昨日は、用事があり公民館へ出向きました。
ちょっと、覗くとそこには石臼が置いてありました。
きちんとセッティングされており、大豆を入れ引いてありました。
この日は、子供たちのために、近隣の校長先生が来られ読み聞かせをされるとか。
そのお話の中に出てくる石臼を持参されたとの事でした。
「海の水は何で塩辛いのか?」と言うお話ですが、お話もお話ですが、子供たちはこの石臼の方が気になるようです。
持ち主の方が使い方を実演。
見た後は、多くの子供たちが体験。
最初は、高学年のお兄ちゃん。
さすがに軽々と回します。
順番に回しますが、1,2年生になるとちょっと持てあまし気味。
取っ手を持って回すと手が届かなくなり、石臼の縁を持って回転。
動かなくなると、みんなで石を回します。
さすがに異学年の集まり、困った時は皆で協力して解決。
辺りには、「プ~ン」と言い匂いがしてきます。
摺りたての黄な粉は何と言えません。
粉を少し頂き口にすると香ばしい美味しい黄な粉でした。
手で回し粉にしていく過程は、時間もかかり大変ですが、心こめた作業のおかげで美味しい黄な粉の完成です。
最近は、石臼も庭などに使われていますが、やはり本来の使い方をして初めて臼たちも喜んでいると思います。
この臼さん、何十年ぶりかの現役復帰だそうです。
臼さんもとっても嬉しそうにしていました。
道具は、使って何ぼですよね。