昨日、３５年ぶりに母校である苫小牧東中学校に行ってきました。ここでは２０年前の平成元年から、不登校児童生徒のための「相談学級」をおこなっております。訪問して教頭先生と専任教師から説明を受けました。学級は特別支援学級（情緒障がい学級）として位置づけられて、気持ちが不安になり登校しない、あるいは登校できない状態の中学生を対象としています。一人一人の興味や関心に合わせ、できる所から始める個別学習に取り組んでいる。遠距離通級にはバス代の補助もあり、保護者との相談も行っています。不登校を乗り越えた生徒の事や、様々な状況を語って頂いた専任教師の熱意に感動しました。さらに苫小牧市には高等養護学校が無いことに触れ、保護者の負担を考えると、苫小牧市には絶対必要な施設であるとあらためて感じました。過去に養護学校の受け入れを拒否した経緯がありますが、時代も大きく変わり、障がい者と、その家族を支えるしくみが大変に重要と思います。市として、養護学校の設置に向けて、もっと強く、何度も要望するべきだと思います。