6月議会で、文化・芸術振興の、アウトリーチ推進事業と、文化・芸術関連施設について質問しました。
今年度から実施するアウトリーチ推進事業の中身と財源確保や体制づくりはどうなっているのか聞いた。今年は5校から6事業の開催希望があり、現在、細部の調整をしている。予算確保では、文化芸術振興基金の一部を活用していくとの事。体制としては、今年度、生涯学習全般から、文化芸術担当を独立させた文化振興課を設置し、取り組んでいく。との答弁でした。(6事業の内訳としては、市内の小中学校で「絵手紙・伝統芸能・舞踊ダンス・陶芸・茶道・書道」などを予定しております)今年度は、僅か5校の取り組みとなるが、来年度に向けてより多くの学校でアウトリーチを体感できる取り組みをすすめるべきとの質問に、周知のため、連携を取りながらPRをしていくとの答弁でした。
市内在住の芸術家や文化人などによるアウトリーチは、子ども達の目の前で芸術に触れることが出来る、素晴らしい体験になると思います。是非、中身の濃いものにして頂きたい。継続していく中で、芸術家の育成にもつながりますので、大変ですけど知恵と工夫で良い事業ができる事を期待したいと思います。
文化・芸術関連施設では、博物館の入館料を無料とし、体験コーナーを充実させるなどの工夫はできないのか、また、美術館設置は、市民要望も強く、設置に向けて、交付金などを活用して実現すべきと質問。答弁では博物館の入館料については検討時期にきている、今後、他市の状況を見ながら検討する。市民が足を運んでいただく事が出来る取り組みを検討。具体的にはミニコンサートの開催など考えている。美術館設置については美術館設置検討委員会で検討しており、補助金などについても研究しながら実現に向けて検討して参りたい。との答弁でした。
昨日、苫小牧市民吹奏楽団の第36回定期演奏会に行ってきました。多くの市民が来場され、吹奏楽曲をはじめ、「世界旅行」をテーマにした聴き慣れた楽曲などの演奏もあり、楽しく聞かせて頂きました。自分も吹奏楽を長年やっていましたので、演奏者の緊張感や、連帯感なども、じかに伝わってきて心地よい時間を過ごせました。関係者の皆様、お疲れ様でした。また、ありがとうございました。