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高速道で立往生

2020-12-18 | 日記

突然の大雪、関越道では丸一日の立往生という。雪の予報が出る中でも雪国にの運転に夏タイヤのまま出掛ける人々が居たりするのは、過去のニュースや雪国での経験で承知している。さらに、雪が深くなれば冬タイヤでもチェーン無しでは動けないこともある。雪国に居る時でも、認識不足でチェーンを持たないままスキーにやって来て立往生している車に何度も遭遇した。ましてや、今回は初めての積雪が記録的な大雪だったから・・、と思わないわけでは無い。

 何とも不思議で気に食わないのは、この様な時の高速道路の管理者(東日本○○、および国)の対応が何年たっても改善されないこと。積雪での渋滞・立往生は毎年のようにどこかの高速道で起きているのに、それを避けたり早期に解決するための基本的な対応策を模索しているとはとても感じられない。西日本に至っては、降雪の確率が高いというだけで「通行止めにすれば良い」と言わんばかり。実際に雪が積もっても降っても無いのに、「雪のため通行止め」だったりする。

 高速道は所詮、「便利さや快適さのためにある道路」であって、状況が悪い時には真っ先に閉鎖しても差し支えない道路、なのだろうか。民営化した高速道路事業に政府は時折り口出ししているように見えるのは、政府が高速道路建設を「全国的な幹線道路整備の一環」と考えているのだと考えていたのだが。高速道を幹線道路整備の一環と考えるなら、大雪に備えた除雪・排雪のシステム化を国全体の問題として考えるべき。道路建設や通行料については政策を押し付けるのだから、大雪・立往生の発生が予見できる”非常事態”にこそ、国や政府が指導・支援(除雪費用を含めて)に乗り出す仕組みがあって良いのでは。そんな時は、その地域への災害派遣や物資援助が必要となる事態だって起きる可能性があり、その場合その地方に至る幹線輸送経路となり得るのだから。

特に雪の多い地方において高速道は、道路幅があり直線的で急坂もなく、障害物や交差がない「除雪にも、通行確保にも最も制御しやすい道路」と考える。他の国道や一般道の除雪や通行制御はもっと難しいはず。それでも、高速道路の立往生が発生し、その車を一般道路に下ろせば解決のように報道される。一般道に下りた車はその後どうなるのだろう。高速道は除雪できないが、一般道の通行は確保されているというのだろうか。マスコミの報道も、高速から一般道に下ろして一件落着、という姿勢。例えば、関越道周辺の一般道・国道の積雪がどうなっているのかほとんど報道されていない。一般道に下りた車は、はたしてその後どうなったのだろうか? 

 

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