開幕できるロスターになりました

QB　Carson Wentz 3.6　　Nate Sudfeld 2.8u
RB　Jordan Howard 3.5　　Josh Adams 3.1　　Corey Clement 3.0　　Wendell Smallwood 3.0
WR　Alshon Jeffery 3.7　　Mack Hollins 2.7x
WR　DeSean Jackson 3.6d　　Shelton Gibson 2.7
Slot　Nelson Agholor 3.3　　
TE　Zach Ertz 4.0　　Dallas Goedert 3.2u　　Richard Rodgers 3.1　　Joshua Perkins 2.9
LT　Jason Peters 3.7dx　　Halapoulivaati Vaitai 3.1
LG　Isaac Seumalo 3.1
C 　Jason Kelce 3.7
RG　Brandon Brooks 3.9xx　　Matt Pryor 2.7u
RT　Lane Johnson 3.7　　Jordan Mailata 2.4uu

RE　Derek Barnett 3.2ux　　Chris Long 3.5d
LE　Brandon Graham 3.7　　Vinny Curry 3.1
DT　Malik Jackson 3.5　　Treyvon Hester 2.7
DT　Fletcher Cox 4.2　　Bruce Hector 2.5
WLB　Kamu Grugier-Hill 3.1　　Nathan Gerry 2.8
MLB　L.J Fort 3.1　　
SLB　Nigel Bradham 3.7　　Paul Worrilow 3.1x
CB　Jalen Mills 3.3x　　Avonte Maddox 3.0
CB　Ronald Darby　3.6x　　Rasul Douglas 3.1　　
NB　Sidney Jones 3.0　　Cre'Von LeBlanc 2.9
SS　Malcolm Jenkins 3.9　　Andrew Sendejo 3.0
FS　Rodney McLeod 3.5　　Tre Sullivan 2.8
K　 Jake Elliott 3.0　　
P　 Cameron Johnston 2.8
LS　Rick Lovato 3.0

Jordan Howard獲得

　CHIのRB Jordan Howardと2020年の6巡指名権（5巡になる可能性があるようです）とのトレードが成立しました。
　チーム最大の弱点はエースRBが居ない事でしたが、3年間で3370ヤードのランを記録しているHowardの獲得は欠点を埋める補強になります。
　2016年の5巡指名でIndiana大からCHIに入団、1313ヤード6TD平均5.2ヤードの成績でいきなりプロボウルに（繰り上げですが）選出、2年目も1122ヤードを記録、去年は935ヤードで平均3.7ヤードと数字を落としていますが、OLが良くなかったとする意見もあるようです。16試合出場ですし大きな怪我の無い若手を安価で獲得出来たと考えて良いでしょう。
　ルーキー時の4年契約最終年度ですし、成績が落ちていることとCHIが若いRBへの転換を考えていた事が6巡で1000ヤード級を取れた理由でしょうね。今年ではなく来年のドラフト権と言うのも良いです（5巡に上がる可能性も有りますが、それだけの数字を残したならどちらにせよお買い得ということになります）
　Howardを軸に若い3人がローテーションする、RB不作と言われる今年のドラフト、すでにFA市場のRBでエース格（怪我持ちでない）は売り切れて居ますしHowie Rosemanはまた素晴らしいトレードをまとめてくれました。

　去年のプレイオフで10回35ヤードに抑えたHowardですが、言い換えれば元気に17試合目も出場した若手な訳です。5.2→4.1→3.7と平均ヤードが下がっていることが不安要素ではありますけれど去年後半のランの軸が無い状況に比べればRB陣として格段に良い状況と言えます。


　TEでFAになっていたRichard Rodgersと2年間の再契約をしています。GBからFAの単年契約で入団しましたが、開幕と同時に怪我をしてIR入りしシーズン終盤IRから復帰していましたが（気が付かなかった・・・）1レシーブ7ヤードに終わっていました。3番手のTEとしては十分な選手ですし、上位2人が怪我した時は2番手TEが出来る実績を持っています。TEデプスと言う意味でこの再契約は大きな意味を持ちます。


　エースRBとTEのバックアップが補充されました。DeSean Jacksonの加入でWR陣はリーグ最強クラスになり、TE陣もリーグ最強クラスでしょう。OLの整備とCarson Wentzの健康を維持出来れば（出来れば・・・）素晴らしいオフェンスを展開する事が出来るはずです。

Curry復帰

　TBを解雇されていたVinny Curryと1年契約しました、去年3年22ミリオンでTBに行きましたが、12試合出場7試合先発とシーズン後半はスターターから降格しシーズン終了後に解雇されました。
　ニッケル時のDT起用で9サックを量産したシーズン以外は2から3サックですし、2.5サックだった去年特に落ちた訳では有りません。スターターとしてすごい訳ではないのですが、居てくれたら使い道はある選手だと思いますし、2.5ミリオン程度であればお買い得と言えるでしょう。


　FAも落ち着いてきましたし、ここで一回デプスチャートを更新しておきます。

QB　Carson Wentz 3.6　　Nate Sudfeld 2.8u
RB　Josh Adams 3.1　　Corey Clement 3.0　　Wendell Smallwood 3.0
WR　Alshon Jeffery 3.7　　Mack Hollins 2.7x
WR　DeSean Jackson 3.6d　　Shelton Gibson 2.7
Slot　Nelson Agholor 3.3　　
TE　Zach Ertz 4.0　　Dallas Goedert 3.2u　　Joshua Perkins 3.0
LT　Jason Peters 3.7dx　　Halapoulivaati Vaitai 3.1
LG　Isaac Seumalo 3.1
C 　Jason Kelce 3.7
RG　Brandon Brooks 3.9xx　　Matt Pryor 2.7u
RT　Lane Johnson 3.7　　Jordan Mailata 2.5uu

RE　Derek Barnett 3.2ux　　Chris Long 3.5d
LE　Brandon Graham 3.7　　Vinny Curry 3.1
DT　Malik Jackson 3.5　　Treyvon Hester 2.7
DT　Fletcher Cox 4.2　　Bruce Hector 2.5
WLB　Kamu Grugier-Hill 3.1　　Nathan Gerry 2.8
MLB　L.J Fort 3.2　　Paul Worrilow 3.1
SLB　Nigel Bradham 3.7　　
CB　Jalen Mills 3.3x　　Avonte Maddox 3.0
CB　Ronald Darby　3.6x　　Rasul Douglas 3.1　　
NB　Sidney Jones 3.0　　Cre'Von LeBlanc 2.9
SS　Malcolm Jenkins 3.9　　Andrew Sendejo 3.0
FS　Rodney McLeod 3.5　　Tre Sullivan 2.8
K　 Jake Elliott 3.0　　
P　 Cameron Johnston 2.8
LS　Rick Lovato 3.0

SS/ST補強

　MINからFAになっていたSS Andrew Sendejoと1年契約で合意しました。

　2010年のルーキーFAとしてTBに入団しますが、すぐに解雇され2010年のDALで2試合出場までチームを転々とします。その後、NYJを経て11年からMINで8シーズンを過ごしてきました。
　13年に10試合先発、15年からはスターターとして定着し3シーズン過ごしましたが去年股関節の怪我で5試合出場後IR入りしていました。

　スカウティングコンバインで40ヤード4.65を記録していますし、スピードは不足しているのでしょう。パスカバーよりもランストップとSTでの働きがメインの選手のようです。
　これまで3番手のSだったCorey Graham,その前の3番手Jaylen WatkinsはS/CBのパスカバータイプでしたが、今回ランストッパーを3番手に入れました。去年怪我人が出たときにAvonte MaddoxがFSに入っていましたし、怪我人が2人復帰したCB陣が万全であるならMaddoxを3番手のパスカバーSとして使うのかもしれません。

Darbyと再契約

　CB Ronald Darbyと単年8.5ミリオンで再契約しました。この時期のキャップ情報はどの契約まで反映されているのか良く分からないところは有りますが、Darbyの契約で残り8.5ミリオンのようです。ドラフト考えたら2-3ミリオン残っていると言う所でしょう。
　Chris Longにも2ミリオンをサインボーナス化する事でとりあえずのキャップを増やす変更をしているようです。そろそろHowie Rosemanの魔法にも限界が来ているのを感じます。


　CBのデプスですが

CB　Jalen Mills 3.3x　　Avonte Maddox 3.0
CB　Ronald Darby 3.7xx　　Rasul Douglas 3.1
NB　Sidney Jones 3.0　　Cre'Von LeBlanc 2.9

　このようになります、去年の終盤MillsとDarbyの2人が欠けてからはツギハギと言うか誰?と言いたくなる選手が試合に出ていましたから、Darbyを戻してデプスを厚くするのがダメではないのですけれど、そのお金はRB,LB,Sに使うべきだったと考えます。
　Sidney Jonesが期待はずれに終わっている事、Douglas,Maddoxはスターターだとミスが多い事もDarbyを戻す理由なのでしょう。
　キャップのやりくりが出来ない単年契約で8.5ミリオンを良い方に考えれば、来年8.5ミリオン分空けられると言う事ですけれど、3年目のSidneyとDouglasに2年目のMaddoxの成長とMills復帰で十分だったように思えます。


　WR陣のキャップヒットがリーグで2番目に多いと言う記事を目にしました。2019年度のキャップヒットでチーム最多のAlshon Jefferyと5年目オプションのNelson AgholorにDeSean Jacksonを加えたのですから当然と言えば当然です。
　Agholorはゴーストが出ない形なので、キャップを大量に作れてゴーストの出ない選手としてトレードの駒にされる可能性も有るでしょう。もし、Agholorがキャップの犠牲になるとすれば、ほぼ同じ金額のDarbyを戻してAgholorを出すのは失敗では無いかと考えています。