【セイヨウダイコンソウ・西洋大根草】バラ科
ダイコンソウのお仲間は、北半球の温帯から亜寒帯の地域に広く分布し、50種ほどが確認されているそうです。
日本にも自生種のダイコンソウ(未見です)があります。
すべてのダイコンソウは、耐寒性のある多年草だそうですよ。
セイヨウダイコンソウは、ヨーロッパで改良が加えられて作り出された園芸種です。
いくつかのダイコンソウの種間交雑で作られたそうです。
一重のものもありますが(未見です)、こちらの八重の花を見ると、なるほどバラ科の花だなと、頷けますよね。
4~50cmの丈で、花も4~5cmはあり、名前とは裏腹に華やかさもあります。
日本の風土にマッチしたのか、丈夫で育てやすいと言われています。
切り花としの需要もありそうですね。
ダイコンソウ・大根草の名前は、このロゼット(根生葉といいます)が大根の葉っぱに似ていることからの命名です。
確かに大根の葉に似ています。
ただしです、大根の葉に似ているからって、安直に「ダイコンソウ」なんて名前を付けて欲しくなかったな。
自生種のダイコンソウはともかくとして、ヨーロッパからやってきたこちらには、余計不釣合いな名前です。
ゲウムとの別名もあるようですが、これは属名のゲウム・Geumからきています。
なんだかこちらもイマイチだよな。
花後の姿です。
【ベニバナダイコンソウ・紅花大根草】
セイヨウダイコンソウの赤色バージョンですね。
この他、橙色のものもありあます。
名前ですよね。花茎が立ち上がる前ならいいかもしれませんが。
英語でラディッシュフラワーってしたらどうでしょうか?
いや、これもいまいちですね(^^;)
バラ科ですしね、そこからしてかけ離れすぎです。
前記事のお返事で、ムスクの香りのこと詳しく教えてくださって
ありがとうございます。石鹸で手を洗ったあと、注意深く
香りを嗅いでみますね。
驚きました。上にセイヨウが付いているだけで、こんなに違うんですね。
この次にダイコンソウを見たら、寂しいようなしみじみとした気持ちになりそうです。
僕は、今年も自生種でいきます♪
花名には、ついボヤきたくなるようなものがありますよね。
だからどうするって言われてしまえばそれまでですが、ついボヤいてしまいます。
そもそものダイコンソウに?なのに、外国からいらっしゃったこちらにもまで適応させちゃうと、ますます??です。
ラディッシュフラワーですか?
ポージィさんも仰っているように、ともかくダイコンから離れたいです。
好きに付けていいのならそれなりの名前を考えてみたいけど、虚しいだけですのでね。
止めます(笑)。
ムスクの香りのこと、理解していただきましたか。
大昔、香水の調香師の話を読んだことがありまして、そのとき得た知識です。
★しゅうこさん
日本の自生種のダイコンソウをご存知なんですね。
私はネットの画像でしかみたことありませんが、確かに地味な印象はありますよね。
こちらは八重だから、華やかさが増していますが、一重のものでも印象がかなり違ってみえます。
改良種ですのでね、余計そうなりますね。
日本のダイコンソウたちのことも、愛でてあげてくださいね。
★noodlesさん
そうそう、手前にあれがあって、向こうにあれがあるんですよね(笑)。
自生種に出会えるかたは、そちらでいってください~~♪