Cox2週間離脱

　Darren SprolesのIR登録で空いたロスター枠には今年RFAのオファーを貰えずにLAC（何度見てもクリッパにしか見えん）と契約していたKenjon Barnerと契約しました。

　Wendell Smallwoodとの3番手争いに負けてRFAオファーすら貰えずにFA市場に出て、LACのファイナルカットで解雇されている経緯を考えると大きな期待は出来ないのですけれど、ランパス両面でプレイ出来る所を考えればチームに必要な横に広いRBと言えますし、システム習得も出来ている即戦力です。悪い補強ではないと判断します。

　RFAだと一番低いのでも1.6ミリオンしてしまいます（4年目の最低年棒なら0.6ミリオンくらいのはず）なのでルーキーFAでも最初からサインボーナス少し増やして4年契約にしてしまったほうが良いと思うのですけれど、サインボーナスは小額でもカットすればゴーストになるから嫌なのですかねえ。


　61ヤード決勝FGを決めたJake ElliottはPlayer of the Weekに選ばれました。当然でしょう。ファイナルカットで切られるルーキーを呼んだ時は大丈夫か心配でしたが、この活躍で批判の声も出なくなるはずですし、今後はのびのび蹴れるはずです。


　Flecher Coxがふくらはぎの怪我で2週間程度戦列を離れる事になりそうです。NYGとの試合中痛めているのは分かっていましたが、練習には参加せずに休ませているようです。
　Beau Allenが試合に出ていますが手首の怪我でDestiny Vaeaoが出れないとすると、DT3人体制になります。PSに居るJustin Hamiltonを上げる可能性もありそうです。

61ヤードFG

　ホームでの開幕戦になった3週目のNYG戦、残り1秒からチーム記録になる61ヤードFGを決めて27-24で逆転勝ちし、2勝1敗となりました。

　試合途中で手首を痛めたDarren Sprolesは検査の結果、手の骨折とACL断絶でIR入りとなりました。リプレイ見たら膝にタックルが行ってますね、下手と言うより当てに行くタックルの危険なところが出ました。


　MVPはルーキーJake Elliottです。まさか61ヤードを決めるとは！ポールぎりぎりで後1ヤード遠かったら届いて無い軌道でした。試合後Donnie Jonesがまだ加入したばかりで練習でも50ヤード以上は蹴って無い。とコメントしていますし、ドラフト時の評価でも50ヤード越えたら安定感が無いと書かれていました。43ヤードラインからロングパス投げるか61ヤードのFG蹴らすかなら（万が一のINTリターンTDも考えれば）蹴るのでしょうけれどね。


　Carson Wentzはポケットから出るのか出ないのかの判断が遅いのですけれど、フットワークは軽くDEとの1対1ステップワークで完全に抜き去るなどスクランブラーとしても警戒する必要が有るところをアピールしています。ただし、そのうち怪我します、スライディングしないで当たりに行く場面が有るのは危険です。
　ロングパスの不正確な所は去年よりはましですが修正出来ていません。縦への一発とスクランブルがある所を見せればショート・ミドルのパスが通りやすくなります。

　OLはChance Warmackに変えて正解でしたね、途中出ていたStefen WisniewskiがLGでベストの選手だとは思いますけれど・・・
　ランブロックで全く押せないと言う場面が減りました。特にインサイドが潰れるとしても、外のどこかに逃げ道があるような形になってきています。これまでの2試合はRBがどうにか逃げる事すら出来ない形が多かったですし、良い方向に進み始めています。

　この試合、インターフェアをたくさん取って貰いました。そう言う所もベテランAlshon Jefferyの技術でしょう。ロングが安定すれば取れなくても旗が貰えるプレイを狙えるはずです。

　勝因はランプレイにありました。Wentzのスクランブルを除いてもRB4人で33回171ヤードと平均5.2ヤード出しています。
　2週目使われなかったLeGarrette Blountが腰の強いランを見せればWendell Smallwoodが明快に縦に入り込む。この2人の使い分けはチームの生命腺になっていきそうです。Sprolesが怪我するならDonnel PumphreyをIRに入れずに残しただろうとは思いますけれど、スイングRB/WRはMack Hollinsが担うのか、PSからByron Marshallを上げる事になるでしょう。


　DLはこれ以上無い仕事を続けています。Derek Barnettはまだ良いプレイが出来ていませんが、Timmy JerniganとChris Longがいい所で目立ち、Vinny Curryが3年ぶりに目を覚ましました（こいつは契約書見ながらプレイするタイプかもしれません）ただ、Eli Manningのようなポケット押し込んでも関係なく投げるタイプ相手だとCBの弱さが利いています。まあ、無理投げからのINTが有り、ゴールライン前でロスタックルで止めるなど十分に効果はあるのですけれどね。

　MyChal Kendricksが良い動きを見せています。システムに慣れたと言うよりも、ワイドナインでDEが外を回るシステムから、ワイドナインの配置からOLを押し込むように変えて、リードブロックに潰される事が減ったのが良いのでしょう。出足の鋭さが良い方に出ています。

　リーグベストと戦うには荷が重かったJalen Millsは翻弄され続けました。やっぱりNo2CBが適任でエース相手に1on1してはスピードもクイックネスも無理が有ります。
　Rasul Douglasは大型のポゼッションレシーバーの相手が務まる事をアピールする試合になりました。クイックネスで置いて行かれる場面も有るのですが、手を伸ばしてなんとか邪魔をする程度の反応力はあるようですし、相手を選ぶタイプだと思いますが、使い道のない大外れではなさそうです。


　同地区に2勝、悪くない9月の3試合でした。Sprolesを欠くのはSTでダメージが大きいですが仕方がないです。もしかすると、RBと言う点で横ではなく縦へのランが増えるのはプラスかもしれません。今年のOLは横よりも縦の方が良いように見えます。

Wentzの勝負強さ？？？

　2週目の対戦は@KCでの対戦となりました、師弟対決になりましたが、20-27で負け1勝1敗となっています。
　中継を第3Qまで見ていて、その後見る時間が取れなかったのですが、やっと全部見れました。

　すでに、LG Isaac Seumaloが降格、Chance Warmackがファーストチームに入っていると情報が入っていますが、Seumaloが戦犯と言っても良いでしょうね。押せない守れないでは話になりません。去年はもう少し良いモーターを持っているように見えたのですが、足が悪くなってパワーも不足では使っていられません。

　試合途中でRodney McLeodとJaylen Watkinsが負傷退場、ニッケル時のRCBとしてルーキーRasul Douglasが、FSの代役としてCorey Grahamが入りました。
　Douglasは危なっかしいプレイも多くみられましたが、なんとかCB4番手ならこんなもんかな？と言うプレイで致命傷にはならずに済ませています。問題なのはGrahamですね、1対1のタックルが下手と言うよりも当たればラッキーで飛び込むだけ。2TDを献上しました（場所的に最後方なので、外されたらTDなのはしかたないですけれどね）あまりにタックル下手すぎてこれならChris Maragosの方がましなのではないかと思います（2年前そこそこFSとしてやれていました）


　LeGarrette Blountが公式記録でラン無し、パス1キャッチ0ヤード・・・いきなり怪我して退場とかしましたっけ？（見落としてるのかもしれませんけど）開幕戦見てる感じ、OLとのタイミングはまだまだでしたが、フィジカルで出れないような印象ないのですけれどねえ。3週目の怪我人リストにも載っていないしなんだったのか。
　全体的にKCのフロントに負け続けました。Seumalo更迭で蘇るのか、このてこ入れでダメだとAllen Barbreを出したのを後悔する事になりそうです。
　Laneも相手が悪いと言えばそうなのですが、RTとしてはトップクラスの給料払ってますからねえ、もう少し良いプレイをしてくればいと（出場停止で休んだりしてますし）割に合いません。

　逆にうちのDLが元気ですねえ、ランプレイの一点突破食らった時にあっさり穴空けるのだけ改善してくれたらパスラッシュと言う点では満点に近い状態です。


　Carson Wentzはまだ若いですね、プレッシャーから逃げる時の判断がちょっと悪い（外から見てると開幕前よりOLがダメで潰れるのが早いのも影響してそうです）逃げるのか我慢するのかが裏目に出ている場面が見られます。
　そして、スクリーンのはずがDLの頭に投げ込むINTですが、なんでああなる・・・まだ伸ばした手に弾かれるなら分かるのですけど。
　今は経験を積む時と割り切るしか無いですかねえ。良いパスも有るのですけれど、勝負強さを感じないのは少し気になり始めています。


　KC側はプロボウルS Eric Berry抜きですからねえ、もう少しオフェンスがやってくれないと厳しいです。2TD差が付いてからのTD返したのは2個必要なのに1個で時間使い切る、KCからすればハイどうぞ。でしたから、数字は鵜呑みに出来ません。
　3試合目にしてホームの開幕になります、ここでどう持ち直すか？今年のチームを左右する一戦になるはずです。

K交代

　数週間（普通に解釈すると2-3週間）と言われていたCaleb Sturgisの怪我ですが、IRに入れる事になりました。思ったよりも重症だったのか、再発の危険がある箇所なら休ませたほうが良いと判断したのか、そこははっきりしません。
　代役のキッカーには今年のCIN 5巡指名のJake Elliottと契約しています。Memphis大出身でカレッジ4年間の通算成績はFG77.9%でPATは202回全て成功しています。16年は40ヤード以上12回で10回成功しているようです。
　ドラフトされる時点でそこそこ優秀なKと見られていたはずですが、ファイナルカットで落とされた訳ですから（ライバルと同じレベルなら若いの残すはずです）何か問題があるのでしょうね。
　FGやPATで試合落とすのはあほらしいので45ヤ
ドまでは90%決めるくらいの成績を期待します。

　Roland Darbyの怪我で手薄になったCBですが、PSに居たC.J Smithを解雇しています。53人枠に残るかも？と言われていたはずなのですけどね、代わりにPSに入ったのはKCのキャンプに参加していたCB DeVante Bausbyです。6-2の大型選手ですが、プロデイで40ヤード4.75（向かい風が凄く強かった、と注釈が付いていました）の記録を残しています。KCのルーキーFAで2015年契約、ファイナルカットに残れずCHIに拾われ15-16と2年間で8タックルを記録し、今年解雇されてKCに戻っていました。
　開幕前にWASの解雇されたQB Nate Sudfeldと契約していますし、対戦相手の選手を入れていくスタイルですかね・・・・・・

　PSではQB出身のWR Greg Wardを解雇して、キャンプに参加していたOL Victor Salakoを呼び戻しています。正直まったく話題にならなかった選手なので、なぜ？と言う印象です。Jason Petersの怪我でOLが（練習相手として）手薄と言う事なのかもしれませんが、良く分かりません。


　現地水曜日の練習ですが、手首を痛めているDT Destiny Vaeaoは@KC戦欠場濃厚でルーキーElijah Quallsが4番手のDTとして出場するようです。
　他にDonnel Pumphreyがハムの怪我で別メニュー、開幕戦出ていませんし、Darren Sprolesが居れば大きな問題ではないでしょう。
　Petersは練習に参加していてKC戦問題無いようです。

Kトライアウト

　Ronald Darbyの怪我は4-6週間欠場のようです、痛いですけれどSidney Jonesと同時に帰ってくるタイミングですかね。
　Caleb Sturgisが一番最後のキックオフで怪我をして居たようで、2-3週欠場見込みです。@KC戦までにトライアウトを行い契約する事になりました。今年はキャンプに若手のK呼んで無いので誰になるか分かりません。53人枠を一つ空ける事になりますが、開幕戦アクティブにならなかった選手で落とすと考えるとShelton GibsonかDonnel Pumphreyのどちらかでしょう、Gibsonかな。


　ルーキー達ですが、Derek Barnettが40%程度のプレイタイムを得た他はドラフト組出場なし（Mack Hollinsが点差が付いた終盤5プレイだけ出て居ます）Sidneyは怪我を分かっていての獲得ですが、3-5巡の4人はなにしてんの？と言う印象です。ここから急激に伸びてくる素材の感じもないですしドラフトは失敗したかもしれませんね。使ってみたら案外使えた、と言う可能生もありますけどね。
　ルーキーFAのCorey ClementがSTで良いタックルしてましたね。RBとしては4番手で出番無いかもしれませんがSTで使えるのは良い事です。

　Brent Celekはスピード落ちましたねえ、足が回転してない。それでもフリーになっているので熟練の技を感じますけれど、4ミリオンを考えると今年が最後になって、Troy BurtonがRFAの単年契約ですし契約延長（3年6-7ミリオンくらいかなあ）すると予想します。