切り裂きジャックをプロファイリングしてみると、犯人像は…

2013-04-08 20:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 そういう番組があるって聞いてたから、事前に少し調べてたんだけど、これが…。

 ほとんど、人によっては閲覧注意だわね。

 殺し方がむごい。

 1888年8月から約2ヵ月間に渡って売春婦を中心にロンドンを恐怖に陥れた連続殺人だ。

 100年以上経つが、結局、解決しない。

 どちらにしても犯人は死んでいるだろう。

 まあ、調べてみると、いろいろな犯人説がありますね~。

 喉をかき切る、臓器を取り出す。解剖学の知識があることから医者という説から、何故かフリーメイソン、果てはビクトリア女王の孫まで疑われた。

 中には女性が犯人だとする説もあったが、1人の女性をめった刺しにするのは…体力的には難しいんじゃないかな…と。

 犯罪学見地から行くと女性は連続殺人をしにくいらしい。猟奇殺人などもないらしい。

 ドラマなどだと関係ないけどね。

 それに大体、連続と言うと復讐を果たすということで知っている人間を殺して行く。


 でも実際に連続殺人は、知らない人間を行き当たりばったりに殺すことが多いそうだ。

 5人が殺され、それが切り裂きジャックの犯行と言われているが、意外なことに襲われた女性は30代~42,3歳の女性が多い。
 5人目の被害者だけが25歳と若い。

 他の4人が屋外なのに対して、最後の1人は屋内と犯行に差がある。

 この1件は模倣犯ではないかと言われている。

 若干、犯人に対して人種問題が絡んで来るんでそこはちょっとすっ飛ばします。

 当時としてはこの人種問題は大きかったので。 


 はやり、事件の起きた場所から推測を立てていくことになるらしい。
 ロンドン、イースト・エンド、ホワイトチャペルでの犯行があった。

 犯人はこの辺に家や仕事場があり、地理に詳しい。
 事件はこういう所で起こるらしい。

 そして短期に集中して起きている。これも大きな意味があるらしい。

 犯人からの手紙が新聞に送りつけられたとあるが、これは記事を売るために記者が捏造したものと言われている。

 しかし、犯人自身も1度は現場に自分の気持ちをチョークで書き現しているらしい。そのときは悪戯書きと思われ消されてしまったが、記録はとられていたので、そこからも犯人像が浮かび上がる。

 こういう事件の場合、専門家は事件から何十年経とうともその場所に行けば何かが判るらしい。街並みもかなり変わってしまっているだろう。まして1888年代の事件だとすると。でも痕跡、角があるとか、そういう地形は変わらないことが多い。

 襲いやすい、逃亡しやすい、そういう目安はつくらしい。


 臓器が切り取られることが多く、それはこの事件と犯人の繋がり、勲章として持ち帰ったと思われる。

 そして短期に絞って行われる事件はそれなりの事情がある。

 犯人が微罪や他の事件で捕まるということもあるだろう。

 しかしこの事件は犯人が病気で、ここまでが限界だったという。

 最初に事件が起きた場所は病院の側だそうだ。そこからプロファイリングをしていく、被害者の職業などを考えると、そういう結論になるらしい。


 犯人は梅毒にかかっていた疑いが濃いという。この頃は梅毒がまん延していた。
 それをうつされたのが売春婦だったのかもしれない。

 そして、事件の起きた辺りに住む商人の可能性が高い。

 犯人が残した悪戯書きと思われた物も誤字が多く、梅毒による影響で精神が少し冒された状態だったらしい。

 最後は脳にきますからね。

 この時代、まだ梅毒は治らない部類の病気だった。

 だから病気に冒され、声が聞こえるようになり犯行に走るが、ある時点で病気が進行しすぎて身体が言うことをきかなくなったことから止まったとプロファイリングでは出るそうだ。


 解体ができるということで、証人は精肉業者を差すという。
 当時捜査線上にその手の犯人が浮かんではいたが、いつの間にか捜査から外れた。

 4件目の事件は目撃者がいるが、どうもその人物が全てを語っていないという。

 同じ街に住み、同じ職業をしていた知り合いだったから、いい淀んだのではないかと言われている。

 大体、大型事件の場合、まして単独犯の場合その後も犯人が逃げ伸びるというのはとても少ないようだ。
 起きてすぐ、何らかの事が起こり…この場合は病気で動けなくなって亡くなっている…そういうことが、他の事件でも多い。

 例えば、府中の3億円事件だと、起きてすぐ自殺したなどだ。(これも未解決のため、確かなことは言えないが、有力と言われる人物は早くに捜査線上に上がり、そのような形で消えてしまうことがある)

 商人と言っているが、精肉業者で会った可能性が高いと言われる。
 であったなら、死体を解体することはけして難しいことではないし、持ち去った臓器なども隠しておくことができる。

 仕事は少し前から上手く行かなくなっていたと言われる。


 全ては推測の域を出ない。100年以上前の事件だから。

 けれど、この頃は連続殺人という言葉はなかったようだ。
 連続殺人という言葉ができたのは1930年代のことらしい。


 その頃から人は、近代化を迎え、何かが変わっていったのだろうか。

パダムパダム ~彼と彼女の心拍音~ 肝臓ガンの宣告

2013-04-08 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 19歳のとき助けてほしいという電話を母は切った。
 兄は父の病力によって死にガンチルの運命は大きく変わった。

 けれど兄は生きているらしく金をせびる電話をかけてきていた
 本当のことを話せばいいのにというひょすくに母は首を振るガンチルにも言うなという

ジナに治療をしてもらっている最中に灯が切れる。古いからあちこちボロが出るという。
ガンチルが簡単な治療で直す。金も学もないと馬鹿にしないでくれという。少し使ったがと残りを置いていく。

 ジナは針金で勝手に車を開けて修理するのが普通のことだと思っているかと聞く。それを怒っている。そのあと、彼の治療をする。

 看守長が訪ねてきた。グクスとガンチル3人でソウルに連れていかれる。
 そして病院に行き検査を受ける。
 刑務所に連絡が行き、肝臓がんの疑いがあると言われたのだ。

 医師の話では移植しか助かる方法はないという。しかし高齢の母親からそんなことはできない。
 運のないやつはつくづく運がない。そんなに俺を殺したいのかと自棄になるガンチルに、グクスはそうかと問いかける。じゃ、俺や看守長がなればよかったのか。
 不運を呪うよりこれからを考えろという。

 グクスは若い男と自分がバスに乗っている幻覚を見る。そして気付くことがあり、ソウルへ戻る。
 看守長と別れる頃、楽天的にとらえるようになっていたガンチル。
 奇跡はあと2度起こるとグクスは言った。ならと、その言葉を思い出していた。

 歩いて帰ろうと思っていたが、ジナの車を見つけその前で待っていた。
 ジナが返ってくる。足が痛いし、乗せてくれないかという。
 ジナが乗せて走っていると何かを撥ねる。

 探しに行くと以前治療したクリクリが川辺に倒れていた。
 死んでいるのかと思いガンチルが近づくと突然逃げ出し、ガンチルは驚き川へ落ち笑いだす。
 それを見てジナも笑う。
 
 車の所へ戻りながら、ガンチルは自分の名前と35歳だと伝える。
 ジナに名前を年を聞く。ガンチルのしつこさに負け、チョンジナ、29歳だと答えた。

 海の市場の方へ行くと母がガンチルをやくざと言われ、隣りの売主と喧嘩になっていた。言葉の威勢で、子が子なら親も親だ、殺してみろと言われ、殺してやるさと大騒ぎになっていた。
 それをガンチルが見つけ母を止める。
 この人の言うことが正しい。俺は外から見ればそうだと母をいさめた。

 ガンチルは家の修理を始めた。
 ジナの病院まで朝の7時から修理を始める。金が欲しいんだという。

 ガンチルは変わり始めていた。

ベルサイユのばら  たとえ光を失うとも…

2013-04-08 12:30:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 黒い騎士に目を切りつけられ、アンドレは重傷を負う。医師は指示があるまで包帯を外すなという。

 その頃、オスカルの父ジャルジェ将軍の部下が運んでいた銃200丁が黒い騎士によって盗まれた。
 
 オスカルは再びパレ・ロワイヤルを訪ねる。反国王派と言われ国王のいとこのオルレアンを公式訪問する。
 単調直入に黒い騎士を知っているかと切りこむオスカルに彼は笑い、彼のサロンへ案内した。
 そこには芸術家、弁護士…様々な人間が集まりこれからの時代のことを話していた。

 オスカルはオルレアンの名を使い地下に呼び出され、そのまま黒い騎士に捕まる。

 父に500庁の銃をよこせと手紙を書けという。絶対に書かないというオスカルに、書くさ、貴族は弱いと黒い騎士は言った。

 アンドレはこのままでは失明の危機にあったが、オスカルがパレ・ロワイヤルを公式訪問してから2日戻っていないと聞かされ、何かあったと思う。外してはならない包帯を外し再び黒い騎士の恰好をしてパレ・ロワイヤルに乗りこんだ。

 黒い騎士とぶつかるが、今度は彼を生け捕りにしようというオスカルの案で、彼を連れてパレ・ロワイヤルをあとにする。

 先に黒い騎士とオスカルが出たがアンドレが来るのを待つと止まると、黒い騎士はさっさとオスカルの制止を聞かず逃げようとする。

 あんたは俺が知っている貴族の中ではましな部類だ。背中から撃ったりしないと踏んだというが、オスカルは彼の肩口を狙って撃つ。アンドレの目を失明するかもしれない状態に追い込んだ黒い騎士を許すことはできなかった。

 屋敷に運び込む。しばらくここで養生しろと黒い騎士に伝えると、やはり甘いなと笑うが、オスカルが、肩口を狙ったつもりが心臓の近くを撃ってしまった。死にたければ動けばいいという言葉を聞き顔色が変わる。

 黒い騎士はベルナール・シャトレ、のちに革命を支持するロベスピールの元にいた男だ。
 あそこは自由主義の名目で解放されているから、使うにはもってこいの場所だったとオルレアンが特に関わっていないことを言う。

 アンドレの目がおかしい。医師に診てもらったところ、失明だと言われた。ベルナールを殺したい衝動にかられるが、逃がしてはと、とうのアンドレはいう。彼は新しい時代に何かをする男だ、と。
 しかし、盗人は盗人だというオスカルに、ときたま貴族に雇われていることを忘れてしまう。黒い騎士になったり、失明したり、少し頭がおかしくなったかもしれないと笑って去った。

 父は黒い騎士をとらえたことを褒めたが、オスカルはあれはただの愚連隊だったと報告し彼をロザリーのところへ向かわせた。