マイコラス、田口そして畠をいう。

巨人は9月4日現在61勝59敗で貯金は2です。上記先発4人の勝ち負けの差は合計29ある。29勝の貯金があるということです。61勝のうちの半数近くがこの4人による勝ちゲーム。

じゃあ、誰が一体この貯金を食い荒らしたのかということになる。その大部分はベンチの失策といえるのだ。打てない打線の見極めの失敗、先発投手選出の失敗などなど。

打線の機能不全はベンチの最大の失策。その元は補強の偏りによる。いまやマギーのセカンドに違和感がなくなった感はあるものの、サード起用にこだわって村田を生かせなかった失敗。

「セカンドにマギー」といった窮余の策で少しは貧打を解消した感はあるが、こうした作戦には様々な要素はあっただろうが、いまや遅すぎた感がする。

で、この先発4人の作ってきた貯金はなぜ2つしか残っていないのかという問題。敗け数が多いその他の投手の合計負け数は合計23。マシソン、カミネロの合計8を加えて31となる。

4人で作った貯金をその他の投手で使い切っているのだ。この敗けは投手ひとりひとりの技量によるものだが、ベンチの投手起用の失敗でもある。

特に、内海と宮國の7敗(合計14敗)、大竹、森福、吉川で9敗は大きい。そして、先発投手が好投しているにも関わらず打てないで負けた試合が多いことも、言わばベンチの失策なのだ。

シーズン当初から好調だった坂本を中心にした打線をまとめきれなかったところに今年の巨人の得点力不足がある。FA選手の出遅れ、期待以下の成績など見極めが甘いベンチ。

残りの20試合ほどでCS進出を目指すというきわどい戦いが今日から始まる。日程が詰まっているとか空いているとかの問題より、何が何でも勝つという気構えがいる。

そうでなければ、先発4人では賄えないのだ。今日の中日戦先発は宮國。結局先発は足りないから宮國ということになる。大竹はどうしたのよ。中日に強かったのではないのか?

沢村は1日で抹消された。投げられないのに1軍に上がってきたという。どうなってるのかねえ、巨人のコーチ連中は。投手ではなくしっかり打ち勝たなければCS進出なんか無理。