心が元気になるものイロイロ!

暮らしの中でみつけた、ちょっと幸せを感じるものの事を書いています。
元気をくれる料理、絵、植物、本の事等。

金沢「国立工芸館」

2021-07-25 06:51:00 | アート
連日、猛暑が続いてますね〜。

🌻🌻🌻

先月の事を今頃アップになりますが、、、😅

北陸へ。

夫の祖母の家が無人のまま残っているので、片付けしたりお墓参りなど。
 

コロナ禍になってから、電話でしか話してなかったので、、

叔母たちにも久しぶりに会ってきました。

✨✨✨

その時に立ち寄ったのが、金沢の「国立工芸館」。
元々、東京銀座にあった「東京国立近代美術館の分館・工芸館」を金沢に昨年10月移転したそうです。



その移転記念展「近代工芸と茶の湯のうつわ、四季のしつらい」



写真を撮ってもOKでしたので、、、
気になったものを撮らせて頂きました✨




↑こんな形の水指があるのね〜。

どうやって使うんだろうかとか、、






モダンな茶室。
中には入れませんでしたが、、











 

美術館も久しぶり

目の保養をさせて頂きました。

建物内部は元の建物を生かしたレトロな部分とモダンな部分がミックスされていて、

広々とした空間で見やすい展示でしたね。









「呵呵」天野達夫・明美・光夫さんの作陶展

2021-05-08 22:52:00 | アート
何度か今までにも作品拝見している天野明美さんの展覧会を見に行ってきました。




今年はちょうど緊急事態宣言も出ているし、どうしようかと迷いましたが、、、
そんなに遠くないですし、バスで一本で行けるギャラリーなので行ってきました。




明美さんのお父様と息子さん、3人の作品の展示です。
昨年、陶芸家のお父様が亡くなり、その供養も兼ねていらっしゃるとの事でした。

↓お父様の作品















呵呵(かか)とは大声で笑う様との事。
そうした境地でお空の上に旅立たれて、きっとお空の上でも笑ってらっしゃるでしょうとの事でした。

↓明美さんの作品






















ペットのお顔を描いて時計にもして頂けるようですよ💕







↓息子さんの絵付け作品



この大皿の裏にも楽しい絵が書いてありましたよ。

Facebook で拝見していましたが、やはり実際に会場でいろいろな説明して頂きながら、作品を拝見できた事が嬉しいですね。

※ご本人の許可いただき写真撮らせていただきました。






◾️「呵呵」天野達夫、明美、光生 作陶展
日時:2021年5月4日(火)〜9日(日)  
10時〜19時 ※最終日17時閉場
場所:ギャラリー中井 にて
(京都市中京区木屋町三条上ル)

明日までです。

更新遅くて、、、冷や汗。生きております〜、、金沢へ

2020-11-26 18:02:00 | アート
10月〜何やら用事がひっきりなしで
あっという間に11月末ですね。

🍁🍁🍁
10月、紅葉もまだまだ、色づき始めだった頃、
義父の三回忌のため、車で石川県へ。

こんな時ですので、年配の親戚の方々は来られず、、、少人数で。

Go to トラベル この時初めて使いました。
ホテルもお安く泊まれましたし、地域クーポンは地元の酒屋さんで色々美味しいお酒など購入させて頂きました。

2日めは少し時間あり、
「金沢建築館」と
「かなざわ玉泉院」へ寄れました。
✨✨✨
「谷口吉郎、吉夫記念 金沢建築館」は時間毎に人数が限定されていて、人も少なくゆっくり拝見できました。コロナ禍で美術館に行くのも久しぶり。

この後、きっと紅葉で綺麗だったはずですね🍁


スッキリモダンな建物で

鈴木大拙館京都国立博物館も谷口吉夫氏の建築、、、
同じように水を張ったこの雰囲気が独特!

解説の方からこんなに水が綺麗な理由を聞き、ちょっとビックリ。

左端の奥の方でカラスが来て水浴びしてますが、、


アップにすると見えますよね。
カラスって本当に強いなぁと。


迎賓館 和風別邸「游心亭」は谷口吉郎氏の設計。



親子で建築家、どちらもスッキリした空間作りされていて、やはり感性も遺伝あるんでしょうかね。
✨✨✨

企画展は
「日本を超えた日本建築-Beyond Japan-」世界的に活躍されている建築家8人の方の建築模型が展示されてました。

形がとてもユニークでこんな形の建築物があるんだと、、、本当に面白かった。
残念ながら、企画展は写真不可でしたので写真ありませんけどね。

🍁🍁🍁

「かなざわ玉泉院」では庭園を拝見した後で美味しいランチを頂きました。

由緒ある、お庭とのことで丁寧な説明もしていただきました。


























見目麗しく、美味しいお食事、
たまには外食も良いなぁと、、🍁




京都市京セラ美術館

2020-05-31 09:53:00 | アート
京都市美術館がリニューアルオープンして、
京都市京セラ美術館」に名称も変更になり、

本当は3月末オープンでしたが、コロナで延期となり、やっと先日から京都府民は予約で入館できるようになりました。




入る時は予約確認して、アルコール消毒、体温検査は空港のようなセンサーがついてる箇所を通ればOK。
1時間あたり50人くらいなので、ゆったりしてました。



見たのは「春季コレクション展」、今までの美術館の1階部分の展示。

これまで事務所になっていた部分が展示室になっていて、彫刻と工芸作品など素晴らしい展示ありましたが、部屋自体がとても素敵だったのですが、、、残念ながら写真不可。

中庭は現代彫刻作品あり、




反対側の庭側にもこんな作品が、、



フラフープかな?


昔からの建物も残されていて、

以前の入り口は締め切りになってますが、、、

やはり昔ながらのこの建物が素晴らしく美しい。












人が少ないので写真もゆっくり撮れました💕

建物自体が本当に素敵。


この建物の耐震化もあり、新しい建物が追加されて、地下からの入館になってます。

レトロとモダンが共存する建物、、、そのうち見慣れるかな😅



映像のスペースが新たに追加されてます。



こちらは新館 東山キューブ

「杉本博司 瑠璃の浄土」開催されてますが、
次回こちらはゆっくり見にこようと思います。



下のは鬼頭健吾さんのアート作品

ホウキがグルグル回ってる???

現代アートは分かろうとしたらあかんのですね。



フラフープ作品も同じ方の作品のようです。








久しぶりの美術館、、、こうしてものを見に来るのも久しぶり💕

嬉しい時間でした〜。
心の栄養にアートは必要。

カラカラのハートにちょこっと潤い与えられました。

✨✨✨

近々、府民以外の方も予約なしで入館できるようになりそうですね。

コロナの第二波が心配ですが、、、

このまま収まってくれるようにと祈るだけです✨

京都の若冲とゆかりの寺

2020-01-19 00:45:00 | アート
京都 高島屋で開催中の若冲展。

「没後220年  京都の 若冲とゆかりの寺
ーいのちの輝きー」





美術館での開催ではないので、大した事ないだろうと思い、観に行く気はさらさら無かったのですが、、、

行ってすごく良かったと言うのを聞いて、昨日行ってきました。

会期終わり間近で、しかも土曜日だからだと思いますが、まぁ、びっくりするほどの混み具合で、、、

流石、若冲ですね。

細美美術館や京都の寺に所蔵されている掛け軸や屏風など、(百貨店開催にしては)多くの作品展示あり、見応えがありました。






なーんと、明日までです。
もうちょっと早く観に行けばゆったり見れるはずですね(笑)



相国寺の承天閣美術館でも何年か前に、生誕300年の節目の展覧会ありましたが、あの時もすごい行列できてましたのを思い出しました。

✨✨✨
最後のエリアは若冲の弟子の作品展示がありましたが、あまりに若冲とは違いすぎて、展示なくても良いのでは、、、

なーんて思いましたが、、。

鶏を書いてはいるけど、、、、
ユーモラスではあるけど、、、

線や空間の使い方など、明らかに違う。
ここでも若冲の凄さを感じることとなりました。

✨✨✨
京都 高島屋では明日、1月20日まで。

その後、東京日本橋、横浜 高島屋へ巡回するようです。
関東でも行列ができるかもしれませんね。


日展 巡回展ー京都

2020-01-12 06:00:00 | アート
日展、見に行ったのは久し振りかも。

友人の知人の方が、書で賞を取られたとのことでチケット頂き、久し振りに日展見に行きましたので、

書の作品ばかりの写真になってます💦

写真1枚目だけ油絵です。とても空気感を感じることができたので写真撮らせて頂きました。フェルメールのような、、、。

※写真許可されている作品のみ数点撮影。




京都市美術館改装中のため、みやこめっせと京都市美術館別館で開催されてました。

スペース的に作品ぎゅうぎゅう詰めで展示されてましたので、油絵や日本画では大きな作品でも後ろに下がることもできなかったり、、、ちょっと残念だなぁと感じることもありましたが、、。

こんなに大勢の方が彫刻、絵画、書、工芸作品などに向き合い、作り続けていらっしゃるパワーを感じ、大いに刺激を受けました。
✨✨✨

こちらの会場で偶然にも着物友達にばったり会ったりして、、、新年早々、面白いなぁと💕

✨✨✨

新 第6回日展は昨日、1月11日(日)まで京都開催でした。
巡回展ですので、次は名古屋、大阪、長野、金沢、長崎と続きます。


京都国立近代美術館「円山応挙から近代京都画壇へ」

2019-12-10 22:33:00 | アート
11月から開催されていた「円山応挙から近代京都画壇へ」ずっと行きたいと思いつつ、やっと終わり間際に滑り込みで見に行くことができました。




兵庫県香住にある大乗寺の襖絵が京都では24年ぶりの公開だったようです。
重要文化財の襖絵が立体的に展示されていて、その生き生きとした線や空間などを間近で観れる良い機会でした。

大乗寺襖絵のVR(バーチャルリアリティ)のエリアは1階にあり、お寺内部にいて襖絵や庭を眺めたり、お寺の上を鳥になったように空から見下ろすような映像もあり、

その場にいるような体感ができましたが、ちょっと酔いそうな映像でした💦

※前に東京の美術展に行った時もVR映像を見ましたが、その時はメガネのようなのをかけて見るものでした。
しかし、今回は2畳くらいの空間に映される部屋を一度に大勢で観れるものでした。うーん、どんどん技術が進んでいきますね。

✨✨✨
円山応挙は弟子が1000人もいたとされる円山派、その影響を受けた呉春が興した四条派、、、そして円山派、四条派の二派が近代まで影響を与えたということがわかりやすく解説パネルやビデオで示されていました。

迫力もありますが、日本画は美しい線と空間の美しさがあり、、、

若い頃は断然洋画が好きだったんですけど、歳を重ねるごとに日本画も好きになっているかも。

今回の展示で4階部分は、京都国立近代美術館の所蔵品は写真オーケーでしたので、気になった作品だけ写真撮らせて頂きました。

竹内栖鳳


橋本関雪


こちらも竹内栖鳳


上村松篁



そして、4階から見える景色はいつも気持ちが良い。
快晴で気持ちが良い一日でした〜。


◾️「円山応挙から近代京都画壇へ」
〜12月15日(日)、今週末までです。



京都国立博物館「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」

2019-11-22 07:14:00 | アート
少し前ですが、京都国立博物館へ。

日曜美術館で先日取り上げられていましたので、混雑してるのではないかと思い出かけました。

朝一に行きましたが、既に行列、、、

しばらく並んでいれば入れましたし、
時間少し過ぎた方が行列なくスムーズに入れたようです。



元々一つの絵巻だった佐竹本。
そのままでは買い手がつかない高額な巻物を、切断することで国内に留めることができたそうです。

切断された絵はそれぞれの持ち主によって、又、絵や句により、
趣向を凝らした布や紙を選び、表具されていました。

当時の財閥の方所有が多く、、、
お茶の造詣が深い方による軸は抑え気味の趣味の良い表具、

句に合わせたマーブリングの技法を使った斬新な表具や

目を引く豪華な織物を使った表具があったり、それぞれ楽しんで選ばれたのだと思います。

私ごとですが、、、書の表具は今まではお任せしていましたが、前回自分で色を選んでみましたが、、、出来上がりはなんだかしっくりきませんでした
経験が多くある方だと内容に合わせ、この布が合うと判断できるのでしょうね。今のところは、お任せするのが一番だなぁと思っています。

その為、この展示でも表具にばかり目がいきました。



書も素晴らしいものが出ていましたので、じっくり拝見してきました。

 
良いお天気の日で、気持ちが良く、
紅葉も始まっています。

しかし、今年は例年に比べてちょっと葉っぱの色が薄ぼんやりしてるように見えるのですが、、

寒暖差が少ないのでしょうか。

現在、展示に使用されている建物は「平成知新館」、、、

下の写真の旧館は現在使用されてませんが、以前はこちらでずっと展示されてました。いろんな美術展見にきたので懐かしいです。以前はこちらで企画展していて、平成知新館に建っていた建物内で常設展示がありました。

旧館は建物内も重厚で落ち着くのですが、、、
現在使用されていないのは耐震性に問題あるのでしょうか。

ずっと使用されてませんね。
勿体ないなぁ。


ほんの少しの間ですが、こちらでお仕事していたことあり、、、なんだか懐かしいなぁと。

調べたらこちらの建物は「明治古都館」と言うらしいです。

次に何かできたら、令和の文字が入るのでしょうね。

●「佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美」は11月24日(日)今週末までです。






堂本印象美術館「野外陶芸作家展」と「川端龍子」

2019-11-03 20:03:00 | アート
昨年、6月頃にいきましたが、
今年は初めて、、、久しぶりの堂本印象美術館です。



前にも彫刻展で作品拝見した「天野明美さん」の作品が野外に展示されているとFacebook で知り、見に行ってきました。

6人の陶芸家の方々の作品が美術館の屋外に展示してあります。

天野さんの作品は、いつもとちょっとイメージ違う感じがしますが、、、すごい迫力です。
タイトル「三億年!」


 
円形に並んだこちらの作品は5体、、、青、赤、黄、白、黒
五行の色と同じですね。


青 知恵。


赤 哀歌




黄 未来





白 微笑



黒 怒涛





そして、こちらの作品も天野さん作です。残念ながら、この日はご本人にはお会いする事できませんでしたけど、、。


他の方々の作品もそれぞれ個性的でしたよ〜。




ブログアップが遅くて、こちらの野外彫刻展は明日までの開催です。立命館大学や龍安寺、金閣寺にも近いので、お近くまで行かれる方はお立ち寄りくださいね。


✨✨✨

美術館内では、川端龍子展開催中です。
こちらは11月24日(日)まで。




川端龍子、、、女性かと思ってたら、男性でした。勉強不足でしたが、先入観なく見た事で、強烈な印象を受けました。

購入した絵葉書をスマホで写真撮ってますが、、、この絵はサイズ大きく、本物はもっと色も美しいです。

しかし、美しいだけでなく、、、

この絵の題名は「爆弾散華」で、、、

絵の横に書いてある説明でなるほどと思い、、、

又絵を見入ってしまう。

そんな人を引き込む力を感じる絵が何枚かあり、又、一人の方の作品とは思えないような多様な表現方法もありました。

戦争を実際には体験していませんが、絵を通して、、、今は戦争のない日本の国に生まれて、今日こうして、絵を見ていられる幸せも感じることが出来ました。

世界中から戦争が無くなりますように。
小さな地球の上でなぜ争う必要があるのでしょうか。
みんな、仲良く平和に暮らしたら良いではないですか。
土地や海を巡って、争っても、宇宙から見たらちっぽけな事なのに、、。



細見美術館へ

2019-08-18 23:16:00 | アート
台風は去りましたが、暑い日が続いてます。
猛暑の日々、辛いわぁ。早く涼しくならないかしら。

そんな暑い中、細見美術館、「世界を変える美しい本ーインド・タラブックスの挑戦」を観てきました。

開館と同時に行ったのに、、、
本日、最終日だったので、チケット売り場には列ができていて並びましたし、
館内も沢山の方が熱心に鑑賞されてました。




民族画家による絵を、シルクスクリーン用に分版して、版を作り、色を作って、
そして丁寧に一版づつ、何版も重ねて刷り、、、
乾燥させて、1冊づつ製本して、表紙を貼り付ける。
丁寧な手仕事の本作り。




口述の神話の絵巻物を本にしたものや、

布に染めたインドの神々を表した本など、、、

その製作過程をビデオで紹介していて、なかなか興味深く観ることができました。

布を染める色を作る時、タマリンドを加えていたのには驚きました。タマリンドは食用だと思ってましたので。


ただ、「世界を変える美しい本」の「美しい」は作り方というか、そのコンセプトの有り様がある意味美しいのかなとは思いましたが、、、

「世界を変える」はなぜ?とちょっと疑問が残りました。

そういえば、テーマも色々でニューヨークの「ツインタワー」や「つなみ」を扱っている本もあり、、、取り扱うテーマも個性的でした。


デジタル化が進む一方で、手仕事のアナログの良さ、それが見直されている、今、だからこその展覧会なのかなという気もしました。