PSの会社の敷地内に、2棟の研修棟が建っている。1棟は木造で、1棟はRC造(鉄筋コンクリート造)である。社員や大学のゼミの研修の宿泊棟としての機能を持つ。そのどちらもアンドレア女史の設計である。
こちらは木造の研修棟
この木造の施設の熱源は、薪のボイラーを使用している。
木の温もりが感じられる。玄関部分だけ硝子で仕切られていた。岩手のこの辺りは気温が低い。スイスに一番気候の似ている事も、選ばれた条件の一部だそうだ。
吹抜を持つ2階建である。
個室の設計も、我々とは明らかに感覚が違う。もっとも驚いたのは、施工したのは日本の工務店だろうと思うのだが、大雑把な収まりには違和感があった。材料は地元の赤松のようだが、見事に狂っていた。
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こちらはRC造の研修棟である。大きな開口部を取るために梁を止めている。窓の外の上部には、直射日光を避けるルーバーが設置してある。この高さとバランスが素晴らしい。梁の上にある黒と白の部分は、放熱板で冷房を担当している。暖房は窓の下の小さなパネルである。
壁からキャンティレバーで出たRCの椅子が面白い。遊牧民の家の雰囲気がある。
吹抜から見下ろしてみた。
キッチンのカウンターの前にあるのも、ヨーロッパの椅子なのだが、このデザインと色はイタリアを彷彿させる。
個室のデザインも、20年も経ったと思えないほどだ。この部屋のパネルは赤色で、窓の下に設けるのが基本である。
申し込めば、宿泊が可能だそうだ。アンドレア女史はRC造の建物の設計の方が長けているように思えた。ただ20年前の作品だから、現在はもっと進化していると思われる。ドイツに行きたいなと思わせる建物だった。
こちらは木造の研修棟
この木造の施設の熱源は、薪のボイラーを使用している。
木の温もりが感じられる。玄関部分だけ硝子で仕切られていた。岩手のこの辺りは気温が低い。スイスに一番気候の似ている事も、選ばれた条件の一部だそうだ。
吹抜を持つ2階建である。
個室の設計も、我々とは明らかに感覚が違う。もっとも驚いたのは、施工したのは日本の工務店だろうと思うのだが、大雑把な収まりには違和感があった。材料は地元の赤松のようだが、見事に狂っていた。
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こちらはRC造の研修棟である。大きな開口部を取るために梁を止めている。窓の外の上部には、直射日光を避けるルーバーが設置してある。この高さとバランスが素晴らしい。梁の上にある黒と白の部分は、放熱板で冷房を担当している。暖房は窓の下の小さなパネルである。
壁からキャンティレバーで出たRCの椅子が面白い。遊牧民の家の雰囲気がある。
吹抜から見下ろしてみた。
キッチンのカウンターの前にあるのも、ヨーロッパの椅子なのだが、このデザインと色はイタリアを彷彿させる。
個室のデザインも、20年も経ったと思えないほどだ。この部屋のパネルは赤色で、窓の下に設けるのが基本である。
申し込めば、宿泊が可能だそうだ。アンドレア女史はRC造の建物の設計の方が長けているように思えた。ただ20年前の作品だから、現在はもっと進化していると思われる。ドイツに行きたいなと思わせる建物だった。
たしかに、gooって、そんな事がありますね。
この研修棟に着いている窓から見る景色は、絵のようでした。雑木林が枠の中に切り取られているんですね。四季折々の一服の絵だと思いました。