イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

指名権を増やす必要は無いのに

2011-03-29 07:49:00 | イーグルス
 例年3月になると始めるプライベートワークアウト招待選手の情報収集ですが、今年はすっかり忘れていました・・・元々全員分かる訳でもないですし、ドラフト前には現地のサイトを探せばまとめがあるでしょうから探しておきます。(上位指名候補の訪問はニュースになるのでメモを取ってありますが、無名選手の情報を探しに行くのを忘れていました)

 絶対にスターター級の補充が必要なのがCB、ここはSheldon Brown放出からEllis Hobbsの大怪我でスターター2枚を失っています。FAがどうなるか分からない以上は1.2巡での指名が絶対に必要です(Marlin JacksonのCB使用はギャンブルでしょう)
 ブーブー亡き後ランブロックの核になるOLが居ない事が大きな問題になっています。Max Jean-GillesとWinston Justiceが平凡なスターターでしかないですし、アップグレードを狙うのであれば上位指名でしょう。くじ引き的な複数下位指名が今年も有ると睨んでいます(ルーキーFAを当面取れない今年OLマニアのAndy Reidが黙っているはずが無いです)
 UFAが3人居るLB陣、去年のルーキー2人がロスターに残りましたしドラフトよりもFA市場から中堅を狙う可能性が高いと見ています。取っても3-5巡での指名程度でしょう。
 Quintin Mikellが抜けた場合にはプロボウル級の補充が必要になります。2年目を迎える2人が居る事を考えればSの補充はドラフトではないと考えます。
 ポジションニーズから考えるとこの4ポジションの補強が重要です。CBとOLで1.2巡を使い、3.4.4.5.5巡と豊富に持っている中盤戦でS.LB.OL.DE.TE辺りを素直に指名してくれれば当たりを引くかはともかくバランスの良い指名となるでしょう。今年も指名権はたくさん持っているのですから、欲しい選手が居ないからとりあえずトレードダウン>意味不明の無名選手指名よりは素直に順番が来たら指名して欲しいのですけれど。5巡指名権を6つ持った2年前のドラフトでは、さあ順番が来た・・・またトレードダウンか・・・・・・でしたからねえ。

軽犯罪で済むと良いのですけれど

2011-03-27 16:07:00 | イーグルス
 Jason PetersがLouisianaで警察に逮捕されました。詳しい状況はまだ分かっていませんが、騒音で通報されたと言う記事も有りますしパーティーで大騒ぎでもしたのかもしれません。ここから銃器の不法所持や麻薬などの事件にならないと良いのですけれど。


 ドラフト権が確定して、4月27日のドラフトまで一ヶ月となったのですけれど、FA市場が開くより先にドラフトが有ると言うのは補強ポイントの選定など例年とは違うドラフトになるでしょう。4月6日に1回目の裁判結果が出る予定で、そこから和解への道が開けると良いのですけれど、控訴を繰り返して結審したらまた別の議題で裁判をする事を繰り返すのでしょう・・・
 この場合、FA選手の状況がどうなるのかが分からないままドラフトをする事になります。UFAの選手は居ない物と考えなければならないでしょう、これは通常3月のFA市場解禁で再契約出来なかったと考えれば良いので例年通りです。
 問題なのはRFAの選手の扱いになります。これまでずっと3年終了まではEFAやRFAでチーム側に優先的に交渉権が有り、4年終了後からUFAとしての扱いになっていました。ところが、去年は特例として6年終了の選手までRFAとして扱われ、7年目終了と30歳近い選手からしかUFAに成りませんでした。今年もそのRFA枠拡大のままでロックアウトまでは来ていました。
 問題は、選手会解散からロックアウト、そして起訴の流れが終わり、労使交渉がまとまった場合にこのRFA拡大の特例が適用されるのか、それ以前の条件に戻って4年目以降は全員UFAになるのか、EFAやRFAの制度が撤廃されて契約切れの選手は全員UFAになるような新条件になる可能性も有るでしょう。例年通りの4年目終了からUFAになった場合、去年RFA拡大で引き止められた4-6年目とチームの中核を担う選手が大量にUFAになって市場に出てきます。

 チームによっては主力が大量に抜ける非常事態になるかもしれませんが、幸いな事にEaglesはStewart BradleyとMax Jean-Gilles、Dimitri Pattersonの3人しかスターターはRFAでのオファーを出していません。Jerome Harrison.Sav Roccaも絶対に必要では無いでしょう。RFAでオファーを出さなかったスターターはErnie Simsだけ、UFAもQuitin MikellとVictor Abiamriの2人だけです。
 CBはどう考えても1-2巡で補強するでしょうし、他所からDimitriに大金が支払われる事も無いでしょう。GillesのRGもドラフト上位指名が予想されていますから補充されるでしょう。問題になるのはBradleyが流出した場合だけです、が、こうなった場合には代わりになるような選手もFA市場に出るでしょうから致命的な結果にはならないで済むはずです(もちろん、LBは4-6年目の中堅がすでに3人UFAですからドラフト中巡で補強が必須です)
 DeSean JacksonがRFA枠で無くもう1年契約が残っているのは本当に幸運です。RFA枠の1+3巡をオファーされるような選手が居るチームはこのRFAがどうなるか分からない状況はドラフトに非常に大きな負担となるでしょう。居なくなれば致命的流出だが、ドラフト上位で後継者を取ってRFA枠が現存した場合には同じポジションでだぶついてしまう事になります。

 ただ、トレード先を模索しているKevin Kolbの売値と言う意味ではドラフトの後にFA市場が来るのは大きな不利益になるかもしれません。QBの補充と言う意味でFAやトレードの可能性を考えても大不作(実績有るQBは30歳過ぎた大ベテランが中心です)の今年だからこそ高値が付いているKolbにとって、QBが必要なチームがドラフト上位でQBを指名してしまった後では値段が下がるでしょうから。
 まあ、ドラフト後に来年のドラフト権と引き換えたほうが良い結果になるかもしれません。通常来年のドラフト権との引き換えは1巡上の価値を持ちます(今年の2巡と来年の1巡のトレードはこの為です)そして、QBが必要なチームは大概再建中ですから、来年の1巡と引き換えた時に来年素晴らしい高順位になってくれる可能性もあるでしょう。

 今年の異常事態のメリット・デメリットがどうなるのかは労使の行方次第でどうなるのか分からないですけれど、今考えられるシナリオを考えてみるとEaglesは致命的に不利な条件にはならないのではないかと思います。

Babinは5巡貰って良いと思うのですけどね

2011-03-26 23:55:00 | イーグルス
 FAで流出した選手に対する補填ドラフト権が公表されました、Jason BabinとSean Jonesの分でしょう7巡2つを貰いました。Babinはプロボウルに出る大活躍だったのですけれど、年俸が低かった為でしょう7巡しか貰えませんでした。

 これでドラフト権は1巡23位、2巡54位、3巡85位、4巡104位、4巡120位、5巡149位、5巡153位、7巡228位、7巡236位、7巡239位と10個のドラフト権を持つ事になりました。FAよりドラフトが先になりそうですし、1-2巡でCBとOLを補強し、3-4巡でLBを1人は補強する事になると見るのが普通の考え方でしょう。
 

 トランジションタグを外す事を求めていると言われるDavid Akersですが、制度が撤廃されない場合にはどういう形であれ残留する事になるでしょう。タグの2.6ミリオン1年契約になるか、終了した3年5ミリオンの契約以上の高額オファーが来る事は無いでしょうから。

 Sav RoccaはRFAでの単年契約を終え、拡大枠RFAでのローテンダーをオファーされています。9月には月間MVPに選ばれましたが、良くも悪くも平均的な能力です。RFA拡大枠が適用されるのであれば残留でしよう。

 KRのCalvin Jorrickはルーキー時の4年契約の2年目では有りますが若手との競争に勝たなければキャンプでカットされるでしょう。リターン専用の若手をドラフトやルーキーFAで獲得する欲しいものです。
 PRはDeSean Jacksonのままでしょう、怪我や消耗を考えると代役を見つけて欲しいのですけれどDeSeanに代わる能力を持った選手を見つけるのは簡単ではありません。

 高年齢化のP.Kと能力不足のKRと再編成を要求されるST陣営です。Bobby Aprilの考え方次第で大きな変更か全く動かないかどちらも有ると思います。

23位指名の本命と面接する事になりました

2011-03-25 07:56:00 | イーグルス
 Nevada大のColin Kaepernickをチーム施設に呼んでワークアウトを行いました。スカウティングコンバイン中はドイツ(っぽい名前)と呼んでいたのですけれど、投げて走れるQBとして1-2巡指名が予想されています。今年は走れるQBに好素材が多く、走れるQBが好みのAndy ReidにとってMicheal Vickの次を探すには面白いドラフトなのかもしれません。Kevin Kolbを放出して、そのドラフト権で素材を取るのかは賛否あるでしょう。個人的には中堅FAと下位指名で良いと思うのですけれどね。


 23位指名の本命とも見られているColorado大のJimmy Smithもワークアウトに呼ぶ事になりました。6-2と大柄でストレートスピードは40ヤード4.46と十分ですが機敏さやレシーバーに手が伸びてしまう悪癖、そしてチームメイトから嫌われているとか練習を真面目にやらないと言う性格面での噂を確かめるのでしょう。
 トップ10でCBは2人消えて、23位で取れそうな2番手グループのCBの中ではSmithが現在1番高い評価を受けているようです。本命との面接がどういう結果になるかが楽しみです。

FAで元1-2巡を狙うべき

2011-03-23 02:59:00 | イーグルス
 3-4巡候補と評価されているLBを何人も呼んでいるらしいです、LBはスターターを務めた選手が最悪4人FAで離脱するかもしれないのでその穴埋めかもしれませんけれど、その時には他チームからも大量にUFA選手が出てくるのでそんなに心配しなくて良いと思うのですけれど。


 Quintin MikellがUFAになるS陣、ルーキーに未来を託すのかディフェンス最古参と再契約する気が有るのか無いのかは分かりません。

 Quintin Mikellは2003年のルーキーFAとして入団し、STキャプテンを経てSSのスターターに成長しました。契約延長を経てUFAになります。30歳になった事、SSとしては5-10と小柄でTEのカバーに使えない事が懸念材料です。今は選手会解散からロックアウト中なので無理ですが、再契約は自由に出来る状態でも契約しませんでしたから放出を予定しているのでしょう。もちろん、FA戦線が始まる時に状況を見て再契約の可能性は有ると思いますけれど・・・

 2巡指名から開幕スターターを奪ったNate Allenは4年契約の2年目です。Victor HarrisやQuitntin Dempsのようなスターター経験の有る若手を蹴落としたのですけれど、まだまだ経験不足から来るミスも多いです。膝の骨折は開幕に間に合うはずですが、リハビリをチーム側が見れないのは気になります。

 7巡指名でしたがAllen離脱後スターターになったKurt Colemanも4年契約の2年目です。スピードもパワーもサイズも平凡に見えるのですが、ボールの有る所に居る嗅覚はAllenより遥かに上でしょう。Mikellの後継者としてSSのスターターになる事を期待されていますが、伸びしろは大きくないと考えています。

 怪我が多くINDをカットされたMarlin JacksonはFSのスターターとして呼んだのですが、アキレス腱の手術を受けてIRいりしました。膝、足首にアキレス腱と4年で3回手術を受けている経歴を考えると復帰は難しいかもしれません。ただ、6月の手術だったのでリハビリの時間は十分にありますし、FS/CBでゾーンカバーはINDで仕込まれていますから復帰出来れば大きな戦力になる可能性も有ると思います。2年契約の2年目です。

 Colt AndersonはMINのPSから3年契約で引き抜いて2年目になります。Sと言うよりもST専用で使われました。シーズン後半は誰よりも早くリターナーに飛び込んでソロタックルを決める場面が目立ちましたしST枠での残留が期待されます。


 Mikellの流出、AllenとMarlinの怪我でColemanしか居ないと見ると本当に貧弱な陣営です。開幕時にMikell+ルーキー2人の3人編成だったのですから仕方が無いのですけれど・・・今年のドラフトでSは1巡候補も居ないしデプスも薄いと見られています、経験が必要なポジションでも有りますし去年2人取った事を考えてもドラフトよりもFAでの補強が必要でしょう。
 RFA拡大枠での引止めを受けなかった選手でスターターが務まりそうな人材が豊富なのはSだと見ています。通常の4年後はUFAならば(去年のRFA拡大枠1年契約が大量に市場に出て)どのチームもスターター半分入れ替わるような状況になるので予想不可能な状況になりますが、現行のRFA拡大枠で考えた場合、SDのEric WeddleにBUFのDonte Whitner、OAKのMichael Huffがオファーを受けずに市場に出てくるようです。上記したようにSはドラフトよりFAでの補強が良いと考えていますし、この3人から契約してくれる事を期待しています。Mikell流出に見合う補強は絶対に必要でしょう。