バーンノーティス2 元スパイの逆襲   不作為の罪

2013-04-22 19:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 突然、マイケルの所へサマンサ(愛称・サム)が現れる。かつてサンクトベルグで一緒に仕事をした。
 そして婚約していたという。
 
 母も現彼女のヒューもびっくりというより、怒り心頭だ。

 サマンサは軍のチップを盗んだという。9歳の息子がさらわれたから無茶をしたという、バレずにチップを取り返し、息子も取り返したいという。

 9歳の子どもと聞いてマイケルの心は穏やかじゃない。俺の子か?となってくる。 

 軍の機密が悪人の手に渡れば、サマンサが永遠に政府から葬られる。

 サマンサが盗み出した所は人の出入りが多く、広い。
 
 男の仲間のサムが手にギブスを巻きつけている。プラスチック爆弾だ。10分で解除できる。
 それで乗りこもうとしたが、ヒィーが間に入って止める。息子の存在を確かめないとチップは渡さない。


  ヒューにはお前と出会う前の話だ。サマンサ・キースは嘘つきだ、仕事は教えたが、嘘をつくのはあっちが上。
 子どももマイケルの子供ではないだろう。


 ブレナンという男がチップを狙っているが、スパイ同士の場合、下手な手を使うより、本音を明かした方がいい。

 横取りする気か?マイケルを信じない。これがあれば、ニカラグアで遊んで暮らせる。
 ブレナンは検討したいという。
 
 
 ブレナンはマイケルのことを調べ凄いスパイだとほめる。エンジニアを呼んで調べるが、チップは確かなものだ。

 格納庫でチップを売ることになっているらしい。警備をし切るのはマイケル。

 ヒィ―とサマンサは女の火花を散らしている。

 警備というのは4000年前から変わらないらしい。壁は高く、固くしておくといいらしい。
 
 サマンサは信じられないが、仕事を教えたのがマイケルなら裏をかけるはずだとヒューがいう、
 
 セスナは格納庫に入れない。それじゃ、チップを奪えない。格納庫前で取引が行われる。男のサムが金を撃ち、取引を壊す。
 格納庫は封鎖したが、AAC、飛行場は封鎖してない。まだマイケルが横取りすると思っているようだ。
 マイケルが返さないとみんなヤバい。 横取りしたら、銃弾ぶち込んで脳みそ吹き飛ばす。そこで商談成立となる。

 スパイのヴィクターがマイケルの命を狙っていた張本人だと知ったフィオナ(ヒィ―)は、マイケルの身が心配でたまらない。

 チップは3時にプレゼンがあるから元の場所に返さないといけない。

 問題はクリーンルームという所だ。9ケタの暗証番号がいる、ここが1番危ない。

 しかしどんなに厳重が厳重になっても取引相手も来るし修理も来る。社員の連れならごちゃごちゃ言わないで入れる。現在サマンサは社員だから、チップを盗むこともできた。それに乗ってマイケルが潜り込む。
 警備が拳銃でも人間のすることは対して変わらない。厳重だと思うと、意外と鍵も適当な管理になる。
 警備が厳重すぎると疲れるのだ。


 例えば警備のある場所で拳銃を1か所で撃つとバレるが、100か所だとパニックになる。
 マイケルたちはそうやってチップのあるべき場所にもぐりこみ、そこにレンズを見つけ、それを盗むもうとしたふりをすることにする。チップが狙われていたことがバレるのはまずいのだ。
 その間にサマンサはプラチナのワイヤーを盗んでいる。そういう女なのだ。

 ブレナンは今回のゲームの目的を探るが、それはない。
 これが最後の仕事らしい。


 マイケルを狙っているヴィクターに市役所のトイレで会う。
 友だちにならないとずっと敵だ、ヴィクターはマイケルを誰に差し出すつもりなのか判らないが、こっちもなんとなく片をつける。

 ママがサマンサに話していた。全てが終わったら一緒にお食事しましょうと呼び水を流し、いろいろマイケルとのことを聞きだすが、マイケルから彼が勝手に別れを告げたらしい。

 マイケルにはヒィ―が合うとママがいう。少なくともまっすぐだ。
 実際取り返した子どもも9歳には見えない。もっと幼い。サマンサも違うと認めた。

幻の王女 チャミンゴ  第9回

2013-04-22 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 ラヒとホドンの剣の試合が始まった。

 それぞれ、ハソ、ジャシルに、王子にお嬢様が殺されそうですと知らせが行く。
 飛んでいくモハ。ゆっくりとやってくるジャシル。しかし、現場にはジャシルが早くついている。
 何故止めないのかと靴もはかずに飛んできたハソがいうと、私にはラヒは暴れているようにしか見えない。それに下手をしたら外交問題にもなり兼ねない。

 それでもラヒが危ないと知るとハソは飛んではいる。お義母様というラヒに、ハソは高句麗の使者はこんなことをなさるのですか?と極力抑え気味に言うが、王子が、ラヒが切った王子の帽子を出し、これ以上は高句麗に言ってくれという。

 殺してやる。子どもの喧嘩にしては穏やかじゃないが、頭に着ているラヒはわめく。

 ジャシルが高句麗の強剣を見せていただきましたわ。どうぞラヒに教えてやってくださいととりなす。王子は、ホドンはすぐさま遠慮するという。
 ラヒが振るった剣がホドンの腕を切った。すぐに治療をと慌てるハソに、ホドンは結構ですと言い、性格も悪い、醜い、剣もできないお前になにができると言い捨て去る。

 ハソに治療を受けながら、醜いと言われて我慢ができる?モハは男の子はああいうことを言うものだというが、ジャシルは、あなたは美しくない。自分は食べたいものも我慢した。このままでは高句麗と戦争になるのよという。

 あんなことしたくなかった。素敵な人だから可愛いと言ってほしかったのに、逆になってキレたらしい。

 チェ・リは王になる意志はないと告げる。そして故郷のメシダルへ家族で帰り、鯨を獲って暮らすという。ワン・ゲンはあいつは嘘はつかないというが、妻のも・ヘンエは信じられない。
義父の言葉ママで持ち出すが、ワン・ゲンは笑い飛ばす。

 危険と言えば、可愛いと言ってもらえなかったと剣を振り回すラヒやその母でワン・ゲンの妹であり、チェ・リの第2夫人のジャシルの方が危ない。
 ジャシルに殺されたくないというのだけは今のところ当たっている。

 高句麗国ではピュリナ族のスジリョンが第二王后として結婚式に望んでいた。その日、メンルスから避妊薬を飲めと言われる。そんなに怖いのかと言われるが、お前のためを思って言っている。国王が欲情にかられお前を抱いて懐妊すれば、お前の身が危うい。回避するというスジリョンに、国王は氷のように冷たい心を持っているその内嫌というほど判るだろう。ホドンがいる限りお前の子が日の目を見ることはない。国王によって殺されるだろう。スジリョンは大人しく薬をのむしかなかった。
 ホドンも政治に目覚めている。もし弟ができれば、血で血を洗う、王の座を取りあっての戦いになる。それを避けたいと思うようになってきた。

 しかしスジリョンは恐ろしい女だ。先祖に挨拶する席で、この国には跡取りがいない。私に男児をお授け下さいと言ってのける。

 かなりあちこちの神経を逆なでしたことだろう。

 王后、ホドンそれぞれ一瞬心は通いそうになりながら、ホドンの死を願っていた王が后が許せず、心は通わなくても、それぞれ憂鬱な夜を過ごす。
 そして、スジリョンも、また王に初夜でも抱かれることはなく、喜びを与えてくれるのだろう?だったら1人で寝たい。床で寝るか、別の部屋で寝ろと枕を投げられていた。
 
 ついに明日は貴賓館でチャチャンスたちの芸が披露される。
 ヘンカイ(イルプム)はこれが終わったら楽浪国に行きたいという。漁師に聞いたら、ここへ流れ着くなら遼東か楽浪しかかないという。なんとなく楽浪に行ってみたい、行かなきゃならないと思う。

 チャチャンスはそれを止める。いろいろな事情はあるだろうが、子ども捨てるのは邪魔だからだ。ここへきてる子どもたちも米の代わりに売られてきた。今更行ってどうするという。
 それでもプク(チャミョン)を頼むと言ってチャチャンスの前をヘンカイはあとにする。

 ついにチェ・リはメシダルに行くことを決意し、出発を迎えていた。
 家臣たちは高句麗も民も期待しているのにというが、チェ・リの決心は固い。

 ハソはそんな夫を自慢に思うという。
 チェ・リは高句麗王から衣装が送られたとき、ワンも自分も王にはなれないと判ったという。
 さすが智将と呼ばれるだけのことはある。我々を争わせてその間に高句麗が獲りに来るつもりだ。

 そんなとき、チャミョンの流れ着いた場所が判ったと侍女が言ってくる。
 風の向きや流れによるが遼東か、山東半島の可能性が高いという。
 すぐに人をやって探してくれというモハの言葉に侍女が動く。

 こちらはまだ悪あがきを続ける国王選だ。

 チェリ・リの家臣は戦いたいが、ワン・ゲンの持っている兵からすると圧倒的に少ない。
 そうすると、妹だが、チェ・リの第二夫人に…という。
 とんでもない役回りが回ってくるが、この女ならやり兼ねないとみんな思っている。

 ワン・ゲンも国王につけるのだから大人しくつけばいいものを、妻にそそのかされ、チェ・リを亡きものにした方がという。以前話したように国外で、自然死か船が流されたように。
 しかしメシダルには船で行かない。どうやって乗せる。

 ワン・ゲンを亡きものにしとうとこちらも考えている。突然死を狙っている。何故か船の中でだが、どうやってワン・ゲンを乗せる?

 洛陽へ同行を持ち出す。ワン・ゲンは外交が苦手だ、だから一緒に来てほしいと切り出す。
 洛陽の皇帝は、ユ・ホンと関係がある。殺した張本人のワン・ゲンと2人になるのはよくないとジャシルが言えば、洛陽へ行くには山東半島を通るのですねとモハもチャミョンの行方を自分で探せる可能性に気付く。
 ハソまで一緒に行きたいと言いだしたことに不信を持ちつつ、ジャシルがすることは、毒薬の用意だ。


 ホドンも貴賓館で行う芸の祭に行う作戦に余念がない。石炭と鯨の油を埋めさせ、技芸団の小さな娘(チャミョン)に火を付け、提灯も落とし、ワン・ゲンとチェ・リが座っている辺りを火の海にする。そして誰の死体かも九分けが付かないようにするという。

 というわけで、それぞれが、ワン・ゲンとチェ・リを狙っている。
 船に乗りすぐにチェ・リを呼んだワン・ゲンにもう動くのかとジャシルは驚くが、驚いてるどころじゃない。
 お茶に毒を入れると、侍女に持って行けという。私だって怖い。実の兄を殺すのだ。
 全てお前にかかっていると言われ、侍女は自体が飲み込めないだろう。

 とんでもない事態がやってくるのは判るだろうが…。

 



 召しだる 故郷

ガラスの仮面  無限の舞台

2013-04-22 12:30:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 「忘れらた荒野」は5日ごとに台詞や筋は変えないが、セットも変え、演出も変え、悲劇にも喜劇にもなった。
 お陰でリピート客も多く、成功の目を見ていた。

 しかし、紅天女の上演を進めていた月影のスポンサーが下りた。あのときと同じだ。大都芸能のやり方と同じだ。
 今のままでは上演できないという芸術祭委員の言葉を受け、でも月影は自分の思う形でやりたいという。

 もう私には力が残っていないのだろうか?

 その矢先、月影が倒れる。

 そこへ病院に詰めているマヤ達の所へ速水がやってくる。缶コーヒーを渡すが、最初は拒否してたマヤも身体を温めるために口に運んだ。

 しかし、今月影に死なれたら困るという速水の言葉に残りのコーヒーごと缶を投げつける。

 さっきよりはいい。哀しみより怒りの方が元気だと、まるでマヤの心を判っているような口ぶりだった。

 1度は心停止に陥る月影千草。亜弓が必死に叫んだ。いやです。このままマヤと戦わずに紅天女をやるのは、今まで努力してきてできないことはなかった。

 月影は夢の中でこの世で結ばれることのなかった一蓮と会っていた。まだ生きていろ、彼の言葉に、心臓が動き出した。

 ねえ、医師、私の余命はあとどれくらいですか?月影は聞くが、医師は手術も成功しているし、問題ないという。嘘が下手ね。せめてあと1年生きていたい。新しい紅天女が産まれるまで、月影の祈りにも似た言葉だった。

 そして月影は消えた。紅天女の里へ行ったという。その居所は芸術祭で賞を獲った者だけに教える。
 すでに候補の亜弓だけになるか、マヤも加わるか…。

 授賞式の日、桜小路は新人賞を、黒沼も演出賞をとり、優秀賞をマヤが獲った。正式な紅天女候補として認められたのだ。

 月影の意向により全日本演劇協会が責任を持って管理することとなった。
 つまり、劇場からなにから、演劇協会のお墨付きがなければ、無理だということだ。そういう形で月影は紅天女を一部の人間に独占しないよう守った。


 
 黒沼が演出を変える。
 普通の舞台ではあまりないだろう。大体初日を迎えれば台詞1つ変えることはない。

 でもつかさんの舞台も台詞が毎日変わり、初日、中日、千秋楽で、内容まで変わっていた。
 また少し話が違うのだが、それも演劇の可能性であり、お客様に対するサービスであり、より完成度の高いものを魅せたい思いなのだろう。