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イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

6年60ミリオンのようです

2009-04-18 15:50:00 | イーグルス
 Jason Petersトレードですが、情報が更新されてきたので書き足します。

 トレードでBUFに差し出すドラフト権は今年の1巡28位と4巡121位に来年の6巡(ここは出来高で変わると言う情報もあります)のようです。2年連続プロボウル選出中のLTの値段としては妥当でしょう、特に今年は5巡が山のように有りますから4巡を差し出すダメージは少ないです。

 すでにPhiladelphiaに来ていてチーム施設でフィジカルチェックを受け問題なしと判断されています。

 同時にBUFが放出する要因になった契約問題ですが要求していたCARのJordan Grossと同じ6年契約で総額60ミリオンで合意した模様です。この6年60ミリオンが今BUFとPetersの間で残っている契約(あと2年有った筈)+6年で8年契約になるのか、それを破棄して6年契約なのかはまだ分かりません。

追記 これは4年53ミリオンの契約延長でBUFとの契約が2年7ミリオン残っているので合計で6年60ミリオンになるようです。

 保証額は24ミリオンと言われていますがサインボーナス+1年目のベースサラリーにうちのフロント得意の契約後すぐに支払われるロスターボーナスの割り振りは分かりませんし、来年の3月に支払われるロスターボーナスや2年目のベースくらいまで込みで補償額とする時が有るので詳細が出るのを待ちたいと思います。まあ、怪我をするとか途中でごね出す事が無ければプロボウルLTに年10ミリオンは仕方が無いです。カレッジではShawn Andrewsと一緒ですし、もしかすると兄Stacyに続いての精神安定料込みの契約かもしれません。
 
 ドラフトに引っかからなかったTEがRTにコンバートされ、契約延長を勝ち取った上でLTでALL PROにまで成長し契約更改を求めてごねる。正直うちのフロントでもトレードで放出するパターンです。この手の選手をあっさり捨てるうちがトレードで1巡を出してまで手に入れるのですから余程OLの整備に頭を悩ませていたのでしょう。あとは出て行った選手全員にAndy Reidは困っている時に手を貸してくれない、声を掛けて貰った事が無いと言われてしまう程度の統率力しかないReidが上手く扱えるかに掛かってくると思います。最近トラブル続きのArkansas大出身ですし、おとなしくしているか不安になりますが現段階での1巡28位の使い方としては最良(キャップには厳しいです)の補強をしました。ドラフト1-2巡候補のOLを手当たり次第ワークアウトに呼んで、結果としてベテランの補強になった判断を信じたいと思います。

Peters獲得、OLはチーム史上最強になりそうです

2009-04-18 06:48:00 | イーグルス
 今日のオフ会は午後6時50分にJR水道橋駅の御茶ノ水側改札に集合でお願いします。

 
 BUFのOL Jason Petersを獲得したようです、まだ公式発表はありませんが結構詳細な情報が出ているので合意はしているのでしょう。
 PetersはShawn Andrewsと同期のArkansas大出身で2004年のドラフトで1巡指名されたShawnとは対照的にルーキーFAとしてBUFに入団しています。元々はTEで高い運動能力は評価されていたものの実績不足で指名されなかったような記憶が有ります。OLとして起用される事になり、2007シーズンにはALL PROに選出され、2008シーズンには2年連続のプロボウラーとなっています。
 6-4 340ポンドと今時のLTとしてはややサイズ不足ですが、2007シーズンのプレイは本当に素晴らしかったですし、27歳とOLとしては一番良い時期ですから5-6年は高いレベルでのプレイを期待出来ます。

 トレードの対価は1巡28位と4巡121位と来年のドラフト権のようです、1巡+4巡ならば現役プロボウラーのLT獲得には正当な料金だと思うのですが、未確定の来年のドラフト権が気になります。プロボウルに出たら1巡のような形だと高値のトレードになってしまうかもしれません、ここ10年NFCのプロボウルを独占してきたOrlando Pace,Walter Jones,Flozell Adams,Chris SamuelsにTRAのベテラン軍団が揃って35歳前後と下り坂ですし普通にプレイすればプロボウルに選出されてしまう可能性は高いと思います。

 このトレードの噂は前からありました、これまで書かなかったのはこのトレードはして欲しくなかったのです。2008シーズンのPetersは対面に11,5サックを許していてプロボウルに出るようなプレイは出来ていなかった。と言う評価が有り、去年対戦が無かった為にBUF戦は1試合しか見ていなかったのですが、その試合では重過ぎて動きが悪かったように見えました。
 先日Tom HeckertのインタビューでLT問題はドラフトが終わる時には解決していると言っていたのですが、これはドラフトまでにトレードで取る、ドラフト1巡で取る、結局取らずにTodd Herremansを指名する、どの道を行くとしてもドラフトが終われば明らかになるだろうと思っていましたが、確かにプロボウラーを獲得する事で誰の異論も出ない状態でLTはPetersに確定しました。

 これでOLはチーム史上最強の2003シーズン(TRA,Jon Runyan,Jermane Mayberryと3人プロボウルに出ました)に匹敵する陣営になりました。左からPeters,Todd Herremans,Jamaal Jackson,ShawnにStacy Andrewsと並ぶ事になるでしょう。TRAとRunyanを放出してPetersとStacyを入れる事で若返りに成功しました、ラインが良ければ全てが上手く行くが信念のAndy Reidにとって素晴らしい陣営を確保して2009シーズンに臨む事になります。
 このトレードでMax Jean-GillesやWinston Justice辺りが戦力外になりそうです、5巡でも6巡でも良いから買ってくれるチームが有る事を祈りましょうか。2つ指名権を失ってもまだ10個指名権が有りますから来年のドラフト権とのトレードをしたいです。

ほぼ全ての1巡候補のOTをプレイベートワークアウトに呼んで取る気満々だったのはなんだったのかと思わなくも無いのですが、21位までに即戦力は売り切れると読んでトレードアップしてまでルーキー取るならPetersを取る事にしたのでしょう。