イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

またでかいのが来た

2013-03-31 07:42:00 | イーグルス
 日本でも田中とか鈴木とかたくさん同じ名前の人居るのですけれど、向こうも似たような名前の人が多いです。書いてて面倒なのでちょっと整理します。
 Chip KellyとDennis KellyとDennis DixonとAntonio Dixon。しりとりしている訳じゃないのですけれど、これだけ連鎖すると真ん中の2人なんかどう書いても間違えますね・・・まあQBのDennis Dixonなんかは前後の文脈で分かるでしょうけれど・・・
 とりあえず、Chip KellyはChip、Antonio DixonはAntonioにします。Dennis KellyはKellyでDennis DixonをDixon。と言う形で呼んでいこうと思います。カットされそうな選手なら適当に放置してしまうのですけれど、Dixon以外は確実に残りますから。


 またでかいのと契約しました。Boston College出身、身長6-7 239ポンドのWR Ifeanyi Momahと3年契約しています。2011年のシーズン開幕戦8キャッチ157ヤードの活躍だったのですがACL断絶の怪我を負いシーズンエンド、そのままスカウティングコンバイン、プロデイなども未計測のままドラフトから漏れ、今までどこのチームとも契約していませんでした。
 2010年は13試合出場で19レシーブ296ヤード3TD、2009年も怪我で全休、2008年は11試合出場11レシーブ169ヤード3TDを記録しています。
 面白いのはパスラッシュDEとしても出場していた事で2010年6タックルを記録しています。
 WRで使うスピードは無さそうですし、HBとしての獲得なのかTEなのか、高校時代のプレイを見る限りパワーも有るタイプには見えませんけれどどう使うのでしょう。OLBでパスラッシュさせるのかも・・・


 現地4月1日から練習が始まりますが参加義務のないものになります(HC以下スタッフが入れ変わったのですから大物以外は参加するとは思いますけれどね)まずトレーナーだけが参加するフィジカル練習、その後コーチも参加できる練習、そしてヒットしない程度の実戦形式練習と3段階に分けて練習をすることになるようです。

でっかいDE獲得

2013-03-29 06:59:00 | イーグルス
 Stanley HaviliをINDに出してDE Clifton Geathersを獲得するトレードが成立しました。INDにはEaglesから転出したGM Ryan Grigsonが居るので去年もトレードや選手の入れ替えが有りました。

 加入したGeathersですが、2010年CLEの6巡指名、ファイナルカットで残れずにカットされMIAがウエイバーで拾います。1試合に出場しましたがすぐにカットされSEAに移籍します。SEAでは試合出場のチャンスを貰えずにカットされDALと契約、1試合に出場し合計2試合出場タックルなどの記録無しでルーキーシーズンを終えます。
 2011年はDALで5試合に出場しますが数字上の記録は有りません。2012年のキャンプでは解雇と再契約を繰り返した後にファイナルカットで放出されています。
 その後、怪我人の補充としてINDが契約して8試合に出場、5タックル1サックの記録を残しています。
 ドラフト時のデータは身長6-7 1/2で299ポンド(現在は325ポンドと登録されています)コンバインで40ヤード4.98、スリーコーン7.69、垂直跳び36インチ、幅跳び9フィート4インチ、ベンチプレス26回を記録、プロデイでショートシャトル4.72、スリーコーン7.20を記録しました。
 25歳で5チーム目ですし、素材として有望なもののサイズを活かしきれて居ない若手。と言う評価で良いと思います。

 Chip Kellyは前からディフェンスはサイズが大きい方が良い、と言うコメントを出しています。Dennis Kellyと並ぶ6-8登録の巨人を入れたのはChipの好みかもしれません。
 このトレードでLE候補が一人増えました、Fletcher Coxは固定としても、もう一つのDEポジションはCedric Thornton、Antonio DixonにGeathers,そしてドラフトされるルーキー達で争う事になるのでしょう。(AntonioはNT登録ですけれど、2ギャップで受け止めるよりも前に出る足を私は評価しています、Issac Sopoaga加入でNTだけでなくDEでの起用も有ると考えます)


 放出したHaviliは2年目の去年、リードブロッカーとして何度かLBを蹴散らす場面を見せていました。パワーが付いたと言うよりもブロックの技術が向上したと見ていたのですけれど、トレードで放出となりました。Oregon大のオフェンスにIフォーメーションはほとんど見れなかったのでFB使わないんだろうと思っては居ましたからFB不在は大きな欠陥にはならないはずです。
 基本的に2WR1TE1HBになるのか、3WR1TE,3WRに1HBなのか、Jason Avant,Brent Celek,James Caseyの3人から2人を選んでフィールドに送る事になるのでしょう。ゴールライン前などではCaseyがFBに入るはずです。



 FAだったDarryl TappがWASと契約しました、年齢的にも能力的にも使い勝手の良い2番手扱い以上にはならないのでしょうけれど、3-4のWASが契約したと言う事はOLBで使えると判断したのでしょう。適性が有るかどうか分かりませんけれど、地味ですが良い選手を持っていかれた印象で少し嫌な契約です。

OL補強はあるのか

2013-03-28 06:58:00 | イーグルス
 FA戦線、とりあえず今日開幕で困るポジションを減らす作業は終わろうとしています。DEとCBが片方微妙ですけれど、ここはドラフトでもう少し補強するでしょう。
 今後FA補強がありそうな所を少し見てみます。
OLですが、Danny WatkinsとDennis KellyでRG良いのか?30歳を超えて去年IR入りしたJason PetersとTodd Herremansの回復と後継者育成をどうするのか?この課題にまだ手をつけていません。1巡4位指名の本命はEric Fisherでしょう、この指名をする気ならば動く必要は無いのかもしれません。

 システムとしてはゾーンブロック採用と地元紙に有りましたので、去年までとはタイプが違うかもしれませんが、動けるOLを使う方針に変化は無さそうです。
 FA戦線で残っている選手だとKCをカットされたEric Winstonが欲しいです。元TEで機動力を持つOTとしてゾーンブロックをする足が有りますし、怪我と言うよりもチーム事情でカットされた印象なので29歳と若返りにならない点に目を瞑れば即効性の有る補強になるはずです。
 ゾーンで有るならば、去年終盤FAで加入してWatkinsを追い落としたベテランJake Scottの再契約が有っても良いと思っています。ドラフトが終わってからでも取れるでしょうけれど、ミニマムの1年契約程度なら今オファーしても後でしても同じだと思います。少なくともWatkinsやKellyよりは良いプレイをしました。
 ゾーンブロックには合いそうも無いですが、ランオフェンス改善ならAndre Smithが居ます。体重と性格的に難しい気がしますけれど、カレッジに近いコーチ陣の陣営を考えると上手く使える・・・無理かなやっぱり。若手と能力を持つのにこれまで売れなかったのには理由があると言う事でしょうね。
 
 怪我でスターター2人が離脱した間を埋めたKing DunlapはSDに移籍しました。2年目のKellyの成長でバックアップは居るのですけれど、Dunlapと比べると明らかに見劣りします。ドラフトでの補強はするでしょうけれど、4-5年目の中堅を1枚入れておいた方が良いと思います。

弱点をまた一つ埋めました

2013-03-26 06:30:00 | イーグルス
 2008.9シーズンと2度オールプロセカンドチームに選ばれているDonnie Jonesと1年契約で合意しました。
 32歳で2004年の7巡指名でSEAに入団、その後MIA.STL.HOUと移籍して今年UFAになっていました。一番良かった2008年には平均50ヤードを記録しています、去年の成績でも88回蹴って47.2ヤードの飛距離を保っています。飛距離の割にTBとフェアキャッチの数字が良いですからハングタイムも十分なはずです。ここ数年迷走してきたP選びを考えると久しぶりに一流の選手がやってきた印象です。
 この契約によってMat McBriarはカットされています。


 NFL.COMのコラムでここまでのFA戦線のWinnerに選ばれています。怪我など何らかの理由は有るけれど、バーゲン価格で良い選手を集めている。結果を出せなかった前回のFA補強とはまったく逆の動きをしている。このように講評されています。
 怪我の多い選手がたくさん居ますけれど、去年の最終戦に出ていない選手は居ませんし、長期間使う事を考えていないような短期契約ばかりですから大きなリスクは無いFA補強を続けています。
 ただ、悪い見方をすれば、IR入りでも来年治る怪我よりも慢性的な怪我の方が問題が大きいから安いとも言えます。サインボーナス無しの契約が多いですしリスクは少ないのですが、戦力になってくれるかという意味ではギャンブル要素の強い補強でも有ります。
 Andy ReidのチームをChip Kellyのチームに塗り替える手段として非常にうまくやっているのは疑いようが無いのですけれど、短期契約が多いですからまた2年後にチームを塗り替える事になります。そこまでにカレッジ知識を活かしてドラフト中心のチームを作るのが長期展望なのでしょうけれど、そこまでKellyが付き合ってくれるのか?この点が少し不安になります。

最初のキャンプはドラフトの前に

2013-03-25 08:26:00 | イーグルス
 普通はドラフトが終わった直後に行う事が多い1回目のミニキャンプをドラフトの直前に行う事を公表しました。
 Chip Kellyが4月の3週目にミニキャンプをするとコメントしました。翌週にあるドラフトの前に健康診断と顔合わせをしたいと言う事なのでしょう。特にOLの指名に関しては去年IR入りした3人の健康状態を見ておきたいはずです。
 新任のHCはミニキャンプだったかOTAを一回多く行える特権が有ったはずなので、それをここで使うと考えて良いでしょう。


 E.J ManuelのプライベートワークアウトにChip KellyとQBコーチBill Lazorが参加したようです。2巡でQB指名の際の有力候補ですし、6-5のサイズと40ヤード4.7のスピードは身体的には素晴らしいものを持っています。
 このワークアウトの評価がドラフトに大きく影響するでしょう。HCの構想とQBデプスの個性がずれているのは大きな問題です。Manuelでそれを解決出来るのであれば2巡指名権を使うのも惜しくありません。

 現在CB2番手扱いのBradley Fletcherは怪我が気になります。上位指名でCBを取るのは必須でしょう。
 OLもJason Peters,Todd Herremans,Evan Mathisと3人30代なのですから後継者を考えるべき時期です。IR入り3人の後なのですからデプス補強も必要になります。1巡4位を持つ今年が10年計画としてのLTを獲得するチャンスなのは間違いありません。
 3-4のDLに対して2ギャップを受け止める事を最優先にするのか、その上でペネトレイトも出来る化け物が必要なのか、もしタレントが必要ならばDLの上位指名も有り得るでしょう。
 上記したQBの他にこの3ポジション、合計4ポジションが上位指名を使うべきニーズだと考えています。Geno SmithなのかManuelなのか、それともMichael VickかNick Folesなのか、コーチ・フロント陣の考えとドラフトがチームの行方を大きく変える事になるでしょう。