最近土日はサギョウせず休むようにしており休息がとれている。休息がとれている状態でも思い浮かぶのが「見知らぬ街で佇みたい」という願望なので、単純に現実逃避だけでなく元々こういうのが好きなのだろう。
今から20年前、青森に行って1日に笑っていいともを2度見る試みをして自分のホームページに掲載していたことを思い出したので、ここに再掲する。
1.夕方のいいとも
青森は笑っていいともが夕方に放送している。それを知ったのは中学生の頃だ。
あのころの僕はただ「タモリはつまらない」ということで自分の意見は人と違っているよ、とアピールしたいお年頃だった。その後反動で、タモリのスタンスやダークネスを理解したうえでタモリ賛歌の時代(A.D.1995~1997)が続き、現在では空気のような存在(中身が薄すぎて)となっている。
つまらないとはいえ、このように歴史を振り返ることができるのがいいともの懐の深さであり、お財布いっぱいクイズや熱血昼休みではできないことだ。
青森で二度いいともを見てみたい。そう思ったのは学生の頃だが金がないのでできなかった。いまやサラリーマンとなりボーナスもでたしもりもり鬱屈してるのでやりました。
新幹線が八戸まで開通したとはいえ中央林間でいいともを見終えてから出発では間に合わないため、木曜夜に実家の川越に行く。
金曜朝、いいとも開始まで時間があったのでゴルフ練習場に行き、帰ってきてビールを飲み、平日午前をかみしめる。
手にマメできた
いいともがはじまった。
おひるやすみはうきうきおっち
今のタモリは歌わない
内容について書くことがみつからない。意識してみてないと内容が把握できない。
タモリへのプレゼントはコショウ用電動ミル
こんなのもやってた
これまでにないスタンスでいいともを見つめる
いいとも選手権をわざと見ないで、続きが見たいという形にもっていって出発。
駅に向かう道は平日午後の住宅地の空気がただよっていい感じ。
駅へ
吉田照美でも聴きながら平日午後の東武ストア前で客を待つタクシー運転手になりたい
ダイヤモンドタクシー
準急
はやて
はやての車内で、文春を読んでいる人を3人みかけた。大人のジャンプのようだ。
旅の友
八戸の駅ビル内にあるホテルを予約してある。はやての八戸到着は16:55でいいともは16:50から放送なので、ホテルまでダッシュする。ここ数年で一番無駄なダッシュ。
ホテルへダッシュ
速やかにチェックインし、テレビをつける。
6.なんの感慨もない
3の休めで
この後グッチがラーメンの話をする
記録9問(これは青森で初めてわかった)
やってみたものの、なんの感慨も無い。ただ義務感と次にタモリが何を言うか県下で俺だけが知っている(さっき見たから)というプライドだけが支え。
7.あとはおつりだ
旅の目的は果たした。後の行程はおつりなので、駅近辺をぶらぶら歩く。6時でもまだ明るい。地元の高校生の下校時間だったらしく、駅に向かう生徒達にまぎれ、遠く埼玉からいいともを見にきた僕も歩く。
リアル八戸徒歩5分
次の日はレンタカーを借りて下北半島一周を試みた。FM青森の今週のドライブミュージックはシステムFだった。
下北半島は意外とでかかった。地方に行くほどシャディのお店が元気ということがわかった。
システムFを聴きながら
脇野沢というところに来た時点で、引き返さないと帰りの電車に間に合わないことに気づき、半島一周できずに来た道をもどることにする。昼飯は脇野沢名物の焼き干しラーメンというのを食べた。
味はいまいちだった
帰りは寝台特急あけぼので帰る。
ドムドムバーガー
今回は「こんな無駄な事を実行してる俺」に酔うよりも、二回目に見るいいともの予想以上のつまらなさが目を覚ましてくれた感がある。
でも無駄な事をするのは楽しい。
今度は「東京ドームのオーロラビジョンでファミスタをやる」か「阿川佐和子に本当に健康エコナのマヨネーズにサインしてもらう」というのを実行してみたい。