筑西の里山 五郎助山&丸山 スタッフブログ

「NPO法人里山を守る会」のスタッフが、行事予定、活動報告、里山の自然など、旬な情報をお届けします。

野鳥観察会

2019年02月28日 | 自然体験活動

2月23日(土)

日本野鳥の会茨城県 副会長の

石井先生を講師にお迎えし,

恒例の野鳥観察会を開催しました。

 

予報は雨か雪でしたが,

風もなく穏やかな晴天で,

絶好の観察日和でした。

 

大勢の方にご参加いただきました。

 

講師の石井さんが,

「観察会では,

 お客様がお日様を背にするような並び方がいいですよ」と

配慮点を教えてくださいました。

 

講師紹介のあと,

早速石井さんの

鳥に関する楽しいトーク。

 

生物の進化の中での鳥の位置づけなど,

勉強になるお話のあと,

おもむろにお札を取り出した石井さん。

 

お札の裏側には,鳥の絵が描いてあることが多いそうです。

「だから飛んで行っちゃうんだよね。」

一同,大爆笑。

 

双眼鏡の使い方を確認したあと,

早速フィールドへ。

 

ヒヨドリを発見すると,

名前の由来を詳しく解説してくださいました。

 

絶好の観察日和のはずでしたが,

その後,なかなか鳥が見つからず・・・。

でも,木や昆虫のことなど,

石井さんの守備範囲は広い!!

 

↓ 木の肌の温度が,木によって違うそうで,

みんなで確かめているところ。

私は右端の木がやや冷たく感じました。

 

「木の枝に,コブのようなものがたくさんついていますね。

 何でしょう?」

これは虫こぶです。

タマバチやタマバエなどの昆虫が卵を産みつける事により,

植物組織が異常な発達をしてできるそうです。

 

 

やっと鳥に出合えました。

ジョウビタキ

 

はるか高いところにエナガ

 

 

ヒヨドリさん

 

スズメです。

何羽いるでしょう?

 

木の幹を上がっていく鳥がいました。

コゲラかな??

 

 

シジュウカラでした。

 

 

猛禽類について,

飛び方,羽ばたき方で,

鳥の種類が分かりますよ,

というお話のあとに,

羽の標本を見せてくださいました。

 

 

石井さんのトークと鳥の姿を堪能したあとは,

ビンゴクイズで復習。

お昼には,スタッフ特製の里山カレーが振る舞われ,

解散となりました。

 

 

↓ スタッフが拾ってきました。

何かの巣かなあ???

 

 

コメント (2)
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