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山の自然

身近な野山の花、虫や鳥たちの写真を撮ってます。それと農業も。

おなかへった!

2014年10月20日 | 子育て
力仕事をするとお腹が減ります。

プ~ンと何かいい匂いがします。

はい、はい、はい。

きょうは、若奥さんがご飯を炊いてくれています。

炊くといっても電気でスイッチ「ポン」ではありませんよ。

26年度産の新米を羽釜に入れ、竈で炊きます。

最初に水を入れたら、底からサッと混ぜ、すぐに捨てます。

これは、糠臭さをお米に吸わせないため。

後は1~2回洗ったらOK.

竈に据えます。

水入れましたか?

「あっ、どうしよう。水どれだけ入れる?」

そこは任せてください。

おコメの表面を均したら、女性は手首まで、男性は手の甲まで水を入れたら蓋をして炊きますよ。

それでは、天下。

違った、点火。

順調!順調!

2014年10月19日 | 子育て
それでは、稲刈りの現場の方へマイクをお返しします。

現場では、お父さんやお母さん、そしてお兄ちゃんお姉ちゃんと多くの親子が頑張って刈っています。



みんな頑張っていますが、こちらではお兄ちゃんグループが、反対側の畔まで刈り取り、既に隣の列へ移っています。

早いですね。



おっと、こちらは、小さいお兄ちゃんグループです。



みんなが刈り取った稲を、一生懸命に運んでします。

小さなお兄ちゃん達のいでたちが凄い!

帽子にマスク極めつけがサングラス。

何処の怖い人?

右側中央にいる小さなおっさん。

紅の豚に出てくるポルコさん?そっくりさん?

「ポルコじゃねーよ。ここの息子よ。」とプンプン。

お見それしました。


実は、農業大好きなちびちゃん。

毎日、ジジババについて畑に出向き、草むしりや苗付をするとか。

昨年のクリスマスプレゼントは、猫車にクワにスコップ。

今年は、トラクターを予約しているそうな。


ちょっと脱線してしまいましたが、皆さんすごい勢いで刈り取っていきます。


ホギに干していく稲をくくるのが間に合わない~!




お米さん、ヤッサンの気持ち

2014年10月18日 | 子育て
「ザク、ザク」、「ザク、ザク」稲が刈られていきます。


ちょっと「ヤッサン」に一言聞いてみましょう。

わ た し どんな気持ちですか?

ヤッサン う~!もう少ししたら刈られると思うと・・・。

     でも、これが自分の役目だからね。

わ た し 役目?

ヤッサン そう。刈られて、干してもらって、脱穀してもらって、籾摺りをしてもらう。

     玄米になるでしょ。

     最後に、糠を取ってもらったら美人になるでしょ。美味しくなるのよ。

     そして最後には、みんなに食べてもらうの。

     刈ってもらうと、ちょっと痛いけど干してもらうと逆さになるでしょ。

     茎や葉っぱの中にある栄養を籾の中に最後の一滴まで送るの。

     それができると私たちは生きとだえるの。これが役目なの。

     でもね、それをみんなに食べてもらえるから、みんなの体の中で生き続けていくことができる。

     みんなの栄養になってね。

     私たちの先祖は、弥生時代からず~とそうしてきたの。

     これからも地球がある限りね。

     だから、寂しくも、怖くもないの。

     みんなの役に立つということは嬉しいものだよ。

     沢山のお米さんができると嬉しくて、嬉しくてたまらないの。

     特にこんないい子たちに刈ってもらえると沢山お米さんができ良かったと思うんだ。

わ た し ありがとう。

     いつも当たり前に食べているけど、いろんな人がいろんな形で携わり出来上がっているものね。

     大事な命をもらって自分たちが生き延びているんだものね。

     ありがとう。

     今日参加してくれた多くの人たちにも、その気持ちを良く伝えるよ。

用意は良いか?用意は良いよ!

2014年10月17日 | 子育て
わあ~、凄い!凄い!

来るは、来るは、一体何人?来ているのかな?


一人、二人、三人・・・。

もう数えきれないよ~。


主催者の挨拶が済んだところで、「稲刈り」のはじまり、始まり~。

今日は、家族で参加される方も、子供だけ参加されている方も色々。

各グループごとに分かれ、畦道を歩いていきます。

台風の後でぬれているから滑りやすいから気を付けてね。

「せいれ~つ!」の声に所定の場所につきます。




各グループごとに稲刈りの仕方を実践してみてもらいます。

さあ、次はあなたの番ですよ。

僕どうかな?

お父さんに後ろから手伝ってもらいながらの稲刈りです。



「ザク、ザク」と稲が刈られていきます。


あっちでも、こっちでも、「かれた~!」と大きな声が。



インタビュー

2014年10月16日 | 子育て
わ た し 今年の天気はいかがでしたか?

ヤッサン 今年の天候は不順で困ったよ。

     太陽さんの日差しが足らなくて、中々太れなくて稲刈りに間に合うかヒヤヒヤしたよ。

     でもね、子ども達から田植えの時に応援してもらったから、頑張れたよ。

     美味しいお米になっているよ。

わ た し 今年の出来具合はいかがですか?

ヤッサン 今年は、低温と日照不足によって作付指数(出来具合)は96で「やや不良」だって言っていたけど、

  
     ヤッサンはなかなか良かったよ。

     籾の数をちょっと数えってみたら、1本の茎に130粒あったよ。

     分げつ(根元付近から新芽が伸びて株分かれする事)も30本前後。

 
     昨年より多いと思うよ。


わ た し それでは、算数の問題です。1株でいくら位籾が出来るんでしょうか?

     1本の茎にでどのくらいの籾の数ができたでしょうか?


孫の一男 1本の茎に130粒で、茎の数が30本でしょ。

      130粒×30本だから~、え~と、え~と、3,900粒。


わ た し ピンポン!正解。

     これは凄い!

     たった一粒の籾が、3,900倍にもなるとは。


ヤッサン 普通は、1本の茎に80粒、1株当たりの分げつ数は25本程度で、籾の数は2,000粒と言いますからね。

      これは畔際は、一番出来の良いところなので、平均すると少し減ると思いますがね。

わ た し それにしても効率の良い作物ですね。

     おっと、子供たちが集まってきましたよ。


前置きはいいから早く!

2014年10月15日 | 子育て
前置きはそのぐらいにして、稲刈りを始めましょう。

まずは、ノコギリ鎌を使っての稲刈りです。

その後は、ホギに掛け天日干しにします。

「ホギ」?若い方は分からないかもしれませんね。

「ホギ」とは、足を立て物干しざおのように木を渡し、刈り取った稲束をその上に掛けて乾燥させる設備のことを言います。



それでは、ご紹介します。

今年の稲さんです。

ヤシロモチの「マッサン」で~す!

「マッサン」じゃなかった。

「ヤッサン」の間違い、ゴメン、ゴメン。

どうも歳を取ると間違えるばかり、とほほほ・・・。


某テレビ局の朝ドラの見過ぎだって!

イヤ~、お恥ずかしい。

それはさておき、どうです?

 


大きくて立派な穂でしょう?

それでは、ヤシロモチの「ヤッサン」にお話を聞いてみましょう。

なんで稲作り?

2014年10月14日 | 子育て
皆さんおはようございます。

今日は、こちらの田んぼで稲刈りを行うので講師としてお邪魔しました。

子ども料理教室はたんぼオーナーの若いお嫁ちゃんが開いており、山奥で昔ながらの稲作りをしている私に依頼が来たという事です。

今日の参加者は、子供料理教室の生徒さんと保護者の方々です。

こちらでは、昔ながらの稲刈りを行う、つまり、手で植え、手で除草を行い、手刈りをします。

欲しいものが自由に手に入る時代ですが、時間や手間がかかっても、ものづくりの楽しさや達成感を味わう。

安全で物の持つ本来の味を、五感を使って味わせたい。

稲さんが頑張って未来のために実らせたお米さんの命を頂く意義を、また、脈々と受け継いできた稲作りを、先人の知恵として若い次世代に繋いでいくために。


若い先生ですが、なかなか出来る!

いよいよ、いねかり!

2014年10月13日 | 子育て
子ども料理教室で稲作りの講師をさせてもらっている私。

今年6月に田植えをしましたが、

何と言うことでしょう。立派に大きくなりましたが、最後はおまけで倒れてしまいました。

田植えと稲刈りは私が皆さんと行いますが、水管理などは、主催者のじじばばが頑張ってされます。



稲刈りは、10時からですが、それまでにいろいろ準備が必要です。

一番は、稲を刈り取った後干す「ホギ」づくり。

主催者のご主人と私が担当。

周りは田んぼばかり見渡す限り平地で風通しの良い事。

昨年は、何回も倒れてしまいました。

今年は、倒れないようにね。

稲刈り前にひと仕事。




いねかり

2014年10月12日 | 子育て


いや~、楽しかったのですが、疲れました~!

今日は、稲刈りの講師で出かけたんですが、忙しかった~!

朝5時から起き、8時までに相手方まで出向かなければなりません。

出向くと早速、稲架掛けする稲架を準備します。

昨年は、台風などで3回も倒されたそうです。

今年は十分策を練り、足は3本に。

さらに足元にくいを打ち補強。

これで、台風19号もどんとこ~い!


わくわく子どもまつりin岡山ドーム

2014年10月10日 | 子育て

このイベントでは、岡山市内で活動する青少年団体や子育て支援団体が一堂に会し、

子どもたちの遊びと体験活動の機会をつくるとともに子育てに関する情報と学びを発信し、

学びの輪を広げるとともに、子育て中の保護者への支援の輪を広げる事を目的としています。

あわせて、青少年育成や子育て支援に関わる市民や団体と行政期間とのネットワークを築く機会としても活用されています。



「わくわく子どもまつり」は、平成16年度より始まったイベントで、もう11回目のです。


遊びがいっぱい!楽しい情報がいっぱい!こどもたちの笑顔と歓声が広がる参加型イベント!

青少年団体や子育てグループ、子育て支援グループが参加し、市民の「手づくりまつり」です。


主催は、わくわく子どもまつりin岡山ドーム実行委員会を筆頭に、  心豊かな岡山っ子応援団・岡山市・岡山市教育委員会・岡山市子ども会育成連絡協議会・岡山市PTA協議会・岡山市社会福祉協議会と、もうALL岡山。

岡山の町全体が子供たちを支援しています。

開催は、  平成26年11月2日(日曜日) 午前10時から午後3時まで。

開催場所は、岡山ドーム・多目的広場(岡山市北区北長瀬一丁目1-1 電話086-805-3377)

平成26年度実施内容ですが、

平成25年度の様子

今年度で11回目を迎えます。岡山市内の様々な子ども組織、子育てグループ、子育て支援組織が日頃の活動の成果の発表や、子どもの遊びや子育て情報を発信したり、さまざまなブースを設けてみなさんをお待ちしています。

(1)ワイワイわくわくブース
 市内の子ども組織、子育てグループ、子育て支援団体や行政等がブースを設置し運営します。
 *子どもたちの遊び・体験活動の機会を提供
 *団体の活動紹介
 *子どもと子育てについて共に考える学びの発信
 *子育て情報等の発信
(2)わくわくわんぱく広場
 ドーム内広場に集団遊びのできるスペースを設置します。
(3)キラキラわくわくステージ
 *子どもたちのパフォーマンス、日ごろの練習成果の発表
 *親子・参加者と一緒に遊べるゲームなどの指導
(4)なになにいろいろ情報コーナー
 *チラシ・パンフレットの置資料、壁新聞・ポスター等の掲示
 *子どもたちの遊び・体験活動の機会の情報提供
 *施設・団体の活動紹介
 *子どもと子育てについて共に考える学びの機会の情報
 *その他子育て情報等の発信
(5)ぽかぽかわくわく屋台
  昼食・軽食・飲み物・デザート等飲食物の販売や作業所作品の販売
(6)ニコニコわくわくフリーマーケット・子どもフリーマーケット
 おとなは子育て関連用品のリサイクル販売。子どもは手作りや自分が使わなくなった文具・おもちゃの販売。
 *大人が売り手になる子育て用品などの「子育てフリーマーケット」
 *子どもが直接売り手になる「子どもフリーマーケット」

今年も山盛り一杯の企画が準備されています。

多くの方の参加をお待ちしております。

上記内容は、岡山市岡山っ子育成局こども企画総務課 HP より

どちらも子育て

2014年09月12日 | 子育て


昨日は、稲刈りの事を書きましたが、今日も稲作りの話です。

今日は、ある会議で打ち合わせ場所に行った時の事です。

ふと見ると、発泡スチロールのたんぼに稲が一杯穂が垂れていました。

お聞きすると、地域の若いお母さん方を中心にした「子育て支援」のグループが実施しているとの事。

立派に穂をつけ、たわわに頭を垂れ、稲刈りまで2週間ほど先か?

良く見ると、雀除けにキラキラテープに網が掛けてあります。

ただ網は、キューリ用のネットで、ちょっと大き目かな?

お聞きすると、やはりスズメさん達の襲撃を受け始めたそうです。

でも、・・・、どうする?・・・。

目の細かいネットを掛けるか、スズメさん達に大盤振る舞いするか頭を悩ませておられました。

悩みますよね。

その夜・・・

2014年06月15日 | 子育て


さすがに、炎天下での田植えは疲れました。

しかし、思わぬところへも・・・。

お風呂に入ると、足と手首から先が「ヒリ、ヒリ」とします。

何でかと思うと、よく見ると陽焼けです。

作業中は何も感じませんでしたが、よく見ると膝から下で、水面の間だけ赤いのです。

孫たちに聞くと「何ともなっていないよ。」との返事。

いかに外で鍛えていないか良く分かります。

いずれにせよ、秋の収穫まで楽しみが増えました。

稲さん、自然に負けず、自然体でいこうね。

できたぞ~

2014年06月14日 | 子育て


なんだかんだと言いながら楽しい昼食も過ぎ、子供たちが帰った後、最後の仕上げです。

浮いた苗、斜めになった苗、深すぎ沈没した苗など少し手名を資する苗もありましたが、無事終了。

この辺りでは、一番早く田植えが終わります。

9月の終わりには、オーナーの他の田んぼの稲刈りが始まり、この田んぼも10月頭には出来そうです。

今年は冷夏になる恐れもあるとか、「稲さん、自然に負けずにしっかりと穂を付けてね。」と祈りながら。

食べすぎそう

2014年06月13日 | 子育て
いつもは、「子供料理教室」ですから、子供たちが食べるものを作るのですが、今日は田植えに専念するために、先生たちが料理をします。

まずは、おにぎり。

これは、オーナーがこだわりを持ち、丹精込めて作ったヒノヒカリの「ひかり米」。

用水路から水を引き込んだところに備長炭を置き、水を浄化して入れます。

農薬も最小限の減農薬米。

田植え後は、じいちゃんとばあちゃんが田んぼに入り、手で草を取っていきます。

取った草はもちろん田んぼの中に埋め込み新たな肥料となります。


後は、卵焼きに、オーナーが作ってくれた野菜たっぷりのトン汁。

塩麹につけた漬物。


子供たちも、おにぎりを頬張ります。

一つ、二つ・・・。

この教室は、食べられるだけお皿にとって食べます。

食べられる量しか取りません。

でも、よく見るとお皿には、お握りが四つ、五つあるのは当たり前。

お代わりする子の最高は、何と十個も食べていました。

いや~、体を動かし、おコメ本来の味を知るとご飯だけでも美味しいことが良く分かるんですね。

早く食べた~い

2014年06月12日 | 子育て
このような状態ですから、昼食を食べるにも大変です。

足だけでなく、もちろんお尻にお饅頭が出来ている人も多々います。

まずは、ホースのシャワーで洗います。

6月の晴れた日とは言え、水道水はまだ冷たいですよね。

「キャ、キャ」言いながら頭から水をかぶり足や服の泥を落としていきます。

おおむね泥が落ちると、ビニールプールに溜めた水の中にチャプン。

太陽の陽で温めていたのでこちらは温泉気分。

さすがに20人近い数になると中々終わりません。

やっと座って、「さあ、食べるぞ!」