イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

ロスター予想

2007-08-31 06:59:16 | イーグルス
 NYJ戦終了後すぐに期限ですし、53人枠を予想しておきます。

QB 3 Donovan McNabb A.J Feeley Kevin Kolb
 Kelly HolcombをMINにトレードしました、怪我が無ければこの3人で決定です。

RB 3 Brian Westbrook Correll Buckhalter Tony Hunt
 ハワイの怪人Nate Ilaoaはロスターに残れないでしょう。
FB 1 Thomas Tapeh
 Jason Davisの方が良いランブロッカーだと思うのですが、Tapehが生き残ると予想します。

WR 6 Reggie Brown Kevin Curtis Hank Baskett
Jason Avant Greg Lewis Jeremy Bloom
 Lewisをリターナーのバックアップに据える為にWRは6人編成でしょう。
TE 3 L.J Smith Brent Celek Matt Schobel
 L.Jの怪我が悪いようならばLee Vickersを(L.J復帰までの間ですが)残すかもしれません。

OL 9 Tra Thomas Todd Herremans Jammaal Jackson
Shawn Andrews Jon Runyan
Winston Justice Scott Young Max Jean-Gilles Nick Cole
 Andrews、Youngの怪我の具合によってはもう1人OLを入れる可能性があります、その時は若手ではなく他所をカットされたベテランを加えるでしょう。

DL10 Javon Kearse Trent Cole Darren Howard
Jaqua Thomas Victer Abiamiri
Mike Patterson Blodrick Bunkley Ian Scott
Monta Reagor LaJuan Ramsey
 Scott,Ramseyの怪我次第ではPUP入りさせてルーキーFA Jeremy Clarkを入れるかもしれません。

LB 6 Takeo Spikes Omar Gaither Cris Gocong
Stewart Bradley Tank Daniels Matt McCoy
 ルーキーFA Akeem Jordanが面白そうですが、McCoyが6人目に入るでしょう。

CB 4 Lito Sheppard Sheldon Brown Williams James Jason Hanson
 6巡指名 Rashad Barksdale,ルーキーFAのNick Grahamのどちらかが4番手を奪うか5人編成になる可能性は有りそうです。
S 4 Brian Dawkins Sean Considine Quintin Mikell C.J Gaddis
 Marcus Paschalを残しGaddisをカットする可能性も有りますが、Dawkinsの怪我を考えればFSのGaddisを残す筈です。

ST 3 David Akers Dirk Johnson Jon Dorenbos
JohnsonとSav Roccaの争いはどちらが勝利するか分かりません

 最後の1人はCBの5人目Graham,Barksdaleか10人目のOL(Pat McCoyか他チームのベテラン)、TE Vickers、LB Jordanが加わる事になるでしょう。

1,5軍

2007-08-30 07:31:11 | イーグルス
 プレシーズンゲーム最終戦のNYJ戦に大きな意味はありません、75人から53人に22人減らす為の最終選考と言えなくはないのですが、Eaglesの場合プレシーズンゲームの活躍よりもキャンプでの動きを重視しているらしいので、怪我人が出ない限りかなり前から53人は決まっています。

 Shawn Andrewsの穴を埋めるRGの2番手争いですが、Scott Youngが膝の捻挫で練習を休んでいます、多分NYJ戦も欠場でしょう。Max Jean-gillesが一歩優位に立ったと考えて良さそうです。ただ、Gillesは350ポンド近い巨体の割にパワーを感じないのでランブロッカーが欲しいRGとして起用した際に上手く行くかは微妙でしょう。フットワークが付いてこないので押し切れないのだけが原因だったAndrewsはダイエットでフットワークを改善して急成長しました。Gillesの場合、ブットワークが未熟なだけではなくてパワーも足りないように見えます、NYJもファーストチームは出てこないでしょうしセカンドチーム相手ならばパワーで圧倒する位の活躍を見せてもらわなければ困ります。

 新スターターCris GocongとOmar GaitherもNYJ戦に出場する予定です、使い物にならないと酷評されるGocongはブリッツ以外のプレイが出来る事を見せて欲しいです。Matt McCoy,Gaitherが並ぶのはニッケルパッケージのLBコンビになるはずです、RBへのパスに翻弄されたPIT戦からどこを改善したのかも見せる必要が有ります。

 カットされる危険が有ると見られていたGreg Lweisがロスター枠に入る事が確定したようです、Jeremy Bloomが怪我で精彩を欠く事と2番手のリターナー不足と言う事もあり、WR5番手と言うよりもリターナーの2番手と言う形で53人枠に入るようです。WRは4番手のJason Avantが成長しているようでLewisの居場所が無い可能性も有ったのですが、Bloomと共に5番手6番手のWRはリターン専門で起用されることになりそうです。

 PIT戦で良い所を見せたKevin KolbがA.J Feeleyから2番手を奪うのではと言う期待が有るようですが、さすがにそれは無いでしょう。2番手の出番はMcNabbが試合中壊れた場合の緊急出動です、経験の浅いルーキーを起用するとは思えません。

問題点山積み

2007-08-29 07:39:16 | イーグルス
 ロスター枠調整最後の1人はLB Craig Kobelをカットしました、これで75人になります。


 プレシーズンゲームも3試合を終えて、最後の4試合目は53人枠を決める為の試合になります。これまで3試合で今年のチームのどこに問題があるのかを考えて見ます。

 最も期待外れと言われているのが新スターターCris Gocongで、Jeremiah Trotterよりも横に動けない、タックルが出来ない、LBとしての能力がまるで無い今すぐDEに戻すべきだ、等と叩かれてしまっています。カレッジのシステムが5-1-5でDLは常にギャップに飛び込むと言うギャンブル性の高いものだったようです、その中で大外からラッシュを掛け22サックを記録したのですが、特筆すべきは縦への動きであってLBとして左右にも動かしたのは失敗だったのかもしれません。ブリッツをさせれば元DEですしそれなりの効果が期待出来るようですが、それ以外のプレイではまだLBの動きをしていないと言われていますし、特に中央へのランプレイの時の判断が悪く中央へサポートをしないでそのまま外側に居続けてしまう事が有るようです。これは実戦で経験を積むしかないのかもしれませんが、実戦で経験を積ませるような余裕が有るとは思えません。ストロングサイドのランに対しては去年までのDhani Jonesに比べてパワーアップした効果が出ているようですが、逆サイドまで追いかけていけるようなフットワークは持っていないようです。
 バックアップのルーキーStewart Bradleyが良いのか悪いのかが良く分かりません。Trotter放出の為には代わりになるスターターMoar Gaither以上にGaitherが昇格した後のバックアップの人材が必要になります、そう考えればBradleyがMLB,SLBのバックアップとして十分にやれると判断したのでしょう。しかし、パスカバーが出来ず、自分の所に来たランしか止められないと酷評されるGocongからスターターを奪えていないのですから大きな期待は出来ません。ルーキーですし、身体能力は有るけれどもシステムの習得やプロのレベルに合わせるのに手間取っているだけで少し時間が経てば急上昇する可能性はあります。ただ、Gocongはダメみたいだと言う評価のあとにBradleyに変えるべきだ、と続かない所を見るとそれ程の動きを見せている訳ではないのかもしれません。

 Sean ConsidineはPIT戦で目を傷めたとも脳震盪とも言われているのですが途中退場しました。ハイライトで流れたPITのTE Heath Millerに弾き飛ばされたパスだけを見ても今年もSSが大きな穴になるのが想像出来ます。15ポンド増やして6-0 215ポンドと数字上はそれなりのサイズを持っている事になっていますが、どうもそれに見合ったパワーを感じません。高めに放り込んでおけば大怪我しないと舐められた結果、パスラッシュを掛けてもQBを動揺させる事ができなくなったのが去年のパスディフェンスの欠陥でした。そう言う意味でニッケルバックにWilliams Jamesを入れ、Considineにバルクアップさせた訳ですが、今の所全く効果が出て居ません。不動のスターター陣であるLito Sheppard,Sheldon Brown,Brian Dawkinsは動かせませんから、SSとニッケルバックでサイズの無さをカバーするしかないのですが、それに失敗してしまったと考えるべきでしょう。サイズアップと言う意味では代わりになる選手が居ません、今年も高めに放り込まれるようなロングパスを貰い続けるのでしょう。

 Javon Kearseも全く良い所が無いようです。膝の怪我からの復帰ですし、体重減から復帰途上なのは考慮すべきでしょうし、開幕までに何とか仕上げてくれる事を祈るほか無いのですが。パスラッシュはOLを超えられない、ランプレイでは押され続ける、これでは何の役にも立って居ません。Trotterをカットしたばかりでもう1人切るのはチーム内部に影響が大きすぎますから今の段階でのカットは無いでしょうが、セカンドチーム降格を考えてもいいと思います。そうなった場合チーム内に火種を作る事になりますが、今のKearseを使うよりはましだと思います。LEの2番手Jaqua Thomasではなく、Darren HowardをLEに入れる去年の形を取るのが現状ベストの布陣でしょう。このままKearseの調子が上がってこないようだと、早く怪我をしてくれと(怪我をすれば降格の理由が出来ます)祈る事になるかもしれません。


 Shawn Andrewsの不在でランオフェンスの中核を欠いた事の影響は大きいです。TraもJon Runyanも熟練のベテランですが、怪我と年齢で能力を磨り減らしています。去年急成長したJammall JacksonもAndrewsが隣に居たから良かっただけだったのか?と言われ始めているようです。Andrews無しでもプロボウル経験者のベテラン2名にプロボウル級といわれる成長をしたJacksonとそれなりの名前が揃うのですが、ディフェンスを破壊するのにはAndrewsが必要です。去年のリーグトップクラスから、中の上程度のOLになってしまっている現状でランが出ないのはやはり問題です。Andrewsの復帰がいつになるのか、その間を誰が埋めるのか、これはオフェンス全体に影響する大問題です。

 エースレシーバーに成長した筈のReggie Brownが精彩を欠いているようです。プレシーズンゲーム1,2戦でキャッチを記録していなかったBrownはPIT戦でも2つキャッチミスをしているようです。キャンプで足を痛めた影響なのか動きが重くフリーになれないのが原因とも言われていますが、L.J Smith不在の分も今年はWRが頑張らなければなりません。
 Jeremy Bloomも3試合でのKRが19,2ヤード平均と冗談のような数字に終わっています。BAL戦でつま先を痛めて練習を休んだりしているのが原因で、キャンプ中にはこれまでチームには無かったスピードを持っていると評価されていましたから怪我さえ治ればそれなりの働きをしてくれるとは思いますが、20ヤード行かないのは期待外れと言うしかないです。同時に2番手のリターナーが用意されていないのも問題です、3年ぶりにGreg LewisをリターナーとしてPIT戦起用しました、経験が無い(であろう)Correll Buckhalterにもリターナーをやらせています、Rodreick Hoodを失った穴はニッケルバックとしてよりもリターナーとして大きいかもしれません。

 
 次週のNYJ戦にはA.J Feeleyがスターターで出るようです、ファーストチームはお休みと言う事でしょう。後は練習で調整していく事になりそうですが、ドラフト終了時よりもチーム事情は確実に悪くなっています。開幕戦で結果を残せないようだと不本意なシーズンになる可能性も有りそうです。

Holcombトレード

2007-08-28 07:12:26 | イーグルス
 PIT戦後半はこれまであまり使われなかったサードチーム以下の若手にもプレイタイムを与え、ロスターカットに備えました。

 まずはDonovan McNabbが復帰できなかった場合の保険兼3番手のQBとしてBUFからトレードで獲得していたKelly HolcombをMINにトレードしています、ドラフトでKevin Kolbを指名した時点でMcNabbにアクシデントが無い限り放出が確定していましたし、プレシーズン緒戦で膝を痛めてしまい試合に出れない状態が続いていました。A.J Feeleyを追い抜く事だけが生き残る唯一の可能性だったのですが、試合に出れないのではどうする事も出来ませんでした。トレード内容ですが、2009年のドラフト権で成績次第で順位は変動すると言う事になっています、BUFに2008年の7巡を出す事は確定していますから、2009年なら6巡位貰いたいところですが、4人目のQBとして放出確定のHolcombですし大きな期待は出来ないでしょう。

 試合中の怪我でシーズンエンドと診断され、すでに手術を受けているRyan Moats,Jerome McDougle,Stefan Rodgersの3人はIRに登録されました。
 去年もキャンプに参加していて評判が良く、その後GBのキャンプでも評価の高かったE.J. Cochraneですが、今年はキックオフは飛ばない、FGは正確性を欠くと酷い状態だったようです。
 長身のルーキーFA WR Dereck Faulknerですが話題に上がらずにかっとされました、Hampton大から3人目のWRとしてプロ入りしましたがカレッジの3番手が生き残るのは無理だったようです。
 L.J Smith,Matt Schobelと相次いで怪我をした為にミニキャンプ途中に契約したKyle Huntですが、Schobelの復帰と、6巡指名Brent Celekの急成長で出番すらもらえないままカットされました。
 3年前のルーキーFAとして入団したWR Jermaine Jamisonですが、怪我が相次ぎ実力を発揮する事無くカットされました。リターナーとしても期待されていたのですが結果を残せなかったようです。
 ルーキーFAとして入団したOL Chris Whiteもカットされました、C,G両面でのバックアップ候補でしたが、Cの2番手Nick Coleを追い抜く事は出来ませんでした。
 Sの4番手を争っていると評価の高かったルーキーFA Chris Smithですが、一回目のカットで切られました。PIT戦に出ていなかったのでおかしいとは思っていたのですが、試合で試す前からカットを決めていたのでしょう。

 75人までにはあと1人カットする必要が有るそうです、怪我で試合に出ていないルーキーFAのCraig KobelをIRに入れるかカットするか、または全然名前に見覚えが無いのですが、去年もキャンプに居たらしいDB Erick Harrisがカットされると思われます。

 すでに53人枠の予想は出来上がっています、最後の1人でどっちが残るかな程度でほぼ全員決まっているとは思うのでこの段階でカットされる選手は最初から残る可能性は有りません。KのCochraneは来年また来るかもしれませんが・・・。

パスディフェンス崩壊

2007-08-27 19:08:54 | イーグルス
 主力組の最終調整に場になるプレシーズン3週目の@PIT戦は13-27で負け、1勝2敗になりました。

 まずはOmar Gaitherのランディフェンスですが、ファーストチーム同士の対戦になった前半の数字を見れば13回で50ヤードとまずまずの数字に抑える事が出来ています。しかし、Willie Parkerの18ヤードTDランではMike PattersonをCとGがダブルチームでこじ開け、そのまま流れてきたGにGaitherが完全に取られてしまって真ん中を完全に破られてしまいました。これは去年と同じランディフェンス崩壊のパターンです、Jeremiah Trotterでも対処できなかった(DLが頑張るしかない)プレイで結局なにも改善されていないという事です。良く考えれば、その18ヤードを引けばランはある程度抑えたと言えるでしょう。
 それ以上に問題なのは、前半パスで247ヤード奪われた事です。しかも、RBへのパスだけでも6回120ヤードと打ち破られました。RBへの短いパスを止める事がTrotterからGaitherへのコンバートには意図されていたはずです、それが全く機能していなかったのは残念です。
 そしてTEへのパス対策でもHeath Millerに2回50ヤードと打ち破られました、TD寸前だった38ヤードパスではマンツーマンで完全に付いていたにもかかわらず、パワーで弾き出され、高さでも完全に負けました。Sean Considineは15ヤードバルクアップしてパワーアップをしているのですがパワーで完全に負けています、ここも去年と同じ弱点を持ち続けていると言う事です。

 オフェンスではCorrell Buckhalterが10回43ヤードとそこそこの働きを数字上はしています。1stダウン10で4ヤード取れているのは良いのですが、2nd3rdダウンで数字は稼いだものの目的は果たしていないプレイが多かったので、平均4,3ヤードを高く評価することは出来ません。Tony Huntはセカンドチームで7回36ヤードと働いていますし、Huntが2番手に昇格する可能性が高くなったのではないかと思います。
 Shawn Andrews不在の穴はやはり埋まりませんでした、開幕にはどうも間に合わないようですしMax Jean-gillesとScott YoungのどちらがRGで起用されるにしろオールプロの穴を埋める事はできません。オフェンスの構造を修正する必要が有るでしょう。
 ゴールライン前でファンブルリカバーをした後すぐのプレイで、予想通りロングパスを投げて失敗しています。ターンオーバーからいきなりロングパスの流れはもう誰もが知っているのですから、いい加減別の手を考えなければいけないでしょう。

 ファーストチームとしては、それなりにランが出て、それなりにランは止めたけれど、ディフェンスは打ち破られオフェンスはTDを奪えませんでした。Andrews不在の穴は大きく、TrotterからGaitherに入れ替えた効果は出ませんでした。開幕戦までの2週間での修正を期待しますが、1年掛けても修正できなかった部分を2週間で直せるはずがないでしょう。