清澄白河庭園は緑あふれて、少しだけ紅葉していました。
秩父宮様お手植えの松が、順調に成長していました。(まだそう高くない)
戦前の所有者だった岩崎家が外国の方をお招きした時に建てられたお茶室で、新しく建て替えられた建築物が遠くに見えます。
鯉がたくさん泳いでいて、ぱくぱく凄い勢いで餌を求めて水辺にいた人に寄って来ていました。
さて、これは?と思っていると、それは「柘榴(ざくろ)」 でした。
庭園を一周してみると、景観を十分楽しめました。
そのあと、晴海のトリトンで、ほんものの薔薇の花弁を使用したアートを拝見しました。
子どもが大勢いて、創作していたりしていました。
東京は、コンクリートだらけでいやだなと思う反面、こういう工夫で人間らしい気分に浸ることがあります。
明治神宮は都会でも、皇居に次いで緑が豊かですが、最初は松をたくさん植えようとしていたものの、東京の土地には松は育ちにくく、落葉樹も入れて、いろいろな樹木を植えたほうが木々の成長にいいと言う意見が出て、今のような明治神宮の森として元気に豊かに樹木が育ったと言うので感動しました。(参考:朝日新聞夕刊の記事)
東京は京都と歴史的には全く違うけれど、創意工夫でいい感じに映ることもあるのですね。
今回は、写真をメインにしましたので、エッセイとしては落第ですが、ちょっと稀には東京もふらりと散策してみようと思うことはありませんか?
疲れたら、メトロを適当に利用すればいいわと思 い、自分のペースで楽しめました。
晴海から銀座までは天気が良ければ、歩いて気持ちいいものです。