私は母になりたかった ～野田聖子 愛するわが子との411日 ...
ドキュメンタリー番組を観ました。
不妊治療や流産をを繰り返しながらもアメリカで卵子を提供
してもらい、５０才の高齢出産で悲願の妊娠。
しかし生まれる前から身体に疾患があり、心配するも、生まれて
からも次々に病魔に冒され、そして野田さん自身も子宮摘出等
壮絶な親子の闘病生活の記録です。
お涙頂戴の内容かと思いきや、野田聖子さん、淡々と事実を受け
入れ、衆議院議員と障害児を持つ母親の二足のわらじを履き
日夜奮闘しています。
妊娠する迄も試練の連続ですが、生まれてからも又、それ以上の
試練が待ち受けていていました。
ここまで、子供に執着するのは、親としてのエゴではないのか？
子供のいない人生もあり、又養子縁組の選択もあると思います。
（年齢等の制約もあるらしいですが・・・）
しかし、子供の生命力はたくましくて、驚かされます。
新生児集中治療室で、口を開き泣いてはいるのですが
声が出なく、体に治療のチューブをつなぎながら、かろうじて
生きながらえている姿は、切なくなります。
心臓が一時止まりその後遺症で脳梗塞から、右の手、足が麻痺
するも、片方の足が動きだし、手の方も時間と共に動くのでは
ないかと希望が持てます。
１才の誕生日にケーキで、病院でお祝い。真輝ちゃん頑張って
欲しいですね。
治療費、なぜ、そんなに障害が出たのか等にはふれていませんが、
数時間にも及ぶ大手術、高額医療制度もありますが、この辺も
取材して欲しかったと思います。
野田夫妻に限らず、不妊で悩んでいる人もたくさんいます。
この番組を観て、何かヒントを掴んで欲しいと云っています。
何度かの手術にも耐え、日増しにたくましく成長する子供、
改めて、命ってってほんとうに尊いものですね！感動しました。
頑張れ真輝ちゃん！ 野田夫妻！