バット・タイミング それでも神は降りてきた

2012-10-25 21:00:00 | 日記風
 今日は見事にタイミングが合わない。どこへ行っても混んでるし、並ぼうと思うと先に1人入ってしまう。

 タイミング悪い。

 どうでもいいことと言ったらそうなんだけど、70代かもしかしたらもう少し上のご婦人が杖をついて、4,5段の階段を家族と共に上がっていた。
 その後ろから、関係のない60代くらいの女性が、前のご婦人が上がるのを待っている。
 その後ろに、私。

 ご高齢の女性が悪いと思ったのか、突然降り変えって「どうぞ」と言った。
 「いえ、どうぞごゆっくり」
 「すいません」

 という風にそこで時間がかかっている。多分何秒ってところだろうけど、その会話をしてる内に上がってくれた方がいいんじゃないと思わず思う。
 たった4,5段の階段だから。

 と言って、これが何も言わずゆっくりそのご高齢のご婦人が階段を上がっていたら、絶対、非常識だなと思うんだ。

 相手の気持ちが判らないから、他の人のことなど考えてないと思ってしまう。

 だから、礼儀合戦の日本としては通らないといけない会話なのかもしれない。


 けれど、こういう具合に何もかも間が合わない日だった。

 そんなことでいらいらしてたら、それこそ疲れるけどね。


 そのあと、ついに神はきた。

 この日、頭痛薬が欲しくて内科に行ったんだけど、そこで隣りにすわっていた人が会話をしてるのが聞こえてきた。

 女性のどういう関係の人か判らないけど知り合いが心臓に何かがあって緊急入院して緊急手術をしたそうだ。
 今も面会謝絶だというから、症状は重たい。

 それを聞いていた男性が
 「眠ってなかったんでしょ。ストレスためてたんだよな」
 女性が、あなたはストレスないって言ってたわよね、というと
 「そう、ストレスないよ。ストレスって、自分で作るんだよ。欲と計算がぶつかってそこに生まれるんだよ。だからやりたいと思ったらやっちゃって、あとで考えることにしているんだ」
 というようなことを言っていた。

 そーーか。

 ストレスは自分で作るのか。
 確かに納得だ。
 自分で悩んで迷って困っている。

 やりたいことをする。それができない世の中だけど、できることはする。すればストレス、たまらないかな。

 でもその男性も内科来てるんだから何かの病気があるんじゃない?
 全ての病気はストレスからくるわけでもないけど、やっぱり現代人はなにかに押されたり、ぶつかったりしてるんだろうな…。

 物事上手く行かなくて当たり前、そう思ってれば、いいのよね。
 思いきれない所が問題なんだな。

ガラスの仮面 紅天女候補が…

2012-10-25 16:17:35 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 これは、テレビアニメの話になります。

 でも、雑誌連載されている時、単行本になった時、かなり話が変わっているらしいですね。
 もちろん、アニメになるとまた変わると思う。


 漫画では速水真澄とマヤの年の差は13歳と言われてるらしいけど、テレビでは11歳と言ってます。

 細かいことなんだけど、違う。


 今、姫川亜弓が最年少で演劇界の権威ある賞をとり、月影千草から紅天女候補として認められる。
 でも、マヤがあと2年のうちに亜弓と同じ賞をとるか、同等の賞をとれば2人で競わせると宣言した。

 マヤは18歳らしいから、20歳になるまでに。
 若いから可能性はあるだろうけど、知恵が無い分、とてもきつい。途方もなく遠い宇宙に行けと言われているくらい無理な話に聞こえる。1日1時間、それこそ、1分1秒さえも無駄にできない。

 けれど、亜弓は努力型だと本人がいう。
 マヤは月影も亜弓も天才だという。

 普段は普通の少女が役になった途端、豹変する。
 少女たちは憧れただろうなと思う。
 
 しかし、演技って普段どれほどものを見てるかで決まる部分が大きい。ここでもそうだ。

 個人的にはマヤの方が有利な気がする。
 マヤは速水真澄の工作のせいで、母親と会えず永遠の別れをしてしまっため、それから芝居ができなくなり、芸能界を追放される。
 その悲劇と早すぎる大きな挫折が彼女を鍛えると思う。

 ここから立ち直れれば、ちょっとしたことでひるむこともない。

 運も実力のうち、越えられないことはその人の身に起きない。
 自分に置き換えて考えてしまうが、まさにそうだろう。

 早くに自分の好きなものを見つけられる。これも幸運なことだ。打ちこめるものがあれば、人はそれだけでも日々が輝くものだ。

すでに負けた所で戦っている…それはつらい

2012-10-25 02:00:00 | 日記風
 ある舞台を作る人が、ある話を作った。

 1度は観に行ったので内容を知っている。

 でもそれ以降、その人のことを好きと言えなくなった。


 内容がね。

 1度大きな舞台に挑戦したのに、挫折した。でも挫折しても残りの部分で、できる所で頑張っている人々の話だった。

 それはよく判る。

 そういう人の方が圧倒的に多いんだろう。だからある意味異常に共感できる。

 でも、してていいのか?私。


 みんな、演劇に限らず、夢を叶えようとするととんでもないトラブルに行きあたる。そしてどうしようもない理由で挫折を余儀なくされる。

 でも私は思うんだ。


 心のどこかで(逃げたい…)そう思っていると、挫折する理由を自ら作り出してしまうんじゃないか…。


 それほど、夢を見るのは簡単だけど、夢を実現させるのは大変だということだ。

 だから今は一旦挫折しても、挫折した場所にまた挑戦しないということに抵抗がある。

 違う場所で憧れていたけど、こうこうこういう理由があってダメだったのよ。そう語りたくはない。

 
 それでももう1度挑戦した、そういいたい。

 それが素直な気持ち。

 だから挫折は聞きたくない。