【ナンテンハギ・南天萩】マメ科ソラマメ属 6/7
こちらの撮影日は6月7日です。
昨年ナンテンハギを見かけたのが10月だったものだから、6月初めの出会いには驚いちゃいましたよ。
一体どうなってるのかってね。
なんのことはない、昨年のナンテンハギの記事を慌ててチェックしてみましたら、書いておりましたよ、「6月あたりから開花が見られる」って、自分で。
いかんいかん、身についていませんね。
画面の若草色の若い葉っぱを、山菜として食すようです。
「アズキナ・小豆菜」と呼ばれて、茹でて和え物やお浸し、煮物などにすると、くせもなく、上品な風味があって美味しいんだそうです。
飛騨地方では、畑で栽培することも珍しくないそうですよ。
「アズキナ・小豆菜」の名前は、茹でたり煮たりするときに、小豆の匂いがすることに因むそうす。
すでに実が付いていました。
小さなキヌサヤ風です。
9/3
夏の盛りには花が消えていたんだけど、この時期になってまた咲き出しました。
暑さにやられたせいか、葉っぱはボロボロです。
3㎜ほどの、黒い実です。
一莢に4~5個入ってます。
9/27
株全体が元気になってます。
新しい葉っぱも出てますね。
この頃が花の盛りですかね。
今までで花数がいちばん多いです。
昨年からの疑問、解決。
いえね、昨年出会ったときには、枝が地面を這っていましたのでね、これは花期も終わりかけだし、株もへたっているからだろうと思っていたんですよ。
そうじやなかったんですね。
1m近くにもなる草丈を、しっかりと直立させることは出来ないんですね。
大きさや見た感じなどからだと結びつきませんが、ナンテンハギはカラスノエンドウやクサフジなどとはソラマメ属同士の、お仲間なんですよ。
花付きや形などは、クサフジ系の花とよく似ておりますけどね。
細い巻き毛を側にある植物に絡みつかせながら伸びていくとカラスノエンドウたちとは、明らかに違ってます。
調べてみましたら、ナンテンハギにも巻き毛があるようなんですが、見ただけでは気付きませんでした。
よって画像は無し。
10/13
多摩川の土手でも出会いました。
本来、野にあるときは、回りにある草たちと押し合いへし合い競い合いながら、陽射しを求めて立ち上がっているんでしょうね。
甘やかせてはいけないってことです。
それにしてもクサフジによく似ていること!
葉っぱはたしかにナンテン風で違いますけれど。
チビ絹さやみたいな実が、妙に美味しそうに見えます!
特に多摩川土手で出会ったナンテンハギには、感動しました。
どこかから移植されて管理されたものではなく、自然に生えているものには、格別思い入れてしまいます(笑)。
クサフジをご存知のかたなら、誰でも似ていると思うでしょうね。
クサフジしか知らなかったら、この大きな葉っぱにはビックリでしょうね(笑)。
写真で見ると、絹さやそっくりでしょう?
食べるのはこちらの実じゃなくて、若い葉っぱですよ。
チャンスは多摩川に有り~~(笑)。
僕のポイントは、しょっちゅう行けない場所なので、非常に興味深いレポでした。
さすがです♪
なんでこんな時期に咲いているんだとの、単に無知蒙昧から出発して、長期にわたった記事になりました。
結果オーライってところでしょうか(笑)。