筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

仕事納め&あたご四季の会の皆様来訪

2013年12月21日 | 活動報告

12月14日(土),
例年より早めですが,仕事納めをしました。

大掃除,伐採,草刈りなどなど,
たくさんの会員の手で作業が進められました。

熟練の会員による伐採

  左端の木が倒れは始めました 

方向を見定めて
かかり木になることなく倒していく技に見とれてしまいました。

 

 

伐採したものは枯れ木で危なかったので,これで一安心です。

 

  倉庫や台所の大掃除と整理  

 

 

台所ではおいしいにおい。
男性会員によるお食事作り。

 

 

 

さて,そんな賑やかな雰囲気のなか,
うれしいお客さまが!

旧岩間地区で活動していらっしゃる
「あたご四季の会」の皆様です。

 

 当会理事長のあいさつ
 

  炭部会が焼いた炭で熾した火     

 

 

あたご四季の会 会長さんのご挨拶 

会の取り組みについてお話しいただきました。
山林の枝打ちや散策路作りに取り組んでおられるそうですが,
作業内容の関係で,女性や若い会員が少ないのが悩みとのこと。

当会と共通する部分もあり,
「わかる,わかる」と共感しながら聞きました。

次に,「里山を守る会」の活動紹介
 当会のくまさん,熱く語る

 

そして,フィールドをご案内

まずは炭焼き小屋へ。

「小屋も炭窯も,すべて会員の手作りです」

 



雑木林をご案内しました。

「あたご四季の会」の活動エリアは,針葉樹林で,
起伏も多いそうです。

当会の守備エリアは平地の広葉樹林。

双方の違いを興味深く聞きました。
それぞれのよさを活かして,
活動していけたらいいな,と思いました。

 

雑木林の中にあった丸太についての説明。
放射線量の測定のために伐採したものです。
  「先日,放射線量を計りに来たんです」

結果はまだわかりません。
この地域はずっと低い数値ではありましたが,
まだ,原発事故の影響を心配しなければなりません。

ホタルの幼虫の生育状況について

「あたご四季の会」の活動域では,
ホタルの自然発生がみられるそうです。

「あたご四季の会」の皆様は,
終始熱心に見学していらっしゃいました。
作業日のため慌ただしい雰囲気で,十分なおもてなしもできず,
申し訳なく思っております。

また,是非,いらしてください。

ご来訪の詳しいいきさつなどは
理事長の里山日記をどうぞ
http://blog.goo.ne.jp/310yama-yukijii/e/4ce361605a78a6e61cc3bdfc38557400

 

作業後は・・・

いよいよ楽しい会食!!

・・・を前に,作業部会。
今後の作業の打ち合わせをしました。

お腹が鳴って集中できな~~い

  

10分で切り上げ,

「いただきます」

 

一年間お疲れさまでした!



メニューは手打ちそばと天ぷら。
男性会員とその知り合いの方とで作ってくれました。

プロの味で本当においしかった!

 

でも,次週,また臨時作業があります。
エネルギッシュな里山です。

 

さて,新しい看板を立てました。 

 

たき火・焼き芋は,禁止,の看板です。

手順を踏み,消火まできちんと行わないと危険だからです。

でも,焼き芋をやりたいというご要望は多いので,
規約を作りました。

焼き芋体験(一般)の受け入、有料化について  (平成25年12月14日通達)

近年、落ち葉焚きなどが自由にできない状況の中で里山での焚き火、焼き芋の依頼が増えている。学校、ボランテイア団体の依頼はもとより、個人的な、あるいは仲良しグループなどからの問い合わせも増えている。しかし、経験不足による山火事の恐れもあるため、指導者(会員)を配置し、安全第一を基本に今回、個人・グループの申込を積極的に受け入れ、そのための規約を設ける。

 

申し込みを下記の条件付きで受け付ける。

(一 般)

第1項     申し込みは既定の用紙を用意し、FAX,およびEメールで受け付ける。

第2項     受け付けは予定の5日前までとする。

第3項     人数は3組(家族)おおよそ10名以上とする。

第4項     指導者(会員)を必ず配置し、安全を確保する。

第5項     指導者一人3,000円(半日)の指導・安全管理料を受領する。

第6項     指導者の数は参加者人数により、当会の判断で加増することができる。

第7項     消防署への届け出を当会が代行の時、1件1,000円の手続き費用を受領する。

第8項     焼き芋体験は午前中のみとし、天候により、当会の判断で中止できる。

※  芋は申込者が用意する。

 (会 員)

正会員の利用についても上記の規約を順守する。ただし第5項については適用しない。

 

管理者の義務

1、 当番となった会員は作業前に参加者に対し、安全管理を説明し、特に子供の安全を保護者に伝え、注意を喚起する。

2、 終了後の残り火を必ず確認する。

3、 用意された日報に、その日の記録をする。

 

 夏の名残 スズメバチの巣


今年も残すところあとわずか。
臨時作業の様子も,のちほどレポートしたいと思います。

 

 

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