山の自然

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脳の活性化に一役かっています

2016年01月28日 | こども
先日、某小学校での「昔遊びの会」の打ち合わせで、遊ぶことを主体にするというお話でした。

しかし、一部「簡単に折れるものは作ってみたい。」とも。



そこで考えたのが、上段の右側「ジャイロリング」です。(2015年08月11日 に書き込みに作り方があります。)

そして、上段の左側「宙返り飛行機」、下段が「クルクルリボン」です。

実際に作る時、飛ばすときを想定して紙の種類を検討。


この昔からある遊びが科学的に検証され、脳の活性化に一役買っているとの事。

けん玉は、集中力をアップさせる。

日本では、柔道でオリンピック金メダリストの古賀さんが、大学で学生の練習前に集中力を高めるために実際に使っているそうです。

「お手玉を聞き手でない方の手で投げ、利き手で受け取る。」事をすると、前頭前野が活発化するそうです。

イギリスで研究結果で、ジャグリングを6週間すると脳神経細胞が6%増えたそうです。

実際に認知症の予防などで医療機関などで実施されて効果を出しているそうです。

さらに効果が高いのが折り紙。

手先を使い、完成形をイメージしながら折ると、脳のいろいろな所を使うため、前頭前野をもっと活性化するそうですよ。


出来たら、公園で試験飛行です。

当日は、グランドで行うことを想定し、風のある日に飛ばしてみる事に。

外は風がキツイ!

この位キツイと屋内で飛ばす事に鳴るかな?と思いながら・・・。

飛ばしてみると、風のおかげで意外と飛びますね。

次々と試験飛行していると、遊んでいる子供たちが寄ってきて、「すげーい、ものすごー飛んでいる。」と。

「飛ばしてみる?」と聞くと、「うん、やる、やる。」と笑顔いっぱいの顔で目を輝かしています。

飛ばし方を教えてやると、上手に飛ばしました。

「作ってみる?」と言うと、「作りたーい」と二つ返事。

一番簡単に出来る「ジャイロリング」をつくります。

聞くと小学一年生、某小学校も一年生、私にとっても良い体験となりました。

自分が作ったものが、上手く飛ぶと嬉しくてしょうがない様子。

「宙返り飛行機も作りたい。」と引き続き取り掛かりました。

しかし、だんだん薄暗くなってきて、「帰らないとお母さんが心配するよ。」と言うことで作っただけで飛ばす事が出来ませんでしたが、満面の笑顔で帰っていきました。

つくりながら聞いたことですが、「学校へこのようなものを持っていったらいけんのよ。」とポツリ。

余りにも制約が多すぎて、子どもたちの創造性や、外で遊ぶきっかけが少なくなっているような・・・。

色々な効果がある「昔遊び」、ゲーム等は問題がありますが、身近なもので役に立つものは自由に出来たらいいのにね。

いい事が一杯あるのにな~。

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