イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

元オールプロS加入

2023-10-24 22:58:12 | イーグルス
 7週目のMIA戦は31-17で勝利し、6勝1敗でNFC1位に復帰しました。

 MIAのCBが2枚欠場でしたから、普通にやれば負けない試合とは思っていました。結果的にチップされてのINTも有りましたが、普通にオフェンスは進みました。
 Jalen Hurtsは先週に比べれば落ち着いたプレイでした。ランが普通にしか出ずに(D’Andre Swiftが平均4.1ヤード)パスで進む試合になりました。A.J Brownのスーパーキャッチも有りましたがオフェンスの牽引が出来た試合でした。

 OLはSua Opetaが押せないプレイが見えました。バックアップなので仕方のない部分ではありますけれどね。

 イージーなドロップが見られたDeVonta Smithが復調傾向なのは良い事です、ハムの怪我も有りましたが調子が上がる事を期待します。
 新加入のJulio Jonesは短いの一回だけのレシーブとなりました。2-3週後に機能すしてくれれば上出来くらいに考えておきます。

 Hasson ReddickとJosh SweatのDE陣が今年一番派手に活躍しましたね。システム的なバランス調整をしてきたのかもしれません。

 スピード抜群のWR陣相手に、Sのサポートにタレントを欠いていたCB陣はまずまずがんばったと思います。スピードに振り回される時も有りましたが、それでも破綻しなかったのはMIAの破壊力を考えれば上出来ですね(ベテランCBコンビはスピードが課題ですし)

 
 さて、ここでトレードが成立しました、2024年の5.6巡指名権とTerrell Edmundsと交換でKevin Byardを獲得しました。
 Middle Tennessee大出身でドラフト時は5-11 ¼ で212ポンド、40ヤードは4.46(ProDay)2016年の3巡指名でTENに入団、2017、21年にAP AllProに選出され、16-22までの7シーズンで27INTを記録しています。
 今年も全試合スターターで出場していますが、今の所INTもPDも記録していません(47タックル)パスを投げられた時のQBレーティングも21,22シーズンに比べて悪化しています。30歳になりましたし、機敏さと言う点で少し落ち始めているのかもしれません。とはいえ、トレードの駒になったEdmundsよりは機敏さで勝っているように見えますしアップグレードになるのは間違いないでしょう。欠場が続いているReed Blankenshipとコンビを組めばもともとリーグベストのCBコンビを持って居るDB陣全体でも上位になるはずです。CJGJを放出した穴がこれで埋まれば、去年同様のリードしてパス投げされたら勝ちのパターンが確立するでしょう。

ランアンドシュートって言うかスプレッドって言うか・・・

2023-10-19 10:17:16 | イーグルス
 6週目の@NYJ戦は14-20で逆転負け、5勝1敗となりました。

 Lane Johnsonが負傷退場、Jacl Driscollが出場しました。
 これまで対戦相手を圧倒してきたOLがもともと強力なNYJのDLに劣勢に立つことになりました。
 D’Andre Swiftが10回で18ヤードとランを完全に抑え込まれる事になります。これまで150ヤードペースでランを出し、試合後半のタイプキープをしてきた訳ですが、今年初めてOLが敗北すると同時に攻め手を失ってしまいました。

 レッドゾーンでのTD率の低さ、同時に試合を決定する4QのINTの場面。2週前から感じていた事なのですが、今年のオフェンスがランアンドシュートに近い特性を持って居るように思うのですよね。
 レシーバーは縦に走るの中心(だから今年は定期的に30ヤード前後のロングが出ます)スイングするRBへのパスでQBへのプレッシャーを軽減させる。試合後半はOLの強さを活かしてランを出していく。
 これが上手く回っている時は強いのですよ。ただ、Jalen Hurtsの欠点なのか、コーチ陣が嫌がっているのか、アンダーニース(DLの裏側LBの守る地域)を横切るレシーバーへのパスが今年は(今年も)極端に少ないです。奥にスペースの有る時にはレシーバーの優秀さを活かして縦一発の怖さをチラつかせる事が出来ますが、奥が無くなるレッドゾーンだと密度の濃いパスディフェンスになります。この時に有効なのが、高さになりますが、今のEaglesにはDallas Goedert以外に高さのあるレシーバーが居ませんからねえ・・・

 DeVonta Smithって本来、縦に走るよりも、10ヤードくらいで90度曲がって横切るインアウトのルートに持ち味があるレシーバーなのですが、それが出ていません。レッドゾーンでSの守備範囲の隙間に入り込むような動きが得意なはずなのにやらせてもらえていません。

 これは推測なのですがHurtsがDLにブロックされるのを極端に嫌がっているのではないかと思うのですよねえ。そこそこ長いボールは右左真ん中散らすのですが、短いパスってOLとDLの戦う範囲の外ばっかりでDLの頭の上を超えるショートはほとんどないと思います(検証する時間ないのですけどね・・・)
 これが、レッドゾーンでの得点力不足の原因だと思います(OL最強でランが出てるのにTD取れないって普通じゃないですからね)
 INDから1年だけ来たZach Pascalのような高身長ポゼッションレシーバーが得点力改善には必要だと思います。と言うか思っていたらJulio Jonesと契約しました。DeVontaを上手く使えないチームがJulio使えるのかな?と疑問も有りますが、10-15ヤードくらいの隙間を埋める選手として有効な打開策になるかもしれません。もちろん、DLの上を超すのを嫌がっているように私は見ているので、(レシーブヤードはそれなりに出たとしても)レッドゾーンでのTD率にはあまり貢献しないかもしれません。

 4QのINTは待たれていました、縦に走らせてオーバーショルダー気味に投げてA.J Brownが体を入れて捕る。ワンパターンが過ぎました。あの場面でレシーバーが横に入ってこないと見切られてしまうとあの形の事故が増えますね。


  Lane Johnsonの穴ですが、致命的な怪我ではなく、今週のMIA戦は欠場しても数週間という感じではないようです。Eaglesの伝統的に、試合中にOL入れ替えた場合致命的な穴になりますが、欠場が前から決まっている試合のバックアップOLはそこそこがんばってくれる(そうなるように準備する)のは得意なコーチ陣なので、なんとかしてくれるでしょう。


 S陣の怪我も積み重なっていますし、CBも欠場者が増えましたね。2-3週程度の怪我が多いようなので何とかやりくりして欲しいものです。ただ、MIAはCBとSの引継ぎが必要な速いレシーバー居ますからねえ。個々の能力も連携と言う意味でも苦戦する事になるでしょう。

 OLが圧倒しないと勝てない、となってしまうと強力なDLのチームに勝てない。になってしまいます。
 Hurtsがアンダーニースを横切るDeVontaに7ヤードを投げる場面が増えていくか。全員縦に走ってどこかに投げる、のパターンから脱却できるか。この2点をMIA戦では見たいと思います。
 まあ、横切るレシーバーにパスを合わせられないのがHurtsなのですけれどそこは練習してもらいましょう。・

CuppもGoedertも止まらない

2023-10-10 06:19:30 | イーグルス
 5週目の@Ramsは23-14で勝ちました、5勝0敗となります。

 最初のレッドゾーン侵入時にレッドゾーン内に入った時のTD率がリーグで24位とかなり低いデータが出ていましたが、この試合も6回レッドゾーンに入って2TDと決定力の無さを見せる事になりました。最強OLなのにインサイドのランとオフタックルのランを使い分けが上手く行かなかったり。レシーバーのサイズが不足している面もありますが、A.J BrownにDeVonta SmithとDallas Goedertのレシーバー3人はリーグベストのユニットなのに、パスパターンが単調すぎるか凝り過ぎるかのもっと普通で良いのに・・・と残念なプレイコールに改善がないですね。
 本当にTD取りたかったら、もっとJalen Hurtsのドローやブーツからのランを使えば良いのはわかっているけれど怪我をしない事を優先している。そういう面も有るとは思いますけれどね・・・

 Hurts保護という点で、この試合は今年の5試合で一番Hurtsのランを使った(スクランブルで無理をした)試合となりました。いくつかのプレイではヒットされましたし、無理をする局面の判断もどうなのですかねえ。


 怪我人が出ている中、Cam Jurgensの代役Sua Opetaが予想以上のプレイをしてくれました。随所でJason Kelceのヘルプを受けてはいましたが、破綻する事なく穴を埋めて居ました。

 Fletcher Cox不在でプレイタイムを増やしたJalen Carterも2サックとルーキーオブザイヤーの最有力の地位を確立した印象です。
 パンチ一発で薙ぎ払う、正面から押し込む、スピンでOLの懐に入り込んで手を出したらホールディングの状況を作り出す。パワーとクイックネスとバランス感覚、ランプレイでアンカーになる部分は改善の余地があると思いますが、体重が前に乗ったプレイはリーグのトップクラスDTに肩を並べています。

 Jordan Davisは340ポンドですし、スタミナに難しい所が有りますかね、プレイタイムはそれほど増えませんでした。意図してやっているのでしょうかね、この試合ではスクリメージから20cmくらいですかね、下がってセットして立ち合いで良い場所を取られないように、または1歩目ではなく2歩目でぶち当たるように(相撲でも押し相撲タイプは後ろから助走つけるの見ますし)何らかの意図をもってやっているのでしょう。DL対OLは1対1の相手の力量も考慮する必要は有りますが、プレイの安定感が今年1番だったように思えます。

 プロボウル常連なので抑えるのは難しいのですけれど、Cooper Cuppを全く抑えられませんでした。最初はMario GoodrichをNCBで使いましたが歯が立たず、契約したばかりのBradly Rubyを付かせたり、ルーキーEli Ricksを使ったりして、最終的にはLBのNicholas Morrowをサイズとパワーを考慮してか付かせる事になりました。結局Morrowはスピードで負けて常に後ろをついていく形で誰が付いても完敗でした。
 ビックニッケルのようなCB/Sを使うのが良いとは思います、Kelee Ringoのようなサイズと縦のスピードを持つ選手を使いたいところですが、横へのクイックネスとボールが落ちてくる場所の判断が悪いのが原因でしょう、インアクティブとなっています。

 キャンプでの練習を休みがちで調整が遅れていたHasson Reddickが先週1サック、この試合では2サックと数字を見てもプレイを見ても加速力を活かす為に必要な押し込んでから離れるReddick独特の動きが戻ってきました。

 決めきれない得点力、NCBとSのタレント不足、課題は残り続けていますが、5連勝です。後半きついスケジュールのなか、貯金を貯めている結果は素晴らしいです。シーズンエンドを出さずに勝ちを積む、今のチームに必要な事をしっかりやってくれている事を評価しましょう。

4連勝はしましたが、怪我人が増えてます

2023-10-08 06:20:42 | イーグルス
 4週目はホームにWASを迎えてOTまで行きましたが34-31でなんとか勝利、4連勝となりました。

 DT2枚並べた時にEaglesよりも強いチームなんてほぼ無いのですが、WASは数少ないDT強いチームで有る事と、Cam Jurgensが負傷退場(3-4週休むようです)でランよりパス中心になった事で先制してランで時間潰す形を作れなかったのも苦戦の一因でしょう。

 3サックと数字だけ見たら大活躍のNicholas Morrowですが、縦は良いのですけれどILBとして横への動きは微妙ですね。Zach CunninghamはILBらしい動きなのですけれどね。それでも、5人目6人目のパスラッシャーとしてブリッツを仕掛ける。ランストップ時に相手のCを真ん中で処理する仕事が出来るのは、ファイナルカットで解雇された選手がちゃんと仕事しているという点で良い事です。

 NCBのAvonte MaddoxのIR入りでJames BradberryがNCBに入り、Josh Jobeがスターターになる形が定着しそうですが。Jobeはプロボウル級と当たると厳しいです。ルーキーFAから試合で使える選手を拾えたと思うと幸運なのですけれど・・・

 ベテランのBradley RobyをPSに入れ、即Rams戦に使うことになりました。2014年の1巡指名でDENに入団、2014-17まではニッケル、18年はアウトサイドでスターター、HOUに移籍して2年間(怪我もあったようですが)スターター、NOに3巡指名権でトレードされ2年間プレイしたのちにこの夏のファイナルカットに残れませんでした。
 プレイを見た感じ、カバーと言う点でターン後の一歩目が出なくなりつつあるベテランに見えますが、Jobeよりも経験値の高さで良いプレイが出来る可能性は有るでしょう。
 

 Cam Jurgensの怪我でOLの層の薄さがまたもや噴出しました、と言うかまたRG壊れたのか・・・3巡ルーキーTyler Steenがジャンプアップしてくれると良いのですけれど、Sua Opetaが代役になります。この事はSteenがOpetaより下と言う事になりますよね・・・・・・ただIssac Seumaloも最初はイマイチだったのでルーキーOLの即戦力は難しい。くらいに思っておきましょうか。

3連勝

2023-10-02 11:14:31 | イーグルス
 気になる所が有ったからもう一回見るか、とか思ってたら次の試合が終わってました・・・

 3週目の@TB戦は25-11で勝ち3連勝となりました。

 相変わらずゴールラインまでになるとプレイコールがおかしくなるのですが、まあ強力なOLのおかげでランは自在に出ました。
 D’Andre Swiftが130ヤード走っています。試合後半時間つぶしのランで押し倒す形が今シーズンは機能しています。

 Jalen Hurtsは無理投げのINTが見えました。結果セーフティで2点取る事になりましたし、あの位置でのINTはパント蹴ったのと同じでもあるのですけれど、ちょっと50-50で緩いロングボールを投げるのが増えている気がします。

 ディフェンスでは2年目のReed Blankenshipがとても良い仕事をし続けています。特筆するフィジカルは持ってないのですが、位置の取り方の判断が良いですね。プレイコールの位置ではなく、プレイが崩れた時のどこに居ればいいのか?の判断が良いです。
 定期的にLB2人がLOSの7ヤード後方でゾーンの指定された位置でいつまでも待機しているような、ボールそこには飛んでこないよ・・・と言うプレイが見られます(QBスクランブルの抑えにはなるかもしれませんが)その点Blankenshipは柔軟さがありますね。

 DLではサックを取るよりもポケットを押し潰して狭くしていく形で今年はやるのでしょうねえ。サックが欲しい所で取れてないのは気になります(DEに制限掛けてますかねえ)

 それでも、3連勝です。9月の3試合全勝を喜びましょうか。