昨日「はやぶさ２」が無事地球（上空）に帰還し、日本時間の未明に「はやぶさ２」から投下されたカプセルの回収に成功したと聞いた。カプセルの中身に関する吟味は未だだが、一先ず「小惑星探査の２度目の成功」に賞賛を送りたい。
今回、探査機本体は大気圏内に突入せず、再び別の小惑星に向けての軌道に乗ったという。さらなる小惑星成分のサンプリング成功を願うのはもちろんだが、惑星探査後の宇宙船本体をどうするかに関して新たな試みかも知れない。これ以上地球周辺の宇宙ゴミを増やさないという思想が、その裏にあるような気がする。本体の大気圏突入では、すべて燃え尽きる予定だとしても、一部が飛び散り小さな宇宙ゴミになる可能性も考えられるからだ。
ふと思ったが、どうせなら国際宇宙ステーションでサンプルカプセルを受取り、そこから再び次の任務への軌道に「飛び立つ」というのも出来たら面白い気がする。その際に「燃料補給」や「新たな改良」などが可能ならさらに素晴らしい。同じ「小惑星探査機」を何度か「シャトル」のように利用できるなら、地球から打ち上げる時の燃料節約にもなる。JAXAはそんなことも考えているのかな？ など、勝手な想像を膨らませながら２度目の快挙のニュースを聞いた。
