goo blog サービス終了のお知らせ 

最後の新聞売りの男 パリ・サンジェルマン

2012-10-26 20:20:49 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 BSの「パリで会いましょう」という番組で1区ずつ紹介してるんですが、今日は6区、サンジェルマン・デ・プレのあたりです。

 そこにパリで最後の新聞売りの男がいる。もう50は過ぎてるかもしれない。彼は新聞を売り歩き、店の中に入ってまた新聞を売る。

 街の中で彼を知らない人はいない。それくらい有名で愛されている人だ。

 彼はパキスタン人だが、パリへきたのは、貧困が原因で、パキスタンで儲けることは難しいとバスに乗ってギリシャへ行った。そしてギリシャから港を経由してフランスの港につき、ここへと流れてきた。

 一般の人も有名人も誰とでも仲良くなれる。

 本も2冊出したそうだ。


 でも、パリに来た頃は大変だったそうだ。2,30年前だから、移民も少なかった時代だ。パリが開放的な街かというと最近はそうかもしれないけど、昔はプライドの高い街だ。
 けれど、この男は新聞が売りたいだけだと彼を理解し、店に入れてくれるようになった。

 そして今の彼がある。

 流しの新聞売り。

 これからも現れないだろうな。

 流しのギター弾きが酒場に出没し歌ったり、演奏してお客に歌わせたそれに似ている。


 今、6区あたりは高級なブテックが並ぶ街になっているらしい。

 昔はサルトルや時の哲学者、文学者が激論を交わしていたらしい。

 何が変わるとそうなるんだろう。


 しかしコミュニケーションですね。外国だと特にそうだけど、日本でもそうだ。

 言ってみなければ、聞いてみなければわからないことはある。


 パリか…。

 憧れる分、見てると行きたくなる。

 けれど、今はいけない。ちょっと寂しい。

 テレビの中のパリに浸る。

う…、お仕事日和だ

2012-10-26 15:17:22 | 日記風
 雑用に振り回されていたかと思ったら、ついにそれが片づいたぁーーー。

 そしたら仕事だぁーーー。

 首が痛いとか頭痛がするとかPCに原因があるんだけど、ここから離れられないからどうにもならない。

 頭痛薬、一発!の世界になってくる。
 でもある医師に言わせれば、あれは気休めだ。ストレッチやウォーキングで身体を動かした方がいいそうだ。

 夏場は日差しが怖いお年頃だったけど、これくらいの季節ならもう大丈夫かな?


 その内、いろいろ歩いてみよっと。


 街って半年もしない間に変わることがありますからね。


 久しぶりに行く場所がどうなっているか、ちょっと楽しみだわ。


ペンネームの由来 例えばつかこうへい氏

2012-10-26 13:00:00 | 日記風
 あちこち見ているとつかこうへい氏のペンネームの由来は

 ・いつか公平な世の中になるように
 ・母親がひらがなしか読めなかったから平仮名表記になった

 ということになっている。

 実のところ、ペンネームの由来なんてあんまり喋りたくないものだ。

 私が本を出すときもある知り合いの占い師に「も」が付く名前にしろと言われた。

 それはどんな意味があるんだ?

 突然思いがけないことを言われてもね。

 理由は、そういう感じがする。→なんでそういう感じがするの?→占いだから。
 明確な理由はないらしい。

 正直言っていやだ。


 あんまり柔らかい音って言うのが好きじゃないんだよね。

 それに芸能の場合なんだけどあ行ま行などが相応しい音だと言われている。

 だからそういう音を使いたかったの。

 迷信でも思いこみでもそういう所にはすがりたくなる。

 なんだけど、いろいろ試行錯誤したらこうなってしまった。

 「いしかわ」だと鋭い音って気もしなくもないでしょ。



 話はずい分ずれたけど、つかこうへい氏のペンネームの由来は いつかこうへい…ではない。
 誰かが言い出したのか、本人が尋ねられて、そう答えたのか判らないがそれが1人歩きしてしまった。
 つか氏が背負う背景に原因があって、それがなんだがドラマチックだったんでしょうね。

 けれど、違います。
 ご本人が「飛龍伝」神林美智子の生涯(集英社文庫)のあとがきの中で書かれています。

 由来は「奥浩平」という名前にある。
 奥さんというのは60年代の安保の頃の活動家のことらしい。

 この時代に生きた若者は安保に参戦するか、ピッピーになるか、どっちかに別れたらしいですね。

 おそらくお母様が読めるように平仮名にしたというのは本当だと思います。




 名前をつける場合、な行辺りにしない方がいいという説もあります。
 なぜなら、タレント名鑑などを見ても判りますが「あ」から順に書かれています。
 「あ」と「ま」の多いこと。
 見てると疲れます。

 だから、な行くらいになると読み飛ばしたくなるそうです。

 だったら「わ行」にした方が、もう少しで終わるぞと気持ちを入れ直して見られるらしいです。

 目立ちたいならそういうことも考えるってことでしょうかね。

 けれど他人が付けた場合を除き、たいていペンネームでも芸名でも(芸名は事務所がつけるので、本人の意向が反映されることはほとんどないと思います)いろんな思いが詰まる物。

 つかこうへい氏の場合もそうだったと思います。

バット・タイミング それでも神は降りてきた

2012-10-25 21:00:00 | 日記風
 今日は見事にタイミングが合わない。どこへ行っても混んでるし、並ぼうと思うと先に1人入ってしまう。

 タイミング悪い。

 どうでもいいことと言ったらそうなんだけど、70代かもしかしたらもう少し上のご婦人が杖をついて、4,5段の階段を家族と共に上がっていた。
 その後ろから、関係のない60代くらいの女性が、前のご婦人が上がるのを待っている。
 その後ろに、私。

 ご高齢の女性が悪いと思ったのか、突然降り変えって「どうぞ」と言った。
 「いえ、どうぞごゆっくり」
 「すいません」

 という風にそこで時間がかかっている。多分何秒ってところだろうけど、その会話をしてる内に上がってくれた方がいいんじゃないと思わず思う。
 たった4,5段の階段だから。

 と言って、これが何も言わずゆっくりそのご高齢のご婦人が階段を上がっていたら、絶対、非常識だなと思うんだ。

 相手の気持ちが判らないから、他の人のことなど考えてないと思ってしまう。

 だから、礼儀合戦の日本としては通らないといけない会話なのかもしれない。


 けれど、こういう具合に何もかも間が合わない日だった。

 そんなことでいらいらしてたら、それこそ疲れるけどね。


 そのあと、ついに神はきた。

 この日、頭痛薬が欲しくて内科に行ったんだけど、そこで隣りにすわっていた人が会話をしてるのが聞こえてきた。

 女性のどういう関係の人か判らないけど知り合いが心臓に何かがあって緊急入院して緊急手術をしたそうだ。
 今も面会謝絶だというから、症状は重たい。

 それを聞いていた男性が
 「眠ってなかったんでしょ。ストレスためてたんだよな」
 女性が、あなたはストレスないって言ってたわよね、というと
 「そう、ストレスないよ。ストレスって、自分で作るんだよ。欲と計算がぶつかってそこに生まれるんだよ。だからやりたいと思ったらやっちゃって、あとで考えることにしているんだ」
 というようなことを言っていた。

 そーーか。

 ストレスは自分で作るのか。
 確かに納得だ。
 自分で悩んで迷って困っている。

 やりたいことをする。それができない世の中だけど、できることはする。すればストレス、たまらないかな。

 でもその男性も内科来てるんだから何かの病気があるんじゃない?
 全ての病気はストレスからくるわけでもないけど、やっぱり現代人はなにかに押されたり、ぶつかったりしてるんだろうな…。

 物事上手く行かなくて当たり前、そう思ってれば、いいのよね。
 思いきれない所が問題なんだな。

ガラスの仮面 紅天女候補が…

2012-10-25 16:17:35 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 これは、テレビアニメの話になります。

 でも、雑誌連載されている時、単行本になった時、かなり話が変わっているらしいですね。
 もちろん、アニメになるとまた変わると思う。


 漫画では速水真澄とマヤの年の差は13歳と言われてるらしいけど、テレビでは11歳と言ってます。

 細かいことなんだけど、違う。


 今、姫川亜弓が最年少で演劇界の権威ある賞をとり、月影千草から紅天女候補として認められる。
 でも、マヤがあと2年のうちに亜弓と同じ賞をとるか、同等の賞をとれば2人で競わせると宣言した。

 マヤは18歳らしいから、20歳になるまでに。
 若いから可能性はあるだろうけど、知恵が無い分、とてもきつい。途方もなく遠い宇宙に行けと言われているくらい無理な話に聞こえる。1日1時間、それこそ、1分1秒さえも無駄にできない。

 けれど、亜弓は努力型だと本人がいう。
 マヤは月影も亜弓も天才だという。

 普段は普通の少女が役になった途端、豹変する。
 少女たちは憧れただろうなと思う。
 
 しかし、演技って普段どれほどものを見てるかで決まる部分が大きい。ここでもそうだ。

 個人的にはマヤの方が有利な気がする。
 マヤは速水真澄の工作のせいで、母親と会えず永遠の別れをしてしまっため、それから芝居ができなくなり、芸能界を追放される。
 その悲劇と早すぎる大きな挫折が彼女を鍛えると思う。

 ここから立ち直れれば、ちょっとしたことでひるむこともない。

 運も実力のうち、越えられないことはその人の身に起きない。
 自分に置き換えて考えてしまうが、まさにそうだろう。

 早くに自分の好きなものを見つけられる。これも幸運なことだ。打ちこめるものがあれば、人はそれだけでも日々が輝くものだ。

すでに負けた所で戦っている…それはつらい

2012-10-25 02:00:00 | 日記風
 ある舞台を作る人が、ある話を作った。

 1度は観に行ったので内容を知っている。

 でもそれ以降、その人のことを好きと言えなくなった。


 内容がね。

 1度大きな舞台に挑戦したのに、挫折した。でも挫折しても残りの部分で、できる所で頑張っている人々の話だった。

 それはよく判る。

 そういう人の方が圧倒的に多いんだろう。だからある意味異常に共感できる。

 でも、してていいのか?私。


 みんな、演劇に限らず、夢を叶えようとするととんでもないトラブルに行きあたる。そしてどうしようもない理由で挫折を余儀なくされる。

 でも私は思うんだ。


 心のどこかで(逃げたい…)そう思っていると、挫折する理由を自ら作り出してしまうんじゃないか…。


 それほど、夢を見るのは簡単だけど、夢を実現させるのは大変だということだ。

 だから今は一旦挫折しても、挫折した場所にまた挑戦しないということに抵抗がある。

 違う場所で憧れていたけど、こうこうこういう理由があってダメだったのよ。そう語りたくはない。

 
 それでももう1度挑戦した、そういいたい。

 それが素直な気持ち。

 だから挫折は聞きたくない。

「相棒Eleven」 ゴールデンボーイ

2012-10-24 22:04:09 | 日記風
 普通に新相棒・甲斐君が馴染んでます。
 相棒が変わるということに慣れたのでしょうか?

 単に甲斐君が無理なく溶け込んでいるんでしょうか?

 宮坂という男が飛び降りたところに偶然甲斐君と、お姉さんにしか見えないとファン間で評判の恋人の悦子と2人がい合わせた。

 ここから捜査が始まる。


 甲斐君のキャラは亀山刑事のように行動力があり、神戸さんのように頭脳がある。

 この2つが上手く合体したのかしら?

 甲斐君は自ら相手の懐に飛び込む行動力が魅了だろう。そして人の心を掴んでいく。
 右京さんが相変わらず、違法すれすれのことをして証拠を集めているが…。


 2人でやり取りしてるのを見て、ふと親子に見えてきた。
 右京さんは何かの理由で甲斐君を買ってるんだろう。それはなんだろう。これから解明されて行くだろう。


 ボクシングって大変だ。
 普段から食べ物を節制して、試合が近づけばさらに節制する。

 昔、つか芝居の常連だった風間杜夫さんが水を飲んでも太ると何かで話していた。太りやすい体質かと思っていたんですが。

 ボクサーも水が最も太るっていう。

 それは減量をしてるせいだろうか。
 だってモデルさんなんかだと、デトックスの意味もあってミスを1Lは飲むって言いますものね。


 不思議なのは、2課にかかわることが多いとかな、と。

 神戸さんの初期の頃もそうだった気がする。


 伊丹刑事のスピンオフを撮ったそうだから、その撮影と微妙に関係あるのかしら?
 という余計なことを考えてみる。

 あら、何故かしら?

 そしてスポーツ賭博へと話は進むのだが…。



 こんなセリフがあった。ボクサーに限らないが、

 死に物狂いで頑張ったものだけに栄光が与えられる

 そんな台詞があったが、それを聞いたら涙が出た。



 最後まで何故か涙が止まらなかった。

 ボクサーもまた選ばれないと栄光に行きつけない仕事だ。

フランスのブルゴーニュのブドウ畑が中国人に買収された

2012-10-24 15:00:00 | ニュース
 ついにそこまで来たかってニュースだ。
 フランス中部のブルゴーニュのジュブレシャンタン村のブドウ畑で事件は起きた。

 ここって世界的な高級ワインの生産地なのね。

 下戸だからこういう話にはとにかく疎い。

 そのブルゴーニュのブドウ畑を中国人が800万ユーロ(約7億9千万円)で買収した。1年間で約1万2千本のワインを生産できるブドウ畑を購入したそうだ。

 地元のワイン生産者団体は文化遺産の喪失だと嘆いているそうだ。

 中国人のワインへの投資はこれが初めてらしい。

 初めてのこと、それって反発あるね。

 あるある。


 今回買収した人はマカオのカジノオーナーだそうだ。一緒に12世紀頃建てられた城館も合わせて購入した。

 マカオと言ってもそこは中国、中国は尖閣のデモを巡ってもそうだけど…あれは政府が国民にさせていた、自給だか日給だかを払って動員したという話もある…国民の生活格差が大きい。

 そこに波乱の芽を含んでいる。

 いかにもカジノオーナーと言えば、羽振りがよさそうだ。
 いつまでもいいとも思わないけど。

 フランスは遺産を守るため、法律を制定して外国人投資家の乱入を食い止める必要がある…と言っているらしい。


 別に中国の肩を持つ気はないけど、これが同じ欧州、米国だとまた反応が違った気がすると思うのは私だけだろうか?

 彼らにとってつい10数年前まではアジアは、欧米が男ならアジアは女。
 弱い存在という考えがあったから。

 私も中国人の経済成長は売れしかと言えば…ではない。


 日本にもっと頑張ってほしい。


弾いて証明してみろ 空港の楽器没収の危機

2012-10-24 13:00:00 | ニュース
《近年、フランクフルト国際空港での税関トラブルが相次いでいます。楽器だけではなく、ビジネスマンのパソコンなども押収されている例があるようです。国際空港を利用するさいは税関での申請に注意してください》

 そんな貼り紙が実際、国際的な音楽祭の楽屋に貼りだされている。

 この所、ストラディバリウス、ガルネリなどの名器と言われるバイオリンが税関が厳しく通過することができず没収されることが多くなっている。

 特に多いのがドイツのフランクフルト国際空港だ。

 音楽家はここを避けてドイツに入国しているそうだ。

 もしものことを考えるとそうなってしまう。
 
 元々欧州連合(EU)城外から持ち込む場合、430ユーロ(約4万3千円)を越える価値のある物品は全館への申告が不可欠だ。

 しかし、今まで無申告でも認められてきていた。それがここへきて何故か厳しくなってきた。

 本来、欧州連合(EU)域外からEU域内に430ユーロ(約4万3千円)を超える価値のある物品を持ち込む場合、税関への申告が原則必要になる。楽器も例外ではない。

 これに違反すると…

 ガルネイだと評価額100ユーロ(約1億円)の19%に当たる19万ユーロ(約1900万円)の支関税の支払いを求められる。
 ストラディバリウスだと保険対象額約6億3千円のうちの19%の1憶2千万円を支払うことになる。


 以前記事になったこれを要求された2人の音楽家はそれぞれ無事楽器を返された。

 しかし、それ以外にも被害に遭いかけた例も多くあるそうだ。
 
 税申告を甘く見ず所有証明書等の取得に気を遣うよう…それぞれ旅立つ前の準備が大変になっている。
 せめて、仕事で使うものに関しては、一時輸入通関が簡単にできる通関手帳「ATAカルネ」というのがあるそうで、それを取得することを勧められている。


 ことが起こる場合、手荷物検査で引っ掛かることが多いようだが、これは本当にあなたのものか?と問わる。

 中には、その場で演奏してみろと言われることもあるそうだ。

 それだけ高額の楽器を持っているということは、賞をとったり国際的に活躍している音楽家が多いということだ。
 それでもそういう扱いを受ける。


 何故、そこまで神経質になるかと言えば、税関は、盗品、転売目的を疑っているからだ。


 突然厳しくなった理由はマネーロンダリングを疑っているからだとも言われている。
 けれど、この扱いは音楽家にとっては死活問題を含んでいる。
 しかもその楽器が誕生した欧州で起きていることだ。
 誕生した国だからこそ、厳しくなるのか…。

 音楽家にとって楽器を1日でも1時間でも手離なさなければならないというのは、身体の一部をもぎ取られるくらいの苦痛を伴う。

 どうにか税関と上手くかわしてそういうニュースがなくなるといいのに…。
 

水中花 ~70年代最後のヒット作

2012-10-23 13:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 CSで放送してますが、79年の作品です。

 それでもドラマとしてはインパクトのある作品です。残っていく作品はやっぱり違うのかもしれない。

 松坂慶子さんが妖艶なバニーガール風の姿で踊り自身ののちのヒット曲「愛の水中花」を歌う。

 原作は五木寛之さん。

 
 その3年後くらいあとに映画「蒲田行進曲」を演じた。

 70年代の銀座が見える。

 ヒロインの松坂さんの役は昼は速記者、夜はコーラスガールをする二面性を持った役どころ。
 元々綺麗でいろっぽい役者さんがそれを前面に出して演じた作品らしい。

 南米を旅行中に夭折した画家の竜崎謙之助の愛人の隠し子と名乗る娘(美絵)が突然、画廊喫茶にある500万円する竜崎の自画像を絵を切り裂いた。
 その姉・梨絵が松坂さんの役どころ。

 その絵画の賠償として梨絵の才能を見込まれてバニーガールの格好でコーラスガールを始めることになる。


 昔は速記者という仕事があった。今もあるのかな。人が喋るのをそのままタイプ(まだワープロ刷らない時代)で打つ。女性の仕事としては需要があったらしい。

 少し話は違うけど、まだ作家が手書き原稿だった頃、ワープロに打ち直して台本を作る仕事も80年代頃にはあったと思う。

 今はここら辺は、印刷会社がしてるのか、よく判らない。作家のPC原稿はそのまま台本にはできない。テレビ、映画の台本はそれなりの形式がある。

 ドラマの松坂さんは今見てもお美しい。今はいいお母さん風になってしまわれたが、それでもお美しい女優さんだ。

 第1回目の冒頭の台詞で竜崎の絵を見ながら、絵や竜崎の事情を説明している時、亡くなってから人気が出た画家だったので

 画家も死んでみるもんだ

 というような台詞があったが、亡くなってから売れる画家は確かに多い。
 しかし、嫌味の利いた妙に心に残る台詞だ。