30歳以上は5巡以下しかもらえないらしい

　少し遅くなりましたが、FAの加入流出のバランスで与えられる補填ドラフト権は1つも貰えませんでした。Asante Samuel、Chris Clemonsらの加入に対し、誰も流出していませんから貰えるはずがありません。
　FAで出す年、FAを取る年を1年おきにはっきり区別して補填ドラフト権を貰う事を目指す契約をしています。本来貰う為に出す年のはずだったのですが、つい先日ESPNに30歳以上の選手の流出は最高でも5巡しか与えられないルールが有ると書いてありました、これではBrian Dawkins,TRAにJon Runyanの3人がどれだけ活躍しても5巡しか貰えない事になります。それに契約金額を考えれば、5年17ミリオンのDawkins,3年10ミリオンのTRA,単年1,5ミリオンのL.J Smithに2年3ミリオンのSean Considineを出して、6年40ミリオンのStacy Andrewsと単年3ミリオンのSean Jones、単年1,75ミリオンのLeonard Weaverを加入させていますしほとんど貰えないような気がします。

　去年はSamuel,今年はStacyと大型契約でプロボウル級を引き抜いているのに、けちなチームを言う印象が抜けません。TRA,Dawkinsに年5ミリオン払うのを嫌って流出させたりしているからなのでしょうけれど、これは金額ではなく年齢と怪我が放出の主因で元々再契約の意思が無かったと考えるべきでしょう。
　出来高払いのへそくりが20ミリオン近くまで貯まっているという話が有ります。その為にサラリーキャップ枠の一覧を見ると毎年余裕があるチームの上位に名前が出るのですが、そのうち20ミリオンがへそくりとするならば今年の場合20ミリオン程度の余裕で3月を向かえた事になります。StacyとJonesで10ミリオン使っていますし実はそれほどの余裕は無いのかもしれません。へそくり抜きで129ミリオンと見られる今年のキャップ枠がどれだけ残っているのかのデータが有ればいいのですが、調べてもへそくりの金額がまちまちですしへそくり込みかどうか分からないです。

　多分、それほどけちなオーナーではなくそれなりにお金は使ってくれているのだとは思います。ただ、ベテランに冷たい為にチームの顔をあっさり切り捨てる事を繰り返し、そのくせにいつも契約する意思がある事を匂わせて金額が合わなかったとの名目で放出する為に財布の紐が硬いと言う印象があるのでしょう。そして同地区に派手な補強をするチームが2つ有りますからどうしても地味に見えると言う面もあるのでしょうね。