イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

今週も怪我人は少ないです

2010-09-30 08:24:00 | イーグルス
 練習を休んでいるのは膝を痛めたNick Cole1人だけでBrent CelekとBrandon GrahamにJeremy Maclinの3人は練習に参加しています。ColeがWAS戦に出場するかは未定ですがReggie Wellsが代役として十分にプレイ出来ますから影響は小さいでしょう。

 これまでOL6人目として怪我人が出た後で2シーズンスターターを疎めたMax Jean-GillesですがWellsの加入で出番が有りません。胃の手術をして例年よりは軽いようなのですが、それでも使ってもらえないのはどう言う事なのでしょう。プレシーズンColeが全休した為に起用されていました、課題のフットワークは少しは足が出るようになっていますし悪くは無いと思っていたのですけれど使ってもらえ無いと言う事はパワーが落ちたのかフットワークがまだ水準に達していないのか、ロスター枠調整で1回カットして再契約のような事もしましたし評価が低いようです。


 Donovan McNabbが帰ってくると言う事でも注目されますが、今シーズン初の同地区対戦になります。4チームとも開幕ダッシュに失敗していますし、例年ほどレベルが高くないとパワーランキングなどでも評価が下がっては居ますが、地力の有るチームですしこれから対処して上がって来るでしょう。地区内対戦を落とさない事が重要なのは今年も変わりません。


 新宿のViva smapで2時から来週・再来週の対戦相手SF-ATLの試合の放送後、5時からWAS戦の放送が有ります。いつもならば観戦会をしましょうと募集をかける所ですが、日曜日の夜は友人の付き合いで飲み屋をはしごする事になっています。その後新宿にたどり着ける状態なのか自信が無いので今回募集はしません。放送はしているという広告だけ出させてもらいます。(行ける様ならば行きたいのですが、新宿に居る可能性は25%程度だと思います)

書いちゃうと後半見ないんですけどね

2010-09-28 23:43:00 | イーグルス
 前半だけですがラインだけを見直しました。リアルタイムで見ている時に不調に見えたNick Coleも怪我が悪化したであろうプレイまではランプレイのキーブロッカーとして機能していましたし、代わりに入ったReggie Wellsもまずまずの動きをしています。ARI時代のWellsは足の回転の良さが有ったのですが、今のシステムだと1対1でパワー勝負をしなければならないですし特性としてはあまり合っていないのかもしれません。
 Jason Petersが押されるとMicheal Vickは逃げ場を失い、Petersが持ちこたえればポケットからでもロールしてからでも投げれる、非常に簡単な図式はこの試合も変わっていません。CとRG間がすっぽり空いていても左が空かないとぎこちない動きになってしまっています、左が埋まったら右に走る(慌てて投げるよりはましでしょう)と決めた方が良いような気がしました。
 Winston Justiceはいつも通りの押せず押されず、これは左利きVickの背後を守ると言う面からすると問題ない出来と評価して良いでしょう。右利きのQBでストロングサイドのRTと考えるとパワー不足が問題なのですが、左利きの背後を守るRTがJusticeの天職なのかもしれません。
 Mike McGlynnはブリッツが少ない事もありましたが、これまでのようにディレイブリッツを簡単に漏らす事も無く、無難に対処しています。ランブロックで押す事はちょっと今後も期待できないでしょうが、Cとしての仕事は十分にこなせるようです。
 Todd HerremansはチームのベストOLとして安定感抜群のブロックを見せ続けています。足の怪我で調整が遅れていましたし、今後怪我が悪化しなければ素晴らしいシーズンになりそうです。
 GB戦とDET戦をOL重視で見ると評価が違うのでしょうけれど、VickがQBに居るのであればPetersが負けなければそれで良いのですから今のメンバーでも戦えると考えます。1ヤードが取れないのは誰の責任なのでしょうねえ、FB入れて素直に押せばVickの外を警戒しているでしょうから案外簡単に取れると思うのですが。


 DLは圧勝でした。観戦中はTrevor Lawsが良く見えたのですが、見直すとTrent Coleが突破した後に付いてきて俺がやったぜ、と言っているだけでした・・・まあColeが速すぎるだけでLawsでもサック取れているでしょうけど。
 Brandon Grahamのパスラッシュですが、ちゃんと突破してます。こっちから最初組み付いてランを警戒しパスを確認してから抜きに行くシステムでQBに届くColeが異常なだけでGrahamの出来は良いです。3rdダウンでのスピードは特筆すべき物を持っています、何度も書いていますが内を抜くスピンが出るようになればOLは対処できなくなるでしょう。
 Dallyl TappはDTに入ったり、去年Trent ColeがたまにやったDTの後ろからのブリッツを仕掛けたりと面白い使われ方をしています。パスラッシュDTとしても期待されていましたがLawsが良くなって居場所を失っていたようですけれど、これくらい動けるのであれば来週以降も起用されるはずです。
 DTのスターターコンビはちゃんと壁を作っていますし全く問題ないプレイでした(それ以上褒める所も欠点も無いです)DTはランを止める事に特化したシステムです。
 

 JAC戦の怪我人はBrent Celekが手首を傷めました、MRIの結果待ちですが軽症で練習にすぐ復帰する見込みです。Nick Coleの膝とBrandon Grahamの足首は様子を見る事になりそうです。バックアップのWellsとJaqua Parkerは実績が有りますし少し休んでも大きな影響は無いはずです。

快勝

2010-09-27 21:41:00 | イーグルス
 @JAC戦は28-3で快勝しました。最初のシリーズではランを出されてしまいやや不安な立ち上がりになりましたが、ランをしっかり止めて先制し点差を広げてランを出させない状況を作ってからは一方的にペースを握りました。

 まずStewart Bradleyの復帰でディフェンスの中央に芯が出来たのはランディフェンス改善に大きく役立ちました。最初ラン対策でギャップを全て潰す作戦に対しカウンター系のランで対抗してきたのを見てQuintin Mikellをカウンター対策として逆側で待たせるように対応したのが大正解でした。この作戦を採るにはNate Allenが最後尾のカバーを引き受けなければならないのですが、1回ディープで取られたらTDのパスのカバーが遅れた以外に破綻なくフォローに走り回りました。
 2試合起用されなかったDarryl Tappもバックアップでなら使える所を見せてくれましたし、Trent Coleも2サックを記録しています。Brandon Grahamもパスラッシュでは外を回るだけでいまひとつでしたが、ランディフェンスでは強固にポイントを押さえ続けています。Jaqua Parkerも得意の9月3試合で4サックしていますし、4年目で開花したTrevor Lawsがこの試合でも効果的にQBに迫りました。
 気になるのはErnie Simsがランディフェンスでリードブロッカーに簡単に押さえ込まれる点とEllis Hobbsのパスカバーです。Simsはカバー2LBなのでパワーより機敏さが売りで仕方が無いのですけれど、今後ランで徹底的に狙われる時が来るでしょう。Hobbsがもう少し良いカバーをすればAsante Samuel側にもっとパスが行きINTを狙う場面が増えるはずです。Asanteは何度もQBがプレッシャーを受けるのを見るとレシーバーを放置してINT狙いに走っていました、これが売りではあるのですが、そのうち裏を取られる事になるでしょう。
 

 JACがMicheal Vickの前(左側)ではなく後ろ(右側)からパスラッシュを仕掛けてきました。どう考えても逆なのですけどね(無防備な背後へのサックも有りましたが)ロールしてからのパスも有効ですし、なによりパスラッシュが来たら逃げれば良いとVickが余裕を持ってプレイできた事が291ヤード3TDのパスを生みました。そして外を押さえられないように、内側へ速いタイミングのランプレイ(ドローっぽく渡す変なラン)を繰り返して内側へ注意を向けた工夫も上手く行きました。
 Desean Jacksonはこの試合でも次元の違うスピードを見せました。どんな形でもボールを渡せば何とかしてくれます(1回ロングゲイン狙いでファーストダウン取り損ねたのはどうかと思いましたけど)Jeremy Maclinはイージーなドロップも多く、Reggie Brownと同じ道を辿ってしまいそうで少し嫌な感じです。

 Vickを活かす為のプレイが上手く行きましたし、DL強調のディフェンスもパスを投げさせる展開で成功しました。上手く行く時は何をやっても上手く行くAndy Reidのチームらしい展開はDonovan McNabbでもVickでもあまり変わらないみたいですね。

前半終るくらいまではチャットに居ると思います

2010-09-26 21:58:00 | イーグルス
 3週目は@JAC戦です、プレシーズンゲームで対戦したばかりですがあの時は調整でしたしあまり気にする事はないでしょう。ハンデは3点不利、アウエイの不利を考慮すれば戦力互角と言う事になります・・・ずいぶんと甘く見られているような気がするのですけれどプロのハンデ師の評価なのですからそう言う事なのでしょう。

 快勝のDEN戦を見ずに大敗したSD戦だけを見たからなのかそこまで強いチームには見えません。Maurice Jones-Drewのランを防ぐ事が出来るかどうか、そこで勝敗が決まる事になるでしょう。Stewart Bradleyの復帰で中央に大きな壁が出来ます、先週のようにだらしないディフェンスにはならないと期待します。Nate AllenをSean McDermottが信頼しているのであればAllenを最後尾に残し、Quintin MikellをMJDに付ける事が出来ます。
 先週の苦戦はライン戦を支配できなかった事が原因です。両外からプレッシャーを掛ける事が必要ですし、かなり減ったブリッツをどこで入れるのかのタイミングも重要です。

 Micheal Vickが良いか悪いか、これはやってみなければ分かりません。先週のDET同様に外をしっかり固めてVickの逃げ道を潰す正攻法でくれば中央をLeSean McCoyに突破させて対処するでしょう。中央を固めればVickが左右に動いてランパス両面でかき回す事が出来るはずです。Vickの生命線である左側へのロールが出来るかどうか、Jason PetersとAaron Kampmanのマッチアップに注目です。
 ここ2試合のVickは冷静な場面が多いのですが、どんな無理な体勢からでも肩と腕だけで投げれてしまうのが良く出るか悪く出るか、DB一直線のパスを何度もINTし損なってくれている印象です。ドロップバックして一呼吸置いてから走り出す今年の良いリズムを維持出来るか、焦りだすと自滅する可能性が高くなります。
 DeSean Jacksonを止めるDBは居ません、縦に走らせても横からRACでもパスがちゃんと飛んでくれば素晴らしい仕事をしてくれるでしょう。

 ランをとめてVickが普通にプレイすれば負けないとは思います。が、それが出来ないと判断されての3点不利なハンデです。開幕前ここで負ける事は全く考えていなかったのですが、どうしてしまったのでしょうねえ。

サックじゃなくてロスタックル

2010-09-26 01:12:00 | イーグルス
 Kevin KolbからMicheakl VickにQBが変わった事でOLの役割も変わる事になります。ポケットパサーで右利きのKolbからスクランブラーで左利きのVickへの変更はブラインドサイドが逆になり、スクランブルをしやすいようなブロックも必要になるでしょう。元々Winston Justiceはカレッジで左利きのMatt Leinartの背後を守っていましたから慣れているし問題ないとコメントをしています。QBの背後を守るLTで使い物にならなくてRTにコンバートされた事は忘れてあげましょうか・・・
 それよりもロールアウトを多用するVickにとって重要なのはロールアウト先を広く開けておくことです。ほとんど下がらずスナップ後そのまま左に流れてスクランブルを匂わせてLB/DBの動きを止めておいてから投げる/走る両面を狙うプレイで左側を潰されると何も出来ません。
 VickがRB並みのスピードを持っているのにサックをたくさん食らうのはスクランブルなのかドローなのか良く分からないプレイでロスタックルを貰うとサックが記録されるからで、実際にポケット内で捕まったりポケットから逃げようとして捕まるような事は少ないです。そう言うのを考慮しないでサックの数だけでパスプロが弱いとか評価してはいけません。


 脳震盪の2人が復帰して今週は怪我人も全員プロバブルですから問題なく出てくるでしょう。本当ならばStewart Bradleyはもう少し休ませて上げたいのですけれど、居るか居ないかでディフェンスが全く別物になりますし休ませる余裕は有りません。大量リードする事が出来れば下げるでしょうけれど、先週も2TD差を付けてからあっさり追いつかれそうになりましたしセカンドチームに下げる事はしないかもしれません。