2月23日(土)
日本野鳥の会茨城県 副会長の
石井先生を講師にお迎えし,
恒例の野鳥観察会を開催しました。
予報は雨か雪でしたが,
風もなく穏やかな晴天で,
絶好の観察日和でした。
大勢の方にご参加いただきました。
講師の石井さんが,
「観察会では,
お客様がお日様を背にするような並び方がいいですよ」と
配慮点を教えてくださいました。
講師紹介のあと,
早速石井さんの
鳥に関する楽しいトーク。
生物の進化の中での鳥の位置づけなど,
勉強になるお話のあと,
おもむろにお札を取り出した石井さん。
お札の裏側には,鳥の絵が描いてあることが多いそうです。
「だから飛んで行っちゃうんだよね。」
一同,大爆笑。
双眼鏡の使い方を確認したあと,
早速フィールドへ。
ヒヨドリを発見すると,
名前の由来を詳しく解説してくださいました。
絶好の観察日和のはずでしたが,
その後,なかなか鳥が見つからず・・・。
でも,木や昆虫のことなど,
石井さんの守備範囲は広い!!
↓ 木の肌の温度が,木によって違うそうで,
みんなで確かめているところ。
私は右端の木がやや冷たく感じました。
「木の枝に,コブのようなものがたくさんついていますね。
何でしょう?」
これは虫こぶです。
タマバチやタマバエなどの昆虫が卵を産みつける事により,
植物組織が異常な発達をしてできるそうです。
やっと鳥に出合えました。
ジョウビタキ
はるか高いところにエナガ
ヒヨドリさん
スズメです。
何羽いるでしょう?
木の幹を上がっていく鳥がいました。
コゲラかな??
シジュウカラでした。
猛禽類について,
飛び方,羽ばたき方で,
鳥の種類が分かりますよ,
というお話のあとに,
羽の標本を見せてくださいました。
石井さんのトークと鳥の姿を堪能したあとは,
ビンゴクイズで復習。
お昼には,スタッフ特製の里山カレーが振る舞われ,
解散となりました。
↓ スタッフが拾ってきました。
何かの巣かなあ???