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DeSean Jackson解雇

2014-03-29 06:15:00 | イーグルス
 EaglesはDeSean Jacksonを解雇しました。


 トレードの噂が出ていたDeSeanに対して、Chip Kellyが面談をしてチーム残留決定。と言う話が出て僅か3日でのカット。カットの理由がギャングを交際が有る。とする情報も有りますけれど、これはEagles側がギャングと付き合ってるからカット。とは、余程の証拠が無ければ公表出来ませんし、チームメイトらも付き合いが無ければDeSeanはギャングとは無関係。ギャングと付き合っていても無関係と言う他有りません・・・匿名のニュースソースが近いうちに出てくる、この程度でしょう。

 個人的には、今シーズンDeSeanがチームに居ることはない。そう考えていたので、ああそうですか、トレード出来ませんでしたか。くらいの感じなのです。
 Jeremaiah TorroterやT.Oの時とはJoe BannerもAndy ReidもTom Heckertも、オーナー以外の重役が入れ替わっているのでEaglesの体質とか言うのは止めましょうね。うちのオーナーは人事介入するタイプではないと思います。

 最初に放出の噂が出た時に、プロボウル進出するだけの成績を残したんだ給料上げろ。と言ったとか言わないとかの話が出ました。今年のベースサラリーが12.5ミリオンでこれ以上払えと言われても・・・と思ったのですけれど、まず理由の一つがこの手の契約問題になるかもしれません。
 次は、Chipの方針と合わないと言う噂。軍隊式トレーニングとDeSeanが合うわけ無い(笑)去年の夏にJason Petersが改造車で暴走して逮捕された時に、トレーナーから8時間睡眠を義務付けられているのに夜遊びしてる。と言う冗談めいた話が出ていました。DeSeanが夜遊びしないで8時間睡眠なんて守らないでしょうねえ・・・科学的(今回は軍隊式)トレーニングじゃなくても、結果を出してるんだから良いじゃないか。と言うスター選手と、チームは全員この練習メニューを一緒にやる、やらない奴は気に食わない。と言う確執はよく有る事だと思います。
 
 DeSeanの声明もReidに対する感謝が有りました。Chipとやり方が合わずに成績は自己ベストのシーズンだったけれど不満が溜まり、ロッカールームなどでコーチ批判をした。その結果、チーム内にReid派とChip派のような派閥対立を作った。ギャングなどの話の真相が出てくればまた評価は変わりますけれど、放出の理由はこんな所じゃないかと考えています。
 
 27歳のプロボウラーを無償で放出しました。そこそこ上手く補強が出来て、あとは1,2,3巡でCB,OLB,Sを取ってディフェンス強化すれば良いチームが出来上がるぞ。と考えていた時にこのDeSean放出。せめて代わりを取るだけの2,3巡指名権とか、スターターが務まる程度の選手でもトレード出来なかったものか・・・交渉上手のHowie Rosemanにしては下手な立ち回りをしました。こういう所から考えても、ChipがDeSean解雇を主導したと推測します。サラリーキャップなどが理由で計画的にDeSeanを出すならJason Avantを出す必要が無いですからRosemanらフロントの動きではないのでしょう(少なくとも、FAかドラフトでDeSeanの代わりを見つけてからAvantカットで良かった)


 Riley CooperがSEのスターター、Jeremy MaclinがFLのスターター。バックアップがJeff MaehlとArrelious BennにBrad Smith。身長6-0以下は認めない(Oregon大でも小さいWRは基本使わなかったデータが有ります)ChipがDeSean放出を戦力として軽視した可能性は高いです(1332ヤード9TDを記録した選手を小さいってだけで解雇するとはさすがに思いませんけど)
 CooperとMaclinのスターターコンビ、DeSeanが居ればリーグでも10位くらいだったと思うのですけれど、今では20-25位くらいでしょうかね。ドラフトでの補強が必須になりました。特にMaclinとBennがACLからの復帰、MaehiはNFLでの実績無し、Smithも旬の過ぎた選手。もう1枚スターター級のバックアップが必要です。


 トレードの噂が出た時点で、ギャングまで話が行くとは思いませんでしたが、もうチーム内にDeSeanを置く場所が無いのだろうからトレードでチームを去る事になるだろうと考えていたのですけれど。まさかの無償放出。それだけの大きな問題が隠れていたのか、フロント側が関係修復とトレード交渉で下手だっただけなのか。結果が出るのは2014シーズンが終わって、来年のオフシーズンだと考えます。ちょうど1年後に気が向いたら再評価しましょうかね。


 Evan Mathisにも解雇・トレードの噂が出ました。もしかすると、DeSeanとMathisが反Chip派の主導的立場なのかもしれません・・・
 オールプロに選ばれたから年俸上げてくれ、と言ってもEaglesに来るまでスターターに成れなかったのに、5年25ミリオンの契約を貰っている。契約の入れ替えをしようにもシーズン中に33歳なってしまうから、今の5年契約を伸ばす事はしたくない。契約更改はしないでしょう。
 Chipがこう言う不満に耐えられないとすると、今後Mathis放出が有るかもしれませんし、Chipの言う事を聞く選手しか要らない。カレッジコーチの悪いところが出る可能性が高くなりそうです。

今年は無い、取るなら来年

2014-03-27 20:00:00 | イーグルス
 DeMeco RyansとMychel Kendricksのコンビでスターターは問題なく、バックアップもJake Knott,Najee Goode,Casey Matthews,Emmanuel Acho,Jason Phillipsと粒揃い。去年はAchoがファイナルカットに残れず、去年までの実績では1番だったPhillipsが怪我でIR行きと言う形になりました。
 6ミリオンを越える高額年俸からDeMecoをカットする、なんて言う話も出ましたけれど、バックアップ陣にそこまで飛びぬけた選手が居る訳でないですし、少なくとも2014年は大きな変化は無いはずです。
 FA市場に出た選手も、FA市場から取った選手も居ません。基本的にTEのカバーはKendricksが担当なので、左側に入る事が多いですけれど、特に決めていると言う感じでもないです。
ILB DeMeco Ryans  Jake Knott  Jason Phillips
ILB MyChel Kendricks  Najee Goode  Casey Matthews  Emmanuel Acho

 契約切れがDeMecoとKendricks共に2015年まで、Kendricksとは今年が終わったら契約延長の話が有るでしょう。逆に高額DeMecoはKendricksがルーキー時の安価な契約からそれなりの額を契約延長で得るようになった場合にカットされる危険が膨らむ事になるのでしょう。
 KnottがDeMecoの代わりにスターターに置くだけの人材なのか?そこまでではないと思います。3番手としては問題ないとは思いますけれど(特に3-4のILBはニッケル等で減らされる事が多いですし)スターターだとちょっと足りない気がします。と言っても、ILB5人残すとしても今居るメンバーから2人はカットしなければなりません。そう考えると、ドラフトでのILB指名はちょっと考えにくいです。

 上位指名を使ってDeMeco解雇の可能性がゼロでは無いですけれど、他に上位指名権は使いたいです。下位指名でのST要員は有り余っています。今年のドラフトでILB指名は無いはずです。

補填ドラフト権は貰えず

2014-03-26 06:34:00 | イーグルス
 UFAで失った選手の分を貰える補填ドラフト権は今年も貰えませんでした。DRCとKing Dunlapがスターターとして活躍したのですけれど、Connor BarwinなどFAで契約した選手の方が多いと判断されたようです。

 補填ドラフト権が決まった事で、Eaglesのドラフト順位が全て決まりました。
1巡22位
2巡54位
3巡86位
4巡122位
5巡162位
7巡237位
 以上6個になります。

 去年のドラフトでは
1巡4位 Lane Johnson RTのスターター
2巡35位 Zach Ertz TEの2番手、ヤード数ではBrent Celekを上回る
3巡67位 Bennie Logan シーズン後半からNTのスターター
4巡98位 Matt Barkley 元1巡候補、バックアップとして勉強中
5巡136位 Earl Wolff 6試合先発、怪我が無ければもっと出たはず
7巡212位 Joe Kruger IR入り
7巡218位 Jordan Poyer CBでは使えず、カット後CLEでSとして出場
7巡239位 David King ファイナルカットで解雇

 Laneがどう育つのか次第なのですけれど、プロボウル級に育つような大物を取ると言うよりも、堅実にスターターを狙える中堅を拾っていくドラフトと評価します。
 カレッジで指揮を取っていたChip Kellyの意向でドラフトは進められたようですし、今年のドラフトもPac12の選手を多く取る傾向になるのでしょう。対Oregon戦で活躍した選手を取るようにも見えます。
 今年くらいまではChipが対戦経験の有る選手を拾う形で他チームよりも情報面で有利なドラフトが出来るはずです。1-3巡はスターター候補、それ以下もバックアップからスターターを狙えるような選手をしっかり取ってくれればFAで穴は埋めていますし良いチームを作れるはずです。

Trent Murphyが良さそうに見える

2014-03-23 22:08:00 | イーグルス
 Phillip HuntにRFAオファーをしたと言う情報を見ていないので多分、オファーをしていないのでしょう。パスラッシュ専用の3-4OLBで何が出来るのかを見てみたい気もしますけれど、CFL経由で28歳ですしもう若手枠でもないですかね・・・


 Trent ColeとConner BarwinのスターターコンビにBrandon GrahamがColeに代わってローテーションする。2013年はこれで1年通しました。シーズン前半試合でサック0から後半8試合で8サックのColeをどう評価するかで補強方針は大きく変わります。
 PSに居たTravis Longと再契約、MIAの2012年5巡指名で試合出場の無くカットされていたOregon大出身のJosh Kadduと契約しています。FA市場開始後、ST要員Bryan Bramanと2年2.5ミリオン前後で契約しています。

RFAテンダーオファーをせずに放出 Phillip Hunt
FA市場から契約 Bryan Braman(2年2.5ミリオン)

LOLB Conner Barwin  
ROLB Trent Cole  Brandon Graham
ST要員 Bryan Braman  Travis Long  Josh Kaddu

 Coleの後継者をどう考えるのか、まだやれると見るか後継者が必要と見るか、3-4のブラインドサイドパスラッシャーは10サックが必要と個人的に考えているのですけれど、Coleもパスカバーに借り出されるようなシステムの犠牲になった面も有りますから答えをだすのは難しいです。
 どう考えても4-3DEが本職のGrahamが3-4OLBとして適応するのか?まあ適応しても契約切れで出て行ってしまうでしょうから中期的展望からは外すべきかもしれません。
 そして、Barwinが怪我をした場合、TEの対面に立てるようなOLBが居ないのは大問題です。 実力者揃いの割に脆さを併せ持つのユニットと言えるでしょう。
 HOUで2度のパントブロックを記録しているBramanはLB登録ですけれど事実上ST専用でしょう(O.5サックを記録しています)

 ドラフトでOLBを指名する可能性は高いと考えます。Coleの高年齢化+3-4OLBへの対応、Grahamも3-4OLBへの対処の疑問と契約最終年度。この事から優秀なパスラッシャーが必要です。2013シーズン同様にこの3人でローテーションさせて、GrahamのUFAを待ってから1巡または大物FAを獲得する可能性も有るでしょう(Coleのゴーストサラリーを考えても、14シーズン不調な場合カットは来年のオフと考えています)あとは、今年か来年か、と言う問題なのかもしれません。

 腐っても鯛、8サックのCole。元1巡指名でパスラッシュなら通用するGraham、パスラッシュとパスカバーを両立するBarwinの3人に匹敵するタレントは1-3巡が必要でしょう。
 上位で取って、1年間4番手で鍛えてから2015年にスターター昇格。来年の1巡またはFAで10ミリオンよりも堅実なやり方。と言いたいのですけれど、10サック級は育てるのではなく引っ張ってくる物かもしれません。1巡使っても良いと思います。

CBは上位か無しか

2014-03-22 13:05:00 | イーグルス
 Michael VickがNYJと1年5ミリオンで契約するようです、スターターになるチャンスと言う点で選んだのでしょうけれど、ずいぶんと安くなりました・・・


 CB陣は2013年のスターター3人がそのまま残り、4.5番手のバックアップ陣も契約を残しています。ただ、現状維持ではなく少しでもスターターのレベルを上げる事、4番手の薄さから怪我に悩みましたからデプス補強。この2つが必要なオフシーズンになっています。

 プロボウラー級がFA市場に出てくる事で獲得が期待されましたが、若い選手から次々と売れて行きました。高年齢選手が売れ残る中、若手でスターター経験の有るNolan CarrollをMIAから獲得しました。

FA市場から契約 Nolan Carroll(2年5ミリオン)

LCB Bradley Flatcher  Nolan Carroll
RCB Cary Williams  Roc Carmichael
NCB Brandon Boykin  Curtis Marsh
 マンカバーよりフリーゾーンカバーからのINTで持ち味が出たBoykinは今年もニッケルでしょう。CaryもRCBの座は譲らないとは思いますが、今年6ミリオン来年8ミリオンの年俸が問題になる可能性は有ります。
 スターター争いは去年まずまずのプレイをしたFletcherと新加入Carrollになるのでしょう。6-0程度でサイズは互角、Carrollはバンプが得意らしいのでシステム的にバンプ多用ならCarroll、クッションを置くならFletcherを使うのかもしれません。

 ユニットの問題は契約になります。2014年が終わるとFletcher,Carmichael,Marshの契約が切れ、15年にはCary.Boykin,Carrollの契約が切れます。大物ではなく安価な中堅を短期契約で引っ張るのはNnamdi AsomughaやDRCでの失敗からなのか、Billy Davisのシステムなのか?良く分かりませんけれど、小粒なユニットになっています。

 ダイムまでの4人ともスターターで使える選手ですし、デプスには問題が有りません。リーグで最も優秀なダイムバックを使うチームになるかもしれません。
 下位指名は必要ないでしょう。取るならばFletcherやCarrollを押しのける1-2巡指名でのエリート獲得になります。
 エリートが必要かどうか?私は必要だと思います。以前書きましたが、Fletcherの能力不足をカバーする為にSSのNate Allenを左側に寄せすぎてFS Patrick Chungと反対側のCaryが苦労する場面がシーズン序盤有りました。
 相手のエースをある程度カバー出来るCBはシステムに関係なく必要だと考えています。ミスマッチを作られた時にそれをカバーする事で生じるバランスの崩れを修正するのはミスマッチを作られないようにする事以上に大変でしょう。

 取るなら1-2巡でFletcherやCarrollを押しのけるエース候補、下位指名は必要が無い。CBのドラフト戦略はこういう形だと考えます。