ロスター分析

　53人枠がひとまず決まりました。オフェンス25人ディフェンス25人スペシャルチーマー3人の編成です。

　QB　3　Donovan McNabb　　Kevin Kolb　　A.J Feeley

　プレシーズンゲームでKolbはFeeleyを超える成績を残しました、コーチ陣の期待通りにKolbを2番手に据える事になります。怪我の増えたMcNabbですが、ミニキャンプでの肩の痛みさえ再発しなければ体調万全でシーズンに臨みます。Feeleyを放出してQB2人体制にする可能性も残っています。

　RB/FB　4　Brian Westbrook　　Correll Buckhalter　　Lorenzo Booker　　Tony Hunt

　オールプロWestbrookは契約延長を勝ち取りシーズンを向かえます、Buckhalterもプレシーズン好調ですし問題ありません。KR争いに敗れ、レシーバーとしては有効ですがボールキャリアーとして数字を残していないBookerが使えるかはまだ未知数です。
　HuntはFBとしてのロスター残留ですが、コンバートされてまだ2週間ですしシーズン序盤はつまらないミスをする事を覚悟する必要があるでしょう。

　WR　6　Kevin Curtis　　Reggie Brown　　DeSean Jackson　　
　Jason Avant　　Hank Baskett　　Greg Lewis

　スポーツヘルニアの手術を受けたCurtisは前半戦欠場する事になりそうです、足首、腿の怪我を負うBrownも万全ではなさそうです。スロットに固定されるAvant,ワイドアウトに戻って復調気配のBaskettには成長が見られます。2巡指名のDeSeanはプレシーズン絶好調、怪我無くこのまま1シーズン過ごせるならばルーキーオブザイヤーを手に入れる可能性が十分に有りそうです。

　TE　3　L.J Smith　　Brent Celek　　Matt Schobel

　怪我の癒えたL.Jの復帰がレッドゾーンでの得点力不足解消に役立つはずです。オフシーズン肩の手術をしたCelekはやや出遅れ気味ですが、プレシーズン後半復調してきました。SchobelはFA加入のKris Wlisonを蹴落としましたが、能力面で期待は出来ません。

　OL　9　TRA Thomas　　Todd Herremans　　Jamaal Jackson
　Shawn Andrews　　Jon Runyan　　Max Jean-Gilles
　Nick Cole　　Winston Justice　　Mike McGlynn
　
　コンビを組んで9年、TRA,Runyanがコンビを組む最後のシーズンになります。Andrewsは練習を欠席した事がスタミナと言う面でシーズン中盤以降影響が出来かもしれません。HerremansはGillesの調整を退けスターターを守りきりました。
　Gillesはプレシーズンゲーム最終戦で左膝を捻挫し、長期欠場の可能性も有りますがまだ検査結果は公表されていません。Coleは今年今まで以上にFBとして起用される事になるでしょう。

　DE　6　Trent Cole　　Jauqa Parker　　Darren Howard
　Chris Clemons　　Bryan Smith　　Victor Abiamiri

　手首を骨折したAbiamiriの復帰は早くても中盤以降になるでしょう。キャンプで好調と伝えられたもののプレシーズンゲームでプレイタイムを貰っていないHoward,ふくらはぎの怪我でキャンプ後半から休んでいるClemonsの状態には不安が残ります。ドラフト3巡Smithはサードチーム相手に圧倒しましたが、ファーストチームを相手に出来るのかは未知数です。

　DT　4　Mike Patterson　　Brodrick Bunkley　　Trevor Laws　　Dan Klecko

　不動のスターターコンビは今年も順調に過ごしています。2巡指名Lawsが3番手、FBとして獲得したCleckoはDTに戻して成功しました。ランストップ専門要員が居ません、キャンプで怪我をしたKimo von Oelhoffenの回復を待っていると言う噂も有りますが、他所をカットされた選手から1人入れる可能性も有ります。

　LB　6　Omar Gaither　　Stewart Bradley　　Cris Gocong
　Akeem Jordan　　Joe Mays　　Rocky Boiman

　新スターターBradleyを加えた若いユニットになりました、サイズが大きくなりインサイドへのランディフェンス強化が期待されます。バックアップの3人は共に素晴らしいスペシャルチーマーです。

　CB　4　Asante Samuel　　Sheldon Brown　　Lito Sheppard　　Joselio Hanson

　Sheldonがスターターを確保した模様です、バックアップに降ろされたLitoは開幕までの契約更改を求めていましたが今の所ホールドアウトする事はなさそうです。オールプロCBをニッケルで使える素晴らしいユニットになりました。

　S　5　Brian Dawkins　　Quintin Mikell
　Sean Considine　　J.R Reed　　Quintin Demps
　
　Dawkinsが足首の怪我で開幕戦出場に間に合うかぎりぎりです、もう1人のスターターMikellは順調のようです。Considine,Reed,Demps3人ともパスカバーに大きな不安が残ります、ドラフト時にはCB転向も噂されたDempsの成長を期待します。

　K　David Akers　　P　Sav Rocca　　H　Jon Dorenbos　　
　KR　Quintin Demps　　PR　DeSean Jackson

　Akersはプレシーズンでも45ヤード程度を連続して外しています、去年40ヤード以上9回蹴って2回しか成功していないAkersの衰えは顕著です。Roccaは安定感が出てきました、20ヤード以内に落とすコントロールも向上しています。マジシャンDorenbosも順調のようです。
　プレシーズンゲームでリターンTD揃い踏みを見せたルーキーコンビはリターンゲームを大きく向上させてくれるでしょう。


　専任のFBが居ない事、DT,DBの層が薄い事は気がかりです、FBを入れる事は無いでしょうが、ディフェンス強化の為の入れ替えは有るかもしれません。

53人枠確定

　昨日の8人に続いて、12人をカット、2人をIRリストに登録して53人枠が確定しました。1-2人は他所のチームから拾って入れ替える予定だと思われます。

　IRに登録されたのはプレシーズンゲーム元気いっぱい駆け回っていたドラフト7巡King Dunlapとこっちは本当に怪我しているっぽい6巡指名のMark Gibsonの2人です。
　Dunlupは知名度は1巡、素材は3巡、性格は25巡と評価したドラフトサイトが有るようなお馬鹿さんなのですが、TRAが今シーズン限りで退団するでしょうし残しておきたい人材でした。怪我なんかしていないのは分かりきっていますが、Dunlapと合意したのであればそれで良いのでしょう、少なくとも給料は貰えますから。Gibsonは肩の怪我でキャンプから不調だったようです。

　カットされたメンバーの中で意外だったのはDE Jerome McDougle,FB Jason Davis,G Scott Young,TE Kris Wilson辺りでしょうか。
　McDougleは1巡指名から6年目にしてついに怪我無しでキャンプ・プレシーズンゲームを乗り切り、セカンドチームとして毎試合サックを記録するなど絶好調でした。今年の3巡指名Bryan Smithと5番手6番手を争ってはいましたが、DT陣に怪我が相次ぎDE6人編成が予想されていたので53人枠に残る物と考えていました。手首の骨折で手術を受けているVictor Abiamiriが6週目までに復帰する可能性が有ると判断したのでしょうが、ここはAbiamiriをPUPに入れて、McDougleを前半戦試すべきだったと思います。私はMcDougleのカットは致命的な判断ミスだと考えています（と言っても、活躍するとは思っていないのですが・・・）

　DavisとTony HuntのFB争いはHuntが勝ちました、ただこれまで常にエースRBとしてのキャリアを送ってきたHuntにFBとしての仕事が出来るのか、この点に大きな不安が残ります。ただ、ルーキーDeSean Jacksonの好調で、Reggie Brown、Kevin Curtisとの3WRセット多用を考えてのFB軽視からショートヤードランナーとしてのHuntを残したと考える事は出来ます。

　Youngのカットはミニキャンプの無断欠席から噂されていましたが、TRA,Jon Runyanの両ベテランが休養を取っている時にはLGのファーストチームにも入っていましたし、プレシーズンゲームでも好調と言われていました。先日膝を怪我して検査中のMax Jean-Gillesの怪我が軽傷で済んだと言う事でしょうか。

　WilsonはKCから4年契約で加入してきたばかりなのですが、あっさりカットされました。キャンプ中も4番手から上がれませんでしたし、プレシーズンゲームでも良い所なしでした。ただ、Matt Schobelよりはブロック力が有ると判断していたので、2TEセットの2番目としては使い所が有ると考えていました。

　他にカットされた選手は、FB Jed Collins、WR Jerome McDougle、Jamal Jones、Michael Gasperson 、OG Stefan Rodgers、DT Mike Marquardt、LB Andy Studebaker、CB Kyle Arringtonです。
　Gaspersonはプレシーズン3戦4戦で活躍したのですが、残る事ができませんでした。ここもスポーツヘルニアの手術を受けたCurtisをPUPに入れる事も出来たはずですが、カットになりました。
　StudebakerはRocky Boimanを追い落としてLB6番手として残る可能性が十分に有ると考えていましたが、カットされました。PSでの再契約を期待します。

　逆に、残った選手ではSの5人編成が気になります。Sean ConsidineとJ.R Reedを両方残す意味は無いでしょう、どちらもパスカバーが出来ないランストップ専用です。Quintin Dempsをリターン専用枠と考えたのかもしれませんが、パスカバーが出来ないConsidine,Reed2人を残すのは危険です。
　3番手のTE Matt Schobelもどこで使うのかが見えてきません。怪我が多いL.J Smithの為のデプス確保なのでしょうが、FAに置いておいても誰も取らないでしょう・・・。
　DTが4人編成です、FAで良さそうな選手が居れば獲得する事が考えられます。


　私が残して欲しかった選手と若干違っては居ますが、これはコーチの判断ですから従う他有りません。カットされた選手の中ではStudebaker,Davis,Marquanti辺りがPSに残る事になるでしょう。

8人カット

　プレシーズンゲーム最終戦のNYJ戦は20-27で負けました。

　53人枠を決めるためのこの試合ですが、最も層が薄いDTでDan Kleckoが手首の怪我、唯一計算できるOLのバックアップだったMax Jean-Gillesが膝を捻挫しています。Kleckoはその後試合に復帰しましたが、GillesはMRIの結果待ちの状態です。Leronzo Bookerも腰を痛めたようですが、最後までボールキャリーしています。
　毎年、最終選考と言いながら試合結果よりもキャンプでの働きで53人枠を決める傾向の有るEaglesですから、この試合で活躍した選手がばっさり切られる事が十分に考えられます。どうも、53人枠選抜と言うよりもPS枠選抜の試合になってしまっているような気すらします。

　試合内容ですが、セカンドチームが先発し、サードチームが後半出てきました。相変わらずランは良く止めているのですが、時たまロングゲインを貰ってしまいます。どういう形のランを出されたのかは分かりませんが、メンバーを入れ替えても同じ形でやられているのだとすればシステムに欠陥があるのでしょう。
　気になるのはBookerのランが11回で36ヤード、そして11回も持って最大が5ヤードと言う点です。Correll Buckhalterが3回で18ヤード稼ぎあっさりお役御免になったのと比べると明らかに見劣りします。KRもQuintin Dempsに奪われましたし、精彩を欠く印象です。
　FBではTony Huntが先発、Jason Davisが後半出場しました。後半Huntがキャリーする場面があったようですが、Huntのランは3回4ヤード・・・ショートヤード要員を兼ねるFBとしての価値がHuntに有るのか大きく疑問に感じます。キャリーさせないでブロッカーとレシーバーとして考えるのならばDavisが上だと思うのですが、どうやらHuntが残る事になりそうです。

　WRではMichael Gaspersonが活躍したようです、ただHank Baskettが居るのは同じタイプのGaspersonが残るには不利な条件と言えるでしょう、　TE3番手争いではMatt Schobel,Kris Wilson共に平凡な結果に終わりました。いちようSchobelの方が先に出場したそうです、可能性としてGaspersonをTE兼任で残す事が有るかもしれません。
　
　OLはGillesの怪我次第で大きくメンバーが変わる可能性が有ります。スターター5人にバックアップ1人の6人編成（+緊急用Cバックアップの7人アクティブ）でローテーションさせる事が多いからで、その6番手はGillesで確定していました。Gillesがプレイ可能ならば8番手9番手にルーキーを残す余裕が出来るでしょうし、Gillesがシーズンエンドと言う事にでもなればプレイ経験の多い中堅を残す必要が増します。

　DLではDE6番手として当落線上に居るBryan Smithが11タックル1,5サック3QBハリーと活躍しました。ライバルのJerome McDougleとどちらが残るのかは難しい判断になるでしょう。
　DTでKleckoが怪我をしましたが、後半戻ったようですし大きな問題ではないでしょう。DT枠は4になると考えていますが、5番手のMike Marquardtが残る可能性も有りそうです。DLの編成がどうなるのかは、明日のファイナルカットまで分かりません。

　LBでMLBのバックアップJoe Maysはこの試合でも12タックルと活躍しました。最後6番手争いになると思われたAndy Studebakerはスタッツなしですし、PS行きになるのでしょう。
　DBはこの試合も良くありません、CBは4人編成になりそうです。気になるのは、Sean Considineが試合を欠場した事です、先週の酷いプレイでカットが確定している訳ではないでしょう、53人枠入りが確定したと考えるべきなのだと思いますが、これは残念な事です。

　DeSean Jacksonを温存したのでDempsがKR,PRをこなしました。KRで51ヤードのロングリターンもありましたが、マフってファンブルロストする場面もありました。

　そして、A.J FeeleyをカットしてQB2人体制にするのではないかと言う声が上がっています。これまでプレシーズンゲームで使われなかったですし、2年目のKevin Kolbに経験を積ませるとしても酷い扱いをしています。Tarvaris Jacksonが怪我をしているBrad ChildressのMIN、Kyle Bollerが怪我をしているJohn HarbaughのBALにトレードするべく交渉をしているのかもしれません。


　試合終了後すぐに8人がカットされています

　Bam Childress、Jamal Jones、Ryan Moats、Stefan Rodgers、Pago Togafau、Nick Graham、Therrian Fontenot、Marcus Paschal の8人です。
　53人枠に入りそうなメンバーは入っていませんし、順当と言って良いのでしょう。

先日カットされたFB Like LawtonはOAKがウエーバーで獲得しました。

最終選考

　53人枠を決めるのに重要なプレシーズンゲーム第4戦のNYJ戦が明日早朝行われます。ファーストチームは基本的にプレイせず、セカンドチームからの試合になる予定です。

　ファーストチームが決まっていないポジションはTony Huntが急遽RBからコンバートされてJason Davisと争うFB、Kevin Curtisの手術で少なくともシーズン中盤まで代役を務めるWRの2つです。
　FBはHunt、DavisにルーキーFAのJed Collinsの3人で争っているわけですが、去年の3巡Huntをフロント側が残したがっているでしょう。RB4FB1を53人枠に割く事は考えにくいです、HuntはFBで残れない場合には2年目にしてカットされる事になるでしょう。まだFBにコンバートされて10日程度ですし、NYJ戦でどのようなプレイをするかによってFB誰が残るのかは大きく変わるはずです。
　WRではHank Baskettが暫定スターターに指名される見込みです、ただDeSean Jackson,Greg Lewisが入る可能性も有ります。ただ、ここはロスター枠はReggie Brown,Baskett,Jackson,Lewisにスロットでの起用が決まっているJason Avantでほぼ確定しています。あとはCurtisをPUPに入れてもう1人入れるのか、Curtisが6週目までに回復すると計算するのかですし、スターター固定はしないでシチュエーション毎に入れ替えるような起用になるのでしょう。

　今75人ロスターに居ます、53人に減らす為には22人カットしなければなりません。Victor AviamiriとCurtisはPUPリストに入るでしょう、Montea ReagorもIR入りするはずです。それでもあと19人カットする事になります。
　
　最後の1人を奪い合うポジションとしては、9人か10人か分かりませんがOLの争いは激しいです。スターター5人に6番手のMax Jean-Gillesまでは確定済みです。残り3枠をWinston Justice,Scott Young,Nick Coleの中堅、Mike McGlynn,King Dunlapのルーキー2人が争っています。
　個人的にはMcGlynn,Dunlap,Justiceを残して欲しいのですが、プレシーズンゲームの評価としてはCole,Youngが良いようです。ファーストチームを休ませるNYJ戦では左からDunlap,Young,Cole,Gilles,Justiceで並ぶ事になるでしょう（個人的にはGillesも休ませてMcGlynnをRGで使って欲しいですが）誰が残るかはほぼキャンプの内容で決めていると思いますが、NYJ戦での活躍次第では逆転があるかもしれません。

　TEではMatt Schobel,Kris Wilsonの期待外れFAコンビが残り1つの枠を争います、ここはどちらが残っても大差無い気がしますが・・・・・・

　DTは4でしょう、DEが5か6かで大きく変わります。DEでは怪我で出遅れては居ますがFAで取ったばかりのChris Clemonsは残るでしょう、5番手をJerome McDougleとBryan Smithが争っています。怪我が多いDLには通常10人割り振るのがJim Johnson流なのですが、DT4DE6の編成になるのかは不明です。まあ、AbiamiriがPUPから復帰すると1人はみ出る事になるのですが・・・

　LBは5人目までほぼ確定していると見ていいでしょう、スターター3人にSTのエースAkeem Jordan、6巡指名のJoe Maysの5人で、最後の1人をFAで加入したRocky Boimanと6巡指名Andy Studebakerが争います。Boimanが53人枠から落ちるような事にはならないと思っているのですが、期待されたSTでの働きで良い所を見せていないようです。

　CBは普通5なのですが、Eaglesは4人編成にする事が多いですし5番手の人材を考えてもJoselio Hansonまでの4人になると予想します。
　SはBrian Dawkins,Quintin MikellのスターターにKRのQuintin Dempsまでは確定でしょう。Sean Considine,J.R Reed,Marcus Paschalで最後の枠を争いますが、CBが4の場合Sに5人置くかもしれません。去年はCB4S4の構成で怪我人が続出して苦労しましたし、DB9人編成で行く可能性は有ると思います。

　実際、ほとんどのポジションはキャンプでの動きを見てすでに当落が決まっているのでしょう。ただ、FBだけはHuntに何が出来るのかを実戦で見せなければなりませんから、NYJ戦が大きな意味を持つ事になります。

McGeeカット、Ike PUP入り

　今日までに75人にロスターを整理し、土曜日には53人まで絞らなければなりません。すでに3人カットしていて後2人ロスターを減らす必要が有りました、3人目のP/K Richmond McGeeをカットし、Jack IkegwuonuをNFIリストに登録しました。
　Non Football InjuryリストはPUPリスト同様に6週目までアクティブロスターに戻す事が出来ず、9週目までにIRに入れるか53人枠に入れるかを決めなければなりません。1月にACLの手術を受けていて普通に考えれば今シーズン中の復帰は無理なのでしょうが、回復する可能性を考えてと言うよりもIkeにチャンスが残っている事を示す為に即IR行きを避けたのではないかと考えます。

　75人から53人へと22人減らす作業をする為の最終選考になる木曜日のNYJ戦の欠場予定は手術を受けたVictor Abiamiri,Kevin Curtis、足首の怪我をしたBrian Dawkins、太ももを怪我したReggie Brown、どこを怪我したのかは知りませんが53人枠に残る可能性がほとんど無いRyan Moats、そしてふくらはぎの怪我に苦しみ続けるChris Clemonsです。
　ClemonsはWASにLBとして入団し、OAKに移籍後DE/LBとして昨シーズン8サックを記録しました。240ポンドと4-3 DEで起用するには細すぎるのは問題になるのではないかと考えていましたが、やはり怪我に苦しむ事になっています。5年契約をしたばかりですしカットする事は有り得ないですし、PUPに入れるような重症ではないでしょう。ただ、キャンプから休んでばかりで実際どれくらいの能力が有るのかを見る事が出来ていません、プレシーズンゲーム緒戦の@PIT戦にセカンドチームとして出場して以来ほとんど休みっぱなしですから・・・。
　現状では、Jerome McDougleとDE4番手を争う事になりそうです。プレシーズンゲームでMcDougleが妙に好調ですし、出遅れているClemonsをリードしているのでしょう。アクティブになるのはDE4DT4でしょうし、Clemonsは完治するまで試合に出ないで調整する事になりそうです。