やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

50歳の誕生日に10歳のサバをよむ話

2011-07-07 | その他
たくさんのおめでとうを頂き
ありがとうございます。

直接、電話、ネット、手紙、小包・・
いろんな手段(メディアって言うのかな)
で連絡を頂いた・・
って強要してるのではないから・・
とくに小包(ちゃんとしとるw)

どちらかと言えば覚えやすい日やからね。
あと、ネット=SNSのリマインダー機能
なんかでお知らせがいく時代やし。

ヒト様の誕生日にどれだけ声かけてるか
というと自信ない。男の人にはあんまり
言わないし、女の人に言うのもね・・
どこまで嬉しいのかわからないから・・



天気は例によって曇。夜半には雨だ。
織姫星と彦星は見えなかったけど、
無事逢えたかしら。

旧暦の七夕は秋の季語だそうで、
晴れる確率は5割をこえるから
この伝説が成立したのかも。
ちなみに太陽暦では2割5分だ。

韓国にもおなじ習慣があるそうだ。
雨が降ったら二人の逢瀬の嬉し
涙だって祝うらしい。



50歳の大台に乗ってしまった。
だんだん年齢を重ねる意識が薄くなるけど
50歳はちょっと意識した。

あの孔子の言葉「五十にして天命を知る」
の「天命」には「運命」と「使命」の両方
の意味があるらしい。

論語のこの表現を巡って、
「運命=自分にはこれだけしかできない」
ということを意味しているのか、それとも
「使命=人生でこれはしなければならない」
のか解釈が分かれているそうだ。

中国の占星術っていうか占星学にも、
変えられる宿命と変えられる運命を
わける考え方があるね。

天命なんてわからないなぁ、この歳でも。
そんな柄でもないし。ただもっと自分の
直感に従って行動したいって気持ちは
強くなってるのは確か。物欲とかって
そんなになくなってきたし。



最新の『暮らしの手帖』6-7月号で
松浦弥太郎編集長が故花森安治編集長の
言葉を紹介していた;

それは、自分のことを10歳若く考えれば
よいというアイディアだ。(中略)50歳の人は
40歳というように。自分で自分の年齢のサバを読む。

そうすると元気に動けるだけでなく、自然と
10年前の思いや気持ちを思い出すことになり、
常に「初心に帰る」というおまけが付く。
なかなかいい考えだとつくづく思う

40歳か。いいね。
10年前、新世紀になって、
911が起こって、そしたら
311がまだまだ続いている。

その10年間を大切に思い返し
ながら、サバを読もうかと思う。