イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

S

2019-06-22 21:19:00 | イーグルス
 STは怪我人が出なければ入れ替えなしですし、キャンプで競わせることすらしていません。ドラフト後のポジション分析はSで終わりになります。

 S
Malcolm Jenkins
Rodney McLeod
Andrew Sendejo
Tre Sullivan
Blake Countess
Deiondre' Hall
Godwin Igwebuike
Trae Elston

 チームの司令塔でもあり、SS,FS,CBにLBまでこなすJenkinsの能力に死角は有りません。少しずつスピードは落ちている気はしますけれど、読みや反応と言った部分で十分カバーしています。
 契約でやや揉めては居ますけれど、キャンプをホールドアウトするような事にはならないでしょう。

 シーズンエンドのMCLから復帰になるMcLeodは健康であるなら問題なくスターターとしてプレイするでしょう。
 特別速くも無く、特別嗅覚が鋭い訳でもないのですけれど、居なくなると代わりが居ないです。


 3番手にはMINからSendejoを獲得しました。従来はS/CBタイプを3番手に置いて来たのですが、今回SSタイプを加入させました。CBが人数的に余るからそこからS兼任もあるのかもしれません。
 春のキャンプでは良いプレイをみせていたようですし、バックアップとして貴重な存在になるでしょう。

 4番手を争うのはSullivanとCountessになります。タックル下手が少しは良くなったように見えるSullivanとSTでも使えるCountessで比べるとCountessが上な気がします。ここは、STなども絡んできますし、53人枠最後の一人を争う事になるかもしれません(悪く言えば決め手が無いです)

 HallはMINから去年取りましたけど、たいした仕事出来ませんでした。Igwebuikeは技術不足、Elstonは2017年もチームに参加していましたがカットされています。


 JenkinsとMcLeodでコンビを組んできましたが年齢的に来年は上位指名が必要でしょう。歴史的にSドラフトするの下手ですし、FAで獲得に切り替えて成功していますけれど、Sの値段上がっているのでキャップ的に取る余裕無いと考えます。

CB

2019-06-17 02:08:00 | イーグルス
 スターターがIR行き、期待の若手も怪我なのかピリッとしない。次から次へと怪我人が出て最後はPSレベルの若手まで試合に出る惨状でプレイオフのRams戦はJosh Hawkinsが写るとオートマチックでパス成功でしたね・・・

 CB
Ronald Darby
Jalen Mills
Avonte Maddox
Rasul Douglas
Cre'Von LeBlanc
Sidney Jones
Jeremiah McKinnon
Josh Hawkins
Jay Liggins


 ACLでIR入りし、FA市場でも買い手が付かなかった結果単年契約で戻ってきたDarbyですが、怪我する前は素晴らしいプレイを見せていました。開幕に100%で戻れるのか?リハビリの1年になるのか?どうなりますかねえ。

 Millsの方がDarbyよりもリハビリが遅れているかもしれません。開幕間に合わないかもしれないと地元紙で書かれていました。元々スピードがNFLレベルぎりぎり(判断とかテクニックでカバーしてきました)ですし、スピードが落ちると通用しなくなる危険が有ります。

 フェード走られると、あっさりフリーにさせてしまうのがプレイオフで露呈したMaddoxですが、上記2人が居ない現在チームベストのCBと評価されています。スピードを過信してディープへの縦一本を甘く見るのは意識させれば直るでしょう。開幕時のスターターの一翼を担うはずです。

 2018シーズン通して考えると一番安定していたのはDouglasでした。10-15ヤードくらいのショートでのポジション取りの上手さがあります。オープンでの1対1でノータッチで抜かれるような機敏さの無さが改善されないのは気になりますけど・・・

 もしシーズン途中で(DETをウェイブされた所を)連れて来てくれなかったらディフェンスは崩壊してた。とまでDCに言わせたLeBlancがスロット候補1番手になります。
 ルーキー時NEを解雇された後にCHIで13試合出場で44タックル2INTを記録したのに3年目の去年はキャンプで解雇。DETに拾われたものの、3試合で解雇されています。5-9 7/8で40ヤード4.63、スロットでランパス両面が出来るけど、外は無理と言うタイプに見えています。

 Sidneyは3年目の今年、春のキャンプで良い動きを見せているようです。怪我を承知で取った1年目はしかたないにしても、去年は期待はずれでした。試合に出ても、機敏さを感じない動きしか出来ずに試合で使われませんでした(Hawkins以下ってどう言う事だよ)
 怪我が完治すれば1巡候補だった動きを取り戻せるのか?夏のキャンプからプレシーズン見せてくれることを期待します。

 2016年にDALのルーキーFAから3年間でNFC東4チーム+ENとCLEを渡り歩いたMcKinnonと自動パス成功製造機Hawkinsは53人枠には残れないでしょう。


 怪我からのリハビリをしている上位2人と怪我の穴埋めをしてきた若手の組み合わせです。怪我は完治するのか?Sidneyは復帰するのか?少なくとも去年の惨状よりは良い状態にはなるでしょう。上手く行けば使えるCBが6人居る形、最悪でも去年の最後と同じです。

引き抜きと新契約

2019-06-17 01:10:00 | イーグルス
 やっと詳細が出てきましたので書きます

 まず、NYJのGMとして、これまでスカウトの情報をまとめたりするプレイヤー人事の責任者だったJoe Douglasが引き抜かれました。ドラフト上手はHowie RosemanではなくDouglasの能力とも言われていました。大きな損失になります。
 後任人事はDouglasがBALから来た時に連れて来たAndy Weidlの内部昇格になります。部下として仕事の仕方は見てきたでしょう、あとは個人としての能力がどうか?と言う所ですね。これは来年以降の実績を見ていくことになります。


 Carson Wentzが4年間の契約延長をしました。2016年からの4年契約が今年19年まで、当然5年目オプションを行使して20年までは契約下になる見込みでした、そして今回21-24年までの4年契約を延長した事になります。
 66ミリオンが完全な補償額、107ミリオンが補償額(怪我などによる解雇の時は払われないらしい)
 サインボーナスは低めの16ミリオンで、毎年新年度になってから10日後に5-10ミリオンのロスターボーナス、ベースサラリーは15-20ミリオンとなっています。2020年の5年目オプション契約も少し組み換えしてるようです。
 他に、プロボウル選出などでのボーナスがあり、22年までは解雇するとゴーストサラリーの方が上回るので解雇は不可能、
 キャップヒットは、20年が18ミリオンで21-24年が30-34ミリオンになるようです。

 怪我が多く、プレイオフまで持たないWentzに30ミリオン平均だすのか?と言う話に当然なりますけれど、怪我したらしかたない(Nick Folesのような元スターターを2番手に置く余裕のあるチームなんてほとんど無い訳ですから)と割り切るしかないでしょう。
 プレイオフで勝てるQBなのか?と言う点に関してはWentzは勝てると言うか大舞台でびびるタイプでは無いでしょう。能力として、特別な対策をみっちりやり合うプレイオフに耐えれるのか?ならば、Wentzはクリア出来ると思います。致命的な悪癖と言うか、トラップに引っかかるような所は無いですから。
 ただし、Wentzだけで勝つようなスペシャルな存在ではないです。チームを勝たせるQBですが、ワンマンアーミーで勝利を掴む訳ではなく、チームの歯車のひとつです。そこに30ミリオンだすのか???難しいですね・・・私は致命的な怪我さえなければQBとしてリーグの上位8人(ようはプロボウル常連)に定着出来ると考えています。
 Folesが居なくなった今年の結果を見て、5年目オプションで引き止めた来年の今契約延長で良かったのかもしれません。しかし、1年早く契約延長したことで年5ミリオンくらいセーブしたとも考える事が出来ます。今30ミリオンなのか、もう1年様子見て35ミリオンなのか・・・まあ、Wentzと心中するなら早く決めたほうが安く上がる。うーーん、来年で良かったような気がしてきましたけど、Wentzがダメなら2-3年低迷してもしかたないとフロント陣が決断した結果でしょうから、そこを信じましょう。

LB

2019-06-06 12:04:00 | イーグルス
 ランパス両面で機能するオールラウンダーJordan Hicksを失った穴が埋まるのか?そこが問題です。

 LB
Nigel Bradham
Zach Brown
Kamu Grugier-Hill
L.J Fort
Paul Worrilow
Nathan Gerry
T.J Edwards
Alex Singleton
B.J Bello
Joey Alfieri

 怪我をしないプレイ衰えないBradhamですが、9月で30歳になります。ボールのある場所に居るIQの高さが売りですが、それを支えるフィジカルがそろそろ衰えてくるでしょう。代わりになれる選手が居ないので怪我が怖いです。

 ドラフト後に獲得したBrownがMLBの回答になるのか?ここは分かりません。横に強いHicksと言うよりは前に強くて後ろに弱かったKENに近いイメージが有ります。
 サードダウン・ニッケルでプレイするのか?代わりは居るのか?出来るのか??ここが分かりません。FA市場見てもBrownが出来なかったら他に出来そうな選手居ませんけどね。


 多分2割くらいしか使ってない正調4-3の時のWLBがHillです(5割ニッケル3割Malcolm Jenkinsがビックニッケル)WLBでそこそこやれることは分かっています。Hillの主任務はBradhamやBrownが壊れた時にスペアパーツになる事なのですが、ちょっと荷が重いでしょうね。

 Brown入るまでMLB候補だったFortはPITからFAで来ました。基本ST要員なのですが、怪我などでLBで使われればそこそこ良いプレイをする選手のようです。MLBと言うよりもニッケルLBが出来るならデプス強化になります。

 ATLで実績があるものの怪我で去年は全休したWorrilowもバックアップ候補です。ルーキー時から3年間のATLでの実績はLB陣3番手ですし、怪我が完治していれば万能バックアップになる可能性は有ると思います。

 SからLBにコンバートされて2年、GerryはカバーLBになって欲しかったのですけれど、縦だけのLBの印象です。もう少し横に動いてくれたら使い道が広がるのですけどね。

 4-5巡指名の評価でしたがドラフト洩れして入団したEdwardsもバックアップ候補です。パスカバー苦手でラン専門と言われていてそこが嫌われたのでしょう。

 6人のLB枠に入れそうなのはここら辺まででしょう。Hicksの代役候補を探していたら3-4番手がたくさん居る状態になりました。BradhamとBrownのスターター、3-5番手のバックアップ+STエースのような構成でしょうけれど、3番手以降がスターターになる事故が起きた時の戦力ダウンは大きいでしょう。