まなびの途中

色々な仕事をしてまいりました。
色々な出会いがありました。
勘違いもありますが、
学んだことを書いてまいります。

人材不足なのかなぁ、政治家。

2007年09月03日 | 政治
遠藤農水相が辞任 補助金不正受給で引責 後任に若林氏

  遠藤武彦農水相(68)=衆院山形2区=は3日午前、首相官邸で安倍晋三首
  相と会い、自身が組合長理事を務める農業共済組合が補助金を不正受給してい
  た問題の責任を取り、辞表を提出、受理された。

最近、ちゃんと考えていません。
もう少しで、普通の状態になれると思うんですが。
色々と差し迫った状況が続くと、鈍するんですねぇ。

よく調べてないんですが、
いわゆる「官僚系」。
2世議員とか、自分的にはどうのこうのないんですが、
個人的には、この官僚系の方が、問題あるんじゃないかと。
世間でも、よく言われていますよね。

ようするに、その省庁なり、官僚を「監督」する上で、
確かに、官僚出身の政治家を配置することは、
理に適っているかも。
監督できればね。

でも、遠藤さんは、米沢市農業協同組合 理事(5期15年)を皮切りに、
山形県議会議員(3期11年)、昭和58年 山形県農業共済組合連合会 
理事(現職)と、官僚ではないんですが、
この履歴からすると、
政治家になって、何を実現したいか、
もう、誰が見ても、これだな、ってわかる。

色々と見ていくと、一時期は、業務に精通しているということと、
日本の国政を論じることと、それは一致していた時期はあったかもしれない。
また、官僚として、何ができるかを考えた時、
自分の使命はここでは実現できないと、
崇高な考えをもった方もいたのも事実。

ただ、最近の大臣を見ていると、
「取り込まれている」
「利害関係者だ」
「どっちが、あなたの足場なの?」
という方が目に付く。

確か、立法も、議員が作成した物よりも、官僚が作ったものが多いと聞くし。
そういうの行政立法っていうんですか?
ねぇ、政治家と官僚が、双方で手を取り合って、
何かを守っている状態が、
結局は、戦後のレジュームとか、そういう話しなんだと思っていましたが、
自民党は、ここに、誰も、手を突っ込むことができなかった。

むしろ、それぞれの省庁を「黙らせる」人材が、
官僚出身以外、いない。
例の小池議員も、詳細はわからなかったんですが、
メディアは、面白おかしく、対決振りを報道しておりましたが、
あれは、どうあれ、小池さんをフォローしなくては、
だめだろうと、そう思っておりました。

官僚の勝ち!小池の負け。
そんなレベルで話していい「事件」では、ないであろうと。

民間は、もう何をしても、行政に監督されまくりです。
言ってみれば、官僚と癒着してこそ、
安定的な経営ができる「可能性」が、高い。
壊されて困るのは、案外、大手所かもしれません。

農水関係は、ご存知のように、民間は、大きく利権がございません。
もっぱら補助金行政で、ばらまいてなんぼでしょう。
格好のメディアの標的になります。
ほかじゃ、上手く、隠してくれるかもしれませんが、
農水は、だめだろうな。

そう考えると、日本を再生するために、
まずは、運営権を、誰が取り戻すか。
ええ、国民に決まっています。
それを「代議」してくれるのが、政治家なんで、
支持する政党の、政治家に、国民は意見を集中するしかないんですが、
あいかわらず、社保庁の杜撰な実態とか、
農水の利権問題とか、

スキャンダルが、大好きですよね。
朝青龍と、同列で扱われている政治マター。
ええ、素晴らしいとしか、本当に素晴らしいとしか.........。

民主党は、これだけではないんですが、
まずは、この連鎖を断ち切れるか。
例の、厚労省の局長と、社会福祉法人の「縁戚関係」。
これが許されるんだったら、
民主党の岡田さんも、ええ、ジャスコから、貰い放題でもありだと。
ああ、失言です。
ごめんなさい。