私はラブリー・ガルシーズン2  ロマンスへの長い道

2013-04-26 19:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 ジェーンの秘密を知るステーシ、守護天使のフレっトは只今同居中。
 ステーシーが朝ごはんを作っても誰も食べてくれない。
 特にジェーンは証言録取のある日は空腹でいたいからだ。
 

 マリアという依頼人から、離婚の弁護を頼まれるが、忙しいし、もう少し待った方がいいような…。依頼人 マリアは若干迷い中だ。
 
 しかし、資産を調べている内に愛人がいると判った。 夫・チャールズはロスとサンフランシスコを行き来していた。サンフランシスコにいる女性は、エミリー・パーソルズ、サンフランに夫は家まで買ってる。そういうことだったとのかと初めてマリアが気付いた。

 離婚するという。

 ボスのダンから、ジェーンが呼ばれた。手榴弾でも投げそうな客が受付に来ているそうだ。
 
 フレッドはキムのアシスタントだが、仕事は完璧だ、その彼女が薬局で買い物をしている?何か忘れた?というが、私が自分で買って悪い?と切り返されていた。その袋を彼女がいない隙にそっと覗くと妊娠検査薬だった。

 マンションのマンションの譲渡書を調べたのはあなたねともう一人のサンフランシスコ妻エリスは怒り心頭だ。
 
 マリアとエリスは顔を合わせることになる。 

 つまり、これは重婚、もしくは、結婚詐欺というとらえ方もできる。
 
 5年一緒だったエリスには権利がある。マリアはもらえる者はすべてもらいましょう。
 えみりーは慰謝料を請求する権利がある。

 キムの友人・ケイトリンは里親になり、産まれて間もない子を育てている。キムと同じ年だ。
 しかし本当の親が娘を連れていった。ベンという父親が帰ってきて気持ちが変わったらしい。
 キムに取り返して欲しいと依頼してきた。

 家に帰るとステーシーがビジネス始めたという。
 スキンケア?と聞くジェーンに、アームソックスを作ったという。腕につけるもので肌を紫外線から守れる。

 悪いニュースがもらたされた。トニー・ジャールドがエリスの代理人になる。ジェーンの元恋人だ。

 キムの方は州法では30日以内であれば本当の両親は子どもを養子に出しても取り返すことができる。
 あっちは産後うつだったと打ちだしてくる。今はもう大丈夫だと代理人は言う。

 キムはラナがロスから出られないよう禁止命令を出す。
 
 マリアとエミリー・パーセルズが並ぶ。 共同で詐欺で訴える。しかし本来2人の弁護人はできない。
 請求の内容が変わったとジェーンはいう。
 
 後でトニーがそれくらい教えてくれよと言ってくるが、でも内容は教えないのは戦略でしょとジェーンも弁護士としては負けていない。

 
 敵の敵は味方。2人は力を合わせればいい。
 

 キムの方はPTDが現れるのではということで戦う。ラナが精神的な不安定なときは医師は見ていない。

 ジェーンは、夫が故意に意図してあざむいた。重婚を犯したか否やかではない。心の問題に賠償を訴えるのは筋違いだとこられる。

 キムは母親のラナがあの時は、自分が自分でない感じだったという。 
 何人かと会ったのに。私ケイトリンを選んだのはあの子を幸せにしてくれそうだったというが、1番の問題は実父のベンが戻ったことにある。
 ベンは若くまだ十代くらいだ。妊娠が発覚して親権を放棄した。
 
 キムはうつなんて嘘だ、でも判事がどう見るかで変わってくる。
 本当の母親は新車に乗ってる。
 もしかして…とキムが聞くと出産に向かい2万ドルを渡した。キムは降りるといい出す。他の弁護士を紹介するとおかんむりだ。

 マリア6年の結婚が作りごとだということに打ちのめされた。
 エリスは嘘つき、とあらんな限りの非難の言葉を並べた。
 
 マリアに質問が行く。聞く前は幸せだった。
 その前にやられた詐欺だ盗まれたと思っていた?

 もちろん、ノーだろう。

 フレッドが守護天使だから言うけど、と切り出した。
 ジェーンは本当はデビーという売れないモデルだった。それが、天国に行くかどうかのフレッドの査定中。エンターキーを押し、そのとき死亡したジェーンの身体に生き変えった。ジェーンにはデビーの知識とジェーンの知識が共存している。

 ジェーンは君は死んだと聞かされて悪い話しかないと受け流すが、キムが妊娠しているらしい。スケジュールを管理しているフレッドからいわせるとキムの相手はグレイソン、かつてのジェーンになる前の恋人だ。 

 また家に帰れば、幸せなステーシーはフレッドにHPを作ったら、オーストラリアから20もオーダーが入ったと喜んでいる。ステーシ―もデビーもデビーと同じモデルだ。

 しかし、ジェーンの話を聞くと、ステーシーもショックを受ける。モデルだから、食べることには注意をしているが、緊急のとき以外蓋開けたことがないアイスを食べる。クリームも食べる。
 
 それくらいのショック自体なのだ。
 もしかしたら、ジェーンはどこかで、グレイソンにそんな思いがあった。デビーの部分を持っている自分。だからもしかしたらジェーンになった自分にも恋をするか持って思ってた。でももう目が覚めた。

 キムはケイトリンの家を訪ね、子供部屋を見るうちに、キムは妊娠の話をし出す。ケイトリンは喜ぶが、心の準備ができない。言うつもりはなかったが、冷静さを失って突き放したことを謝りたかっただけだったという。ケイトリンから再び雇われることになる。

 グレイソンに声をかける。ずらっーとお祝いの品がある。何の祝いでもあるというが、すっかり、赤ちゃんおめでとうの祝いとジェーンは思う。すっかりグレイソンも知ってると思っていた。だからそれを口にするが、グレイソンは初耳だったらしい。
 祝い品は依頼人が礼に依頼人送って来たものだった。余計なことを言ったと思うジェーンだが、後の祭りだ。
 
 同じカルティエの時計を2人の妻はもらっていた。

 チャールズは法廷2人の妻とは愛で結婚した主張する。
 生涯運命の人と出会えない人と居る中で私は2人と出会った。
 ジェーンはロスのオフィスは素敵ですね。内装を手掛けたは奥さんのアリスでしょ。エリスはフリーのライターで宣伝を書いてきた。7万2千ドル、何故報酬を要求しなかったか?
 チャールズは幸せな夫婦とはそんなものだという。法廷に笑いが起きた。
 3 キムに、グレイソンは責任をとるつもりだという。
 でもキム自身まだはっきり判らない。それに責任をとるって、グレイソンは僕たちのためだという。
 愛するときも健やかなるときも郊外にマイホーム?キムは皮肉る。
 グレイソンは怯えてると言われる。

 ジェーンのアシスタントのテリーがチャールズの財産を調べた。
 
 キムはケイトリンの養子を返せ問題を法廷で争う。ベンは19歳だ。19歳で戻ってくる?普通なら戻ってこない。そうじゃなきゃ、2人とも子どもをATMと思っているかじゃないか。

 ジェーンはそれぞれの妻2人がしているカルティエの時計を見せ、どっちがどっちのものか判るかと聞く。判るわけがない。

 そのとき、ジェーンはテリーが調べた彼の財産の一部、3人目の女性がを法廷に招いた。クリスマスプレゼントにカルティエをおくっている。彼女はチャールズのフィアンセだという。
 いえ、元・フィアンセ、ジェーンが言う。みんな3番目なんていやだもの。

 チャールズは2人に贅沢をしてきたから自分はつましかったと言っていたのに…。

 キムは、ケイトリンの養子、ラナは更に養子縁組をしていたらしく、ジョーイという人の口座に十万ドルある。アップルドール夫妻にも子どもを売った?
 本当の母、ラナはそれをしたのが、ベンだと知り、怒り、私と赤ちゃんのために戻ってきたと言ったのよ。消えてよとベンに言った。

 ケイトンは無事子どもを取り戻した。

 また家に帰ると、今度はステーシーががっかりしている。警告状が日本から届いたという。同じものを作っている会社があるからだ。そう言えば…ステーシーはケーブルテレビを見てた。それにアームソックスが似てる。

 キム妊娠してなかった。安心した。

 フレッドは守護天使としての義務だと思うから言うけど、キムの陰性を知らせる。

 ジェーンの答えは複雑だった。
 デビーとしては嬉しい。ジェーンとしては関係ないかなって感じ。
 今そこにいるのはジェーン。
 
 ジェーンはトミーと一緒に過ごした。仲直りかな?

 

幻の王女 チャミンゴ  第10回

2013-04-26 15:00:00 | 日記風
 怖くてキャラ強いのはワン・モヘン夫人、彼女はいざとなったら兄のワン・ゲンの膝まづき命乞いをしながら、背中から自分の兄でも殺す女を妹のジャシルの性格を見ている。

 よく判ってらっしゃる。

 そのおつもりのようです。

 しかしジャシルの生命を狙うのは…船から突き落としても剣で刺してもいいとモヘン夫人の指示があったが、するのはかつてジャシルに憧れていた、ついていた家臣たちだ。ここの割り切りが難しい。

 そして第1のチャンスを逃している内、ジャシルは毒茶で兄を狙う。

 たまたま寄った夫の部屋で第1夫人のハソと約束を交わしているのを聞いてしまう。
 ハソは船に乗った理由を以前海に流したチャミョンがこれから行く場所の近くに流れ着いている可能性があるという話をしていた。しかし寒い冬、船が見られたのもずい分沖だ。赤ん坊が生き残れたどうか、チェ・リとしては疑問だ。そこが父と母の愛の差なのだろうなと話していた。

 そしてもしチャミョンが生きているようならという話からジャシルが聞いている。
 鯨の取り方を教えてやろう。これは元々チェ・リの家の家業のようだ。娘も息子も関係ない。後継ぎだというのを聞き、ジャシルは悔しい思いでいっぱいになる。ラヒがいても第2夫人の子ではいけないのか、というところだろう。

 ハソは、ラヒがいるからチャミョンは嫁に出し、あとはラヒに継がせましょうというが、ジャシルの耳にはどう聞こえているか。
 企む者には全てたくらみの言葉にしか聞こえないものだろう。
 ハソの侍女に見つかり、何か用かと聞かれるので、ジャシルの侍女、チソが珍しい茶があったらハソに持ってきたという。

 ジャシルは兄に茶を飲ませるが、お前も飲めと言って、2人で1つの茶碗から茶を飲む。ジャシルの心はいかばかりか。
 しかし再び継ぐ茶をにがいからもういいという夫にあと3杯はお飲みください。あなたを救うかもしれませんとジャシルはいう。チェ・リは言われるまま茶を飲むのだったが…。

 洛陽の貴賓館では楽浪国から来る一団に芸を魅せるためチャチャンス技芸団が布を使って宙を舞う空中芸の稽古をしていたが、ヘンカイは言いにしてもプクがまだ初心者のため、どうも落ちてしまう。今はネットが張ってあるからまだいいものの本番で発揚する芸の腕前ではない。チャチャンスはホゴクに芸が未熟だからプクをソソに交換させたいというが、あの子でなければダメだと譲らない。しかしあの子ではまだと理由を説明し、ではいざというとき身体を受け止める網を使わせてほしいと言っても、ダメだという。作戦ではプクが失敗して落下しなければ、騒ぎを起こして、ワン・ゲン、チェ・リの首をとることができないのだから、仕方がない。
 さすがにチャチャンスの妻・ミチュがあの執着の仕方はおかしいと気付く。あの子はここへ来た時胸にかんざしが刺さっていた、そのことと何か関係があるのでは?とまで言い出す。
 まさか時間が経ってあの赤ん坊だとは判るまいとチャチャンスは言うが、実はみんな…ホゴクさえも気付いていないが…いい所を突いているのだ、気が付かないだけで。

 船の上では作戦に出るため、ジャシルが茶をがぶ飲みしている。そしてついに兄上に差し上げる茶を持って来いという。
 ワン・ゲン側も以後に誘い盤を崩すからそれを合図に刺してくれとワン・ゲンにときの合図を告げているが、こちらも今1つやるとなると決断を迫られるが、覚悟を決める。
 なにも知らないチェ・リは囲碁に誘われそれを受ける。高句麗から送られた衣装に少し手を施して刺繍をしたからワン・ゲンに渡してくれという。いざとなったら第1夫人のハソ、第2夫人のジャシルをやれとワン・ゲンの妻、モヤンから指示を受けている家臣はだったら直接渡されれる方がいいとハソも誘い囲碁の席に向かう。
 ちょうどその2人とすれ違った、ジャシルのお茶を用意したチソがそれを告げるともう動くのか、夜だと思っていたのに、まだ夕方だというのにと、茶に毒を入れ、チソに薄い粥を作れと包みを渡す。なんですかというという問いに小麦粉だという。
 そしてお前だけが頼りなのと言うのに怖がるチソに、このまま私たち、チェ一族まで皆殺しに合う。
 できないというチソを必死に説得する。私だって怖い。

 実は荷物にまぎれ勝手に船に乗り込んでいたラヒがやっと荷物から出てくる。私を置いて行くなんてずるいとついてきてしまったのだ。
 役者は揃った。ときは着た。
 ジャシルまでやってきたことにワン・ゲンも驚くが、祝いの酒を兄上に差し上げたいと茶を差しだす。祝杯をと差し出すのを家臣が思わず、落とす。なにをするというジャシルに、異臭がしたからというが、高価なものを混ぜたからだ。
 
 それとも私が毒でも入れたと思ったかとずばりと切りこむ。
 兄に差し出すが、なかなか受け取らないのをジャシルは兄上も毒を入れたとお思いですか?と訪ねると無礼が過ぎると、チェ・リが奪い取って飲む。なにも起きない。冷たくて甘い味がしますわと、ハソにも勧め、ハソも美味しいと言って飲む。
 そのせいで気を許したか、まだ夜にもなっていない。と家臣に食事でもして来いと部屋を出ていくようにいう。今宵は水入らずで過ごすという。家臣はもうなにも言えず、出ていく。

 祝杯は3杯だと3杯目を勧めるが、ワン・ゲンはお前は何が言いたくて来たと切り出す。
 ジャシルは、私たちを殺す気ですか?と率直言う。お前は一生鯨捕りの妻でいられるのか?ジャシルは今はまだ判らない。
 チェ・リも妻たちの気持ちを考えず、自分の考えだけで決めた。話す機会を選ぼう、もう止めようと止める。
 3杯目を口にするが、残し、お前も飲めという。ジャシルは飲み、答えてくださいと再び詰め寄る。
 ワン・ゲンは一緒に戦った者は富貴を共にできないと答える。そっと、チェ・リとハソは手を握る。
 権力の話はワン兄妹に任せ、私たちは席を立とうとすると、ハソが席から立てない。チェ・リが手を引こうとすると血を吐く。そしてチェ・リも血を吐き、2人とも倒れる。
 ワン・ゲンはジャシルに何をしたと聞く。権力は分けられませんと言い剣を抜く、ワン・ゲリも様子がおかしい。兄上の身体では3杯は必要です。苦みを消すため薄め過ぎました。しかし私にはたりない。
 ワン・ゲンも倒れ、ジャシルも倒れる。

 言われた時間に間に合うようにチソが粥を薄めて作っていた。揺れる船の中を必死に時間に間に合わせるようチソが運ぶ。よろよろと義母様はどこだろうと出てきたラヒがチソの姿を見つけ、お母様にバレたら怒られると再び隠れる。

 部屋に入ったチソは驚く、みんなが倒れている。ジャシルの背を叩き起こす。ジャシルは咳き込み起き上がる。その前にがぶ飲みしていた茶が、死者も生き還えられる茶と言われているものでそれが効いたらしいわという。

 お義母様達はここね、びっくりさせようと部屋に入ったラヒはその部屋の異常な気配に息を飲む。父も義母も倒れている。奥の寝台に運ばれたワン・ゲンは自分の母によって粥を薄く伸ばしたものをつけた布で顔を覆われ、暴れるのをチソにもワン・ゲンの身体の上に乗って押えろと言っている、まさに阿鼻叫喚の風景だ。
 なんでも望みは叶えてあげるから、そうでないと私たちは殺されてしまうというジャシルの言葉に、それを忘れないでくださいねと言いチソはワン・ゲンを抑える。
 ハソ、チェ・リも目を覚ますが、その光景を見ようとも身体が動かない。
 ダメよ。ジャシル、腹違いと言えど血を分けた兄妹なのに…。腹違いだったらしい。だからある意味そこまでジャシルは残酷な真似ができたのだろう。
 物陰から全てを見てしまうラヒ。

 息が止まりました。やっと布を外すと兄は目を開けたまま微動だにしたない。その目を閉じさせると、ジャシルは…笑いだす。涙を流しながら笑い続ける。ジャシル様怖いです。
 しかしジャシルは笑い続け、ラヒはその光景にその場に泣きながら崩れた。

 高句麗にもワン・ゲンの死の知らせは行った。そしてホドンにお前の考えの間違いのせいで我が国は不利益を被ったと、剣を自ら振るう。剣を教え込むつもりなのであろう。

 戦争…王后は思っていた。急に高句麗の持つ県の代表を集めたからだ。このままでは全てが高句麗に吸収され、楽浪までも襲いかねない。

 嫌でも今は王后と次妃が手を組まなければならない。

 モ・ヤンヘも夫の死の知らせを受けた。
 出た言葉が、ジャシル、だ。さすがにあの女しかいないと見抜く目は鋭い。

 ラヒただ黙って、壁に頭をぶつけて続けていた。事情を知らない。侍女はどうしてこうしているのか理由が判りませんと言うが、下がらせ、ラヒに、あなたに母親としてひどい光景を魅せてしまったが、政治とは殺されるか殺すことなのよ。あなたと父を助けるためにはこうするしかなかったのと、呆けた娘に説明をする。

 船の中で夜更けに急死したワン・ゲンのお陰でチャチャンス技芸団の公演も中止になり、その片づけをしていた。
 プクが残念そうにしていると女性が1人近づいてくる。
 綺麗…
 思わずつぶやくと
 お前も綺麗よ
 と、実は母のハソが返した。

 チャチャンスに喪中だが、娘のために芸をしてくれという。

 安置されたワン・ゲンの棺にジャシルが会いに来た。
 兄に触り、冷たい。寒いでしょ。でもこうしなければ、ここにいたのはチェ・リだった。
 これが政治です。とやった本人が言っている。

 許して、ジャシルの目から涙がこぼれた。こうしなければ兄上は欲が深すぎたのです。
 兄の頬に顔を寄せ泣きながら、ジャシルは呟いていた―――。

ガラスの仮面  都会の星

2013-04-26 12:30:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 速水真澄の独白が中心になる。
 

 2歳で実の父が死に6歳で速水英介の養子になった。英介は岡山から家出してたくさんの会社をするようになった。植木をいじっているおじさんが教えてくれた。大都芸能もその1つだ。

 30年経ってやっとここまできた。真澄は思う。

 母の藤村あや(字は不明)がお手伝いとして速水家に入った。子どもを母屋に入れるな、奥の部屋には入るなというのが英介の言いつけだった。

 英介の兄弟が子どものいない独身の英介の養子に自分の子をしようとしたが、英介は池の泥さらいをしたら考えてやろうと言い、どの子もできなかった。

 英介は、何故か嫌がる、親族の子らの前で「小僧してみろ」と言い、真澄は以前植木屋のおじさんに池の泥はいい肥料になると聞いていたので、植木屋を使い水を吸い上げ、泥をどかした。
 自らの身を汚さずに双方の利益を得た真澄の考えが英輔に何かを考えさせた。
 真澄の調査をし、申し分のない子だということで母と結婚し、真澄は速水真澄になった。
 そのときから野球も禁止され、学校が終わると会社に行き、清掃員と一緒に掃除をした。社員はみんな清掃員の子と思っていた。

 親戚の前で初めて父からプレゼントをもらったが、英介の兄弟の子どもたちがどうやっておじさんに取り言った。お父さん達が言ってたぞ。と言い、もらったもちゃを壊された。
 父はその話を聞き、妬みが判っただろう。隠せ。幸運を手に入れても見せびらかすな。妬まれるということを教えたのだ。
 1年後英介の息子と紹介されると社員の態度が一変し、その日から会社を築いていくための英才教育が始まった。

 他の親戚の子にいじめられ、もうあんな家には帰らないと決めた日、プラネタリウムでなぐさめを見つけた。自分の存在が宇宙からしたらちっぽけだと気付いた日だった。

 紅天女に恋をした父が大都芸能を興した。どうしても紅天女がほしかったのだ。
 真澄はある事件を忘れない。
 誘拐されるが、犯人の脅迫に英介は「私には息子はいない」と助ける真澄の声に父は言って電話を切った。
 それを気付かれたら殺されると思い、父は金を持ってくると言っていると犯人に言い、隙を見て逃げた。
 海に飛び込み巡視艇に救われたが、父へかけた犯人の電話は生命の電話だった。それを切られたときから真澄の心は死んだ。

 中2のとき火事が起きた。紅天女はどうしたと聞かれた母は水をかぶり、奥の部屋で撃ちかけだけを持ち出した母は死んだ。父は気落ちしていたが、それは母が死んだせいか、紅天女がなくなったせいか、真澄には区別がつかなかった。

 父の側になど残るかと思ったていたが、打ちかけの焼け焦げを見たとき、残ろうと決めて、必死にここまでのし上がって来た。

 英介は舞台で怪我をした月影千草の行方を探していた。10年前どうしても姿が見えなかった月影を見つけ、追い、事故に遭い、車椅子の生活になった。
 父の人生は紅天女にさえ出会わなければ違っていた。きっと真澄もなと言われた。

 氷のような心を溶かしたのはマヤだった。
 芝居のことになるとあそこまで情熱を注ぎ、なんでもしてしまうマヤを羨ましく、恋をした。

 マヤには負けたくない必死にレッスンを積む、亜弓。ピーターハミルという世界的なカメラマンが君の写真を撮りたいと言うが、稽古のときの汗まみれの自分を美しいと思うなら撮ってもらうと言っただけだった。
 母の女優の歌子は勿体ないというが、両親の名前の裏にいた。ママも判っているんでしょ。あの子は何をしても自分の力でやって来た。あの子は天才だ。
 私が降りしぼる汗であの子に勝ったとき自分の人生を生きられる。紅天女をやりたいと彼女の意志は固かった。

 2次時審査は黒沼、小野寺が加わっている。どちらも演出家候補だ。
 主役以外の配役は全部オーディションで選ぶ。
 そうそうたるメンバーが選ばれる中、桜小路も選ばれた。3次に進む。

 まだだ。紅天女の幕にはまだ進むまで時間がある。

 マヤと亜弓の決着もついていない。

パダムパダム 彼と彼女の心拍音  それぞれの選択

2013-04-26 10:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 頑張ってるよ。どうにか起きたよ。最終回かと思ったら違ったぁーー。



 いくら考えもても判らない。だからあなたらしく決めて。
 ガンチルの家でジナはそう自分の気持ちを伝えて去った。
 
 母は泣いていた。
 病気で余命の少ないガンチル。お前は死ぬのを待ってるんだろ。だったら私と海に入って死のう。好きな女と別れたらなんだい、今度は出所を待っていた待っていた母親を苦しめるのか。ガンガン背中を叩き、母は悔しさをぶつけた。

 さっさと死ねばいい。
 放っておいても死は勝手にやってくる。
 これから息子との人生が送れるはずだった。嫁や孫に囲まれて…。それももう無理だ。

 盲導犬候補のテンニだけしっかり将来に向かっている。
 
 パク検事はガンチョルの逮捕状が破棄になった。チャングンは釈放になります。刑事の現行犯逮捕しても釈放してもですか?に、あとはオ・ヨンハクの証拠が最後の頼りになった。
 
 グクスは去ることを考えていた。ヒョスクは残念でしょうがない。私はここにいる理由にならないの?
 ジョンはアメリカへ行き、グクスまでいなくなったら叔母さんが寂しがる。
 グクスは言った。
 少しは男を見る目を養えよ。暴力を振るう男の次は突然変異の男か。

 携帯電話を選びに行くと、ジョンはいかないからいらないという。しかし、母は電話を買う。
 

 ガンチルは荷物の支度をしながら、そっぽを向いているグクスにたくさん稼いでアメリカに行け、それでジョンが勉強してなかったらぼこぼこにしろと言っていると、俺はここを出ると突然言い出した。

 ジョンは行かなきゃだめかとおばあちゃんに聞いていた。父さんもいなくなる。
 母は、ジョンが医者になるのを楽しみにしてここにいる。手元に置いておこうなんてダメなんだよ。
 ガンチルは病気で苦しむ姿を見せたくないんだ。
 ガンチルが元気なうちに正しいかは別にしてガンチルがしたいようにさせてやる。それが親にできることだ。
 必ず医者になって、ガンチルのような患者を治すんだよ。

 ジョンはどんなにしても涙が止まらない。


 ジョンはヒョスクの家に泊まり、送られた携帯電話をいじっていた。
 
 出発の朝、何度ジョンからメールが来ても見ないガンチル。
 ヨンチョルはジナの診療所にいることを決めらしい。
 ジナが荷造りしているのを見て使命感に突然燃えたらしい。

 去ろうとするガンチルの背中にお前は俺の友だちだ、幸せになれと声をかけた。
 
 ジョンはガンチルにメールをたくさん送ったけど返事は、1つだけだった。あっちの両親に迷惑をかけるな。ジョンはガンチルの息子ではなかったのだ。

 僕は行くとジョンが言い出した。
 勉強したいからなのか、薄情なのか、本当の両親に会いたいのか判らないけど…。

 それを聞いていたジナはあなたには2人の父親がいる。
 子どもは親を選べない、あなたに何の責任もない。
 いい関係を築いて。

 ガンチルさんは息子に恵まれたわね。
 
 グクスは「お母さん」とガンチルの母を呼び、荷づくりの世話をしてもらった。こまごまとしわにならないように入れる。着いたらすぐ出すんだよ。注意を怠らない。本当の母親のようだ。
 
 グクスに聞かれる。今日、刑務所に戻るのか?ガンチルはうんという。
 ヨンチルさんに会え。もう失望したくないとガンチルはいう。
 
 奇跡はない。
 一緒に奇跡を作りたいとグクスはいう。
 刑務所で半端物俺たちが出会った。
 それも何かの縁だろう。

 
 グクスは言う。ガンチルさんの生きる意味が自分の生きる意味だった。
 僕と一緒に奇跡を作り出して。
 なのに勝手に刑務所に帰ると言いだして…。

 ガンチルが望むのは、今、この瞬間が1番じゃないのか。それが望むことじゃないのか。
 涙ながらに聞きながら、ガンチルはまだ心が決まらない。
 ガンチョルから、金を振り込んだと、電話が来る。なにを焦ってるんだ、ガンチルはそっけなく言う。

 母の仕事を手伝いに行くが、邪魔扱いだ。
 だったら好きな女と別れるなというな。
 ジナにもう1度会え、なんでそんなに頑固なんだ。母に叱られ、

 ガンチルは、ガンチョルの顔を思い出した。

 母と暮らした日々を思い出した。

 まっとうに生きたことのない半端物の2人がまともに生きたかった、そう言ったグクスの言葉を思い出した。
 今、この瞬間に1番望むことをしろ。
 
 グクスの言葉が響いた。
 
 あなたらしく決めて。諦めたくなっても歯を食いしばってもう1度頑張って。
 ジナの声が甦った。
 
 ガンチルは、ジナの元に戻り、本当に俺と江原道(カンウォンド)で暮らすか? 
 そうしよう。
 
 ガンチルは、、ヨンハクに会うことにした。それを聞いた刑事は、じゃ、警備をつけようと言った。
 ジナと父とアン刑事は喜んだ。
 
 ジョンは送ってもらった空港でヒョスクに別れも付けず、去った。グクスは、抱きしめ、またねと言って、ジョンのあとを追った。
 しかし最後にジョンを迎えに来ていた男に託し、まともに従うのがばからしくなったといい、グクスは先に行けと空港を去った。
 ヨンチルに会ったガンチルは、証拠は期待してない。でも最後に人を信じたかったという。

 証拠のありかってなんだ?
 ヨンチルは携帯電話だ、最初に渡した写真だという。
 一体何のことだ、俺にはさっぱり…。

 昔、前からミノを刺した、すぐ後ろからもう1人が刺した、そして、自分の持っていたナイフを前から刺した男に握らせた。
 
 握らされたナイフを男は捨てた。ナイフを捨てた場所にある。

 ヨンチルは言った。俺の父親は弱い。放っておけなかった。
 俺を恨むなよ、あの頃は幼すぎたんだ。ヨンチルは言った。

 ガンチョルにガンチルはいかないと電話をした。そしてミノが殺された場所に証拠があると、告げた。
 ミノの兄さんチョン刑事に連絡する。

 それを聞き、ガンチョルは急いだ。
 
 ジナの父達がそれを追う。
 奴が出発しました、ガンチルは電話でジナの父に告げた。証拠の場所は知っているのか?
 しかし奴が先についても、問題ない。場所は俺とヨンチルしか知らないとガンチルは答えた。
 犯人を捕まえるのが先だ。、父はいう。
 ガンチルは、ジナと一緒に行くと告げた。
 これは報告です。そうするのがいいと思ったから…。

 ガンチョルはあの喧嘩の場所に行き、探す。
 自分が握っていたいたナイフ、それをガンチルに押しつけた。
 これか?見つけかけたとき、警察がやって来た。
 ガンチョルにもう逃げ場はない。
 ジナの父はその場所からナイフを出し、ガンチョルは言われた。
 もし、ガンチョルの父が裁判官でなければ、ミノの事件はあのとき終わっていた、と。
 ガンチルは、崩れ落ちた。ジナの父はそのガンチョルを蹴った。

 ミノを殺したのはガンチョルなんだ。俺は無実だ。訴えていたガンチルを思い出した。
 
 ジナとガンチルは家で巡り合った。

 ガンチルは、ジナを抱きしめ、希望を持たせてやることはできない。生きてやるとか、頑張るとか言えない。頑張ってみるけど、もしものときは静かに逝かせてくれ。
 俺がいなくなったときのことを考えろ。それでも平気なら、俺と江原道(カンウォンド)に行こう。

 ミノや多くの人がいる場所だ。きっといい場所だろう。

 ジナの気持ちは決まっていた―――。


 もうダメだ、起きていられない。眠ります☆