イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

SprolesをPRでプロボウルに

2014-11-11 21:53:00 | イーグルス
 マンデーナイトのCAR戦、45対21で圧倒しました。7勝2敗で地区首位をキープしています。

1 ディフェンス改善
 ディフェンスは大量リードの第4Qに2発簡単にTDを貰いましたけれど、その時点でパスラッシュよりもラインコントロールで投げさせても良いと言う形になってからでした。あの2発に対してパスカバーの文句を言っても仕方ないです。

 9サック3INTを奪いました。Cam Newtonの足は相当悪いのでしょうね、スクランブルに出てからの速度競争であっさり捕まっています。イメージのNewtonはもうちょっと速かったのですけれど、この手のモバイル型は怪我した後の修正が厳しいです。今考えるとDonovan McNabbは一回目の怪我の後もそれなりに修正して長持ちした方でした・・・
 この試合も、Sが浅めで時折カバーが追いかける形になりロングを貰いました。それでも、ショートゾーンでINTを上手に取りましたからパスラッシュが届けば威力を発揮するシステムが機能していると素直に喜んで良いと思います。


2 ランが出ない
 OLのパスラッシュ対策はほぼ完璧、ランブロックで押せてないと言うよりも第2列のフォローが早く抜けなかった印象です。RBとしては個人技で1枚抜いてもまだ抜ききれない、そう言う感じでしょう。
 Mark Sanchezに代わる事でラン重視になると考えて対策してきたのは明らかですし、18回で38ヤード(QB除く)と2ヤードしか進めないのは論外ですけれど、その分パスが出ましたしランは犠牲になった。来週以降パスも警戒するようになればそれなりに改善するはずです。


3 Sanchez好調
 Nick Folesのお手本になるべき、ポケットをステップアップしながらセカンドターゲットを探してパスを通す。そう言うステップワークと視野の広さ、クイックリリースで軽く投げる。
 同時に、ミドルやディープにも投げる事が出来て、ほぼノーミス(片足出てくれましたが、Jeremy Maclin相手のINT未遂だけでしょう)Folesに期待していたプレイスタイルをSanchezが表現してくれています。
 Sanchezに始まりSanchezに終わるNYJとのQB入れ替えネタも有りましたけれど、あれはT-bow(試合には出てないですけど)の影響も大きかったと思います。あの試合見に行ってましたがT-bowコール凄かったですし、あんな中でプレイしたら誰でも潰れるでしょう。
 そう言う意味で、2番手扱いの今はSanchezにとってもやりやすいと思います。肩の手術からの復帰を兼ねた単年契約ですし、来年はそれなりの待遇をするチームが現れるのでしょうね。試合前に書きましたが、この調子でずっと行くならばFolesに代わってエースとして据えるかもしれません(ずっと行けばですが)


 次のGB戦が一つの鍵ですね、今週CHIを惨殺していますし調子を取り戻しています。Sanchez対策もしっかりとってくるでしょうから、GB相手に通じるかはSanchezの分岐点になるでしょう。
 同時に、最近のサックラッシュはSを上げてショートゾーンを厚くしている恩恵ですが、それも対策してくるでしょう。ディープへの1対1でどれだけCBが頑張るか(CAR戦のBradley Fletcherは素晴らしかった)どれだけQBまで届くか。ここも2014年のディフェンスに対するテストになります。

対策されてからが問題

2014-11-11 08:56:00 | イーグルス
 マンデーナイトのCAR戦まであと少し、前半8試合を6勝2敗で終えてから残り8試合の後半戦に入ります。

 まずはMark Sanchezに注目が集まります。NYJ時代のAFC決勝に連続して行った実績と、その後のメンタルエラーによる自爆。どちらが出るのか?そう言うのを目にするのですけれど、個人的にはNick Folesが帰ってくるまでの中期で見た際にSanchezでも行けるじゃないか。となった場合のFolesの立場の方を心配します。
 プレシーズンゲームを見ても先週を見ても、SanchezがChip Kellyのシステム(OLとRBのサポート)で十分に通用する選手なのは明らかです。問題はミスを減らせるかどうか?ここに有ると思います。そう言う意味でパーフェクトだった去年のFolesとINTが目立つ今年のFoles、今年のFolesと比べて同程度のプレイが出来ればラン中心のサポートは出来るでしょうし、勝つ事も出来るはずです。
 今週は相手もSanchezが出てくると準備をしてくる事になります。ここで止まるのか、乗り越えてチームをプレイオフに導くのか、ここがスターターで続けられる選手とそうでない選手の境目です。


 Todd Herremansと入れ替えにIRからEvan Mathisが帰ってきました。プロバブルと言う事ですし、状態は悪くないはずです。そうであればMatt TobinがLGからRGに移って穴は埋まるでしょう。大きな心配は要らないと考えます。
 気になるのは、高齢で高年俸のHerremansの将来の話。Mathis,Herremansと入れ替えるを予感させるAllen Barbreとの再契約(これはBarbreも怪我をしてしまいましたが)そしてルーキーFAから2年目にしてスターターとして通用するようになったTobinの存在。Barbreが怪我から帰ってきてTobinが成長すれば他にAndrew GradnerとDennis Kellyも居ますし契約に不満が有るとオフに話題になったMathis、今回の怪我でHerremansをカットして入れ替える。等という話になるかもしれません。


 DeMeco Ryansの穴を埋めるCasey MatthewsとEmmanuel Achoの2人、ここはもうこの2人でやっていくしかないのですから、どちらでも良いから実戦の中で成長してくれる事を期待するしかないです。
 Brandon Boykinがニッケルに居ますし、3-3-5のニッケルを増やして控えILBをフィールドに置かない。こういう対処も考えはするのですが、その場合にはランディフェンスに問題が出るでしょうね。
 DeMecoの代わりは居ませんが、現有戦力でやるしかないです。誰でも良いからフィールドに出た11人目の選手に奮闘して貰いましょう。


 試合としては、普通にランを出し、普通にミス無くパスを投げ、最近好調のパスラッシュを掛ける。ランディフェンスに不安は有りますけれど、それ以外の分野を普通にやれば負ける相手ではないと考えます。

 今日はチャットありません。

HerremansもIR

2014-11-05 09:12:00 | イーグルス
 Todd Herremansが腕の手術を受ける事になりIR入りする事になりました。Evan Mathisが復帰可能なIRからアクティブロスターに戻ってくるのと入れ替わりになるでしょう。
 2シーズン不調だったHerremansは今年凄く良いプレイを続けていたのですがシーズンエンドとなりました。契約はまだ残っていますし、術後にリハビリ期間などの情報が出るとは思いますが、例年のキャンプには間に合うものと考えます。


 DeMeco RyansのIR入りで空いたロスターには元JACのS Chris Prosinskiを獲得しました。2011年の4巡指名でJACに入団、2年目にスターターでプレイしましたが、去年はバックアップで今年は怪我で放出されています。
 身長6-1で201ポンド、プロデイのデータは40ヤード4.39、ショートシャトル4.28、スリーコーン6.85、垂直飛び39インチ、幅跳び11フィート2インチ、ベンチプレス14回。良い数字が並んでいます。
 JACではほぼ全試合に出場、今年も開幕から3試合出てから怪我で9月末に放出となっています。48試合出場で9先発、93タックル1INTの記録。これを見ると、2012シーズン以外はST専用に近い使われ方だったのでしょう。3年間で25のSTタックルとパントブロック1回を記録しています。
 Nate Allenが怪我で、代役Earl WolffはHOU戦良く無いプレイが目立ちました。そう言う意味でLBではなくSを入れたのかと思ったのですが、ST強化が目的かもしれません。


 PSに居たSのJordan KovacsがMIAに引き抜かれました。空いたPSにはファイナルカットで解雇したRB Kenjon Barnerを入れています。またOregon大が増えました・・・すでにPSにはMatthew Tuckerが居ますし、これ以上RB要らないと思うのですけれどね。LBで良い選手居なかったのかな?と言う気がします。


 3-4のチームとしてLB8人編成は少ないという意味で珍しい状態です。ILBは3人ですし、Marcus SmithがILBのバックアップとしても準備する事になるのでしょう。STで獰猛さを見せているBryan BramanがLBとしてどれくらい使えるのか(キャンプ最初はOLBのセカンドチームでした、その後Marcusと入れ替わりサードチームに下がりました)IRにLBが3人いるので来年帰ってくると考えれば若手育成の為にLBを取る必要は無いのですが、今シーズン戦う事を考えると中堅やベテランのLBを1枚チームに合流させておく事が必要だと考えます。これ以上怪我人が出たら穴埋め出来なくなるでしょう。


 怪我をして安い1年契約を受け入れ、活躍して怪我の不安が無い事をアピール、大型契約を勝ち取る。実際にこれで上手く行く選手ってほとんど居ないのですけれど、Jeremy Maclinは大金を手に入れることになりそうですね。
 前半8試合で45レシーブ790ヤード8TDの大活躍。単純に2倍は出来ませんが(寒くなるのと、相手がマークを厳しくするでしょう)NFL全体で5位のレシーブヤード(まだ休んでいないで9試合の選手も居ます)単純に数字で選ぶならばプロボウルに出るべき所に居ます。
 良い事ばかりでは有りません。来年Maclinが居ない場合の代役候補としても期待されたJordan Matthewsはもう少し時間が掛かりそうですし、Josh Huffは本当にスロット専用でしょう。このオフにMaclinが他チームと契約するようだとレシーバー陣が苦しくなります。
 タグを貼った場合には12ミリオン程度の数字になるようです。プロボウル級WRと契約した場合(Maclinはその下のランクだと思いますが)5年50ミリオンとかになりますから、1年12ミリオンでも引き止めるのかもしれません。

Sanchez登板

2014-11-03 10:56:00 | イーグルス
 @HOU戦は31-21で勝利、6勝2敗で前半8試合を終える事になりました。


 試合よりも怪我人の多さが気になります。Nick Folesはサックされた時に左肩から落ちて鎖骨を痛め退場(多分、鎖骨骨折でしょう、骨折の場合は4-6週程度治療に掛かると思われます)Mark Sanchezが緊急登板となりました。
 DeMeco Ryansは右のアキレス腱断絶と言う事です。HOU時代には左のアキレス腱断絶の怪我を負っています。今後手術を経てリハビリの日程なのが分かってくるでしょう。来年が契約最終年度で高額、しかもトレードでの加入なのでデットマネー無しの条件から放出されるかもしれません(怪我人を放出するかどうかは別として)Jason Petersのように来年完全復活出来ると良いのですけれど、手術後の経過を見る事になります。
 Todd Herremansは足首の怪我で後半途中下がりました。MRIなど検査結果を待っている状態ですが、Jason Kelceの復帰でOL陣に少し余裕が出来ているのでシーズン序盤穴を埋めたバックアップ陣がなんとかしてくれるでしょう。
 Mychal Kendricksは一度下がりましたが、その後試合に戻りました。DeMeco退場で無理をしたのかもしれません。先週のARI戦もプレイタイムを制限していましたから、同じ箇所を悪化させたのかもしれません。

 Folesが4-6週居ないとなると、Mark Sanchezが当面指揮を取る事になります。この試合はFolesよりも視野が広く、ディープも投げるしチェックダウンでセカンドターゲットに投げたりと良いプレイを見せてくれました。プレシーズンで良いプレイをしたそのままの状態を公式戦でも見せてくれました。
 プレッシャーが掛かった場面でのメンタルエラーが気にはなりますけれど、ランを主体にしてのオフェンスであればSanchezでも戦えると判断します。

 DeMecoはシーズンエンド、Caesy Matthewsが代役に入る事になります。LBの能力以上にディフェンスリーダーとしてのDeMecoが居なくなるダメージは大きいです。
 無線機をつけてアジャストなどの指示を出すのはKendricksが引き継ぐのでしょう。まとめ役としてはMalcolm Jenkinsがリーダーになるのかもしれません。
 順調にリハビリが済めばプレイオフまでに復帰する予定のFolesと違いDeMecoは帰ってきません。これから今シーズンどのようにディフェンスをまとめていくのか考えていく事になります。


1 カバレッジサック
 先週のARI戦でも何度も見られたカバレッジサック、マッチアップ的に不利と考えていたWR-CBをある程度抑えていたからこそのサックでした。ただ、先週も危ないと思いながら見てたSが最後方ではなく15ヤード程度で待ち構えディープにもフォローしないでCBがいつまでも付いていく形(パスが良ければ大怪我をする形)を取ったものと考えます。ファーストターゲットを見る浅いゾーンのタイミングでCBとSが協力してカバー、セカンドターゲットを探すまでに捕まえる。2014シーズン中盤のディフェンスはこの方針で行くのでしょう。
 もちろん、WRがディープでCBと1対1になる前にQBをサックで仕留めているのがパスディフェンス向上の大きな原動力です。Ryan Fitzpatrickの機動力で何度もサックを取れる場面で逃がしましたし、記録上4サックですが、8サックくらいしてもおかしくないパスラッシュでした。
 今後、フェードパターンからのディープを投げられる事が増えるでしょう。RBやTEがブリッツを拾うプロテクトからSの届かない場所へのパス。これをCBが叩き落とせるか、これがここ2試合上手くいっている形を維持出来るかのキーポイントになります。


2 ランオフェンスの復活
 LeSean McCoyが平均5.1ヤードで117ヤードと良い時を取り戻しました。Chris Polkも平均6,3ヤードの50ヤードと去年の雪のDET戦以来の活躍となりました。インサイドをスピードに乗ったまま小さくカットして行くのはチームに無いタイプでしたし今後もタイプの違うRB3人の使い分けは有効でしょう。
 Herremansの離脱はありましたが、Jason Kelceの復帰でリードブロックが1枚増えたのもランニングゲームで大きなプラスです。Evan Mathisも近いうちに復帰するでしょう。Sanchezを援護する為にもランニングゲーム主体のプレイコールをするでしょう。OLとRBが怪我から揃いつつありますし、McCoyは去年のような活躍を取り戻す事でしょう。


 Sanchezがほぼ2年ぶりに試合に出て無難に試合をまとめました。この調子を維持してくれればFolesが帰ってくるまで6試合として(GB,SEA戦は有りますが)5割以上の成績を期待出来ると思います。

CBとSの位置

2014-11-03 01:50:00 | イーグルス
 5勝2敗で迎える@HOU戦、16試合の丁度真ん中の試合になります。この後は去年の地区優勝チームと3つ、同地区と4つ残っていますし厳しい日程になりますからHOU戦はしっかり勝っておきたい所です。

 怪我人はBrad SmithとNate Allenがクエスチョナブル、他はプロバブルなので2人以外は出るでしょう。Allenが出るかどうかはまだ分かりません。2年目Earl Wolffが出てきてはミスしている印象ですからAllenが欠場した場合は穴になるかもしれません(Allenが出ても穴なのですけれど・・・


 Darren Sprolesの戦列復帰で久しぶりにRB3人が揃います。これでLeSean McCoyの使い減りを気にしないでランを使う事が出来るでしょう。
 Nick Folesに関しては、ショートとミドルを使えるかどうか。ターンオーバーを誘発するような危険なパスを投げるかどうか。ここを見たいと思います。ディープに関してはタイミングが合って来ていますし、INTになってもパントだと思えば良いのですから。


 ディフェンスはランを止める事を第一に考えているでしょう。シーズン序盤のランを重視し過ぎてパスラッシュが掛からないような事にさえならなければ、Ryan Fitzpatrickにプレッシャーを掛ける事は出来ると思います。
 問題はパスカバーですが、両側共にやや負けのマッチアップが出来る事になります。そこでSをフォローに付ける事になるとランストップで人数不足になってしまいます。片方上がり目で片方が後ろに残るSの使い方を続けると、Sのカバーが出来ない方のWR-CBを狙われる事になりそうです。


 総合的には負けない試合でしょう。Folesがミスなく試合をまとめる事とCBがそれなりで良いので一発は貰わない事。この2つが出来れば勝てると考えます。