雨で順延となりましたが,
5月14日(日),
ミュージアムパーク茨城県自然博物館の
小幡和男先生を講師にお招きし,
植物観察会を開催しました。
タンポポ,オオバコ,ヘビイチゴなど身近な野草,
ムラサキシキブ,イボタノキ,カマツカ,ヤマウグイスカグラなどの樹木,
ギボウシ,コバギボウシ,キンラン,ギンランなどの里山らしい野草・・・
小さなお子さんもたくさん参加してくれて,
初夏の里山を彩るたくさんの植物を観察しました。
カマツカ
鎌の柄(つか)に使われたという固い木。
花は白くて可憐
ツリガネニンジン
別名トトキ。
先端の部分を摘んで天ぷらにするとおいしい。
キンランは見頃,
ササバギンランは終わりかけていましたが,
若干花が残っていました。
キンラン,ギンランは,
貴重な植物で,「里山を守る会」で大切に守っています。
「菌根菌」 と呼ばれる菌類と共生しており,
他の場所に移してもうまく育ちません。
生えている場所でご覧ください。
観察後は,天ぷらにするための山菜を摘みました。
タラノキ,ウドなどを見分けられるようになったよ。
スタッフが一生懸命,天ぷらを揚げました。
野草の天ぷらバイキング。
お味はいかがだったでしょうか?
池の周りのお花もきれいです。