【カモメギク・鴎菊】キク科キク属
マイ花マップには、唯一そこにしか存在しない花たちが数多くあります。
「ゴキヅル」、「ポリゴナム・アンプレクシカウレ」、「ソラナム ラントネッティー」、「チトニア(メキシコヒマワリ)」、「ママコノシリヌグイ」、まだまだあると思いますが、ざっと思い出したのはこんな花たちです。
そこでしか見ることが出来ませんのでね、それらの花を見たくなったらそこに行くしかありません。
皆さまどう思うかわかりませんが、花好きおじさんにとっては、これは嬉しいことなんですよ。
花が咲く時期になるとソワソワしてきます。
日常の行動範囲で見られるものは、その日に思い立って気楽に行くことが出来ますが、境を越えたエリアにある花たちは、過去の開花状況や天気予報などを考慮して、予定を立てて向かいます。
ドンピシャ咲いててくれればしてやったりですが、自然界の摂理に左右される植物を相手ですのでね、外れることもままあります。
そこはそれ、再訪することもありますし、あっさり諦めることもあったりと、時々の思いで変わります。
さて「カモメギク」です。
マイ花マップの登録は1ヵ所だけです。
それどころか「カモメギク」が見られるのは、東京では、いや日本でも、いえいえ世界中でここだけだなんですよ。
少なくともウェブ上の「カモメヅル」の情報の発信場所はこの一ヶ所、「皇居東御苑」しか見当たりません。
このことだけで、世界中でここだけにしかないなんて大仰なことを言ってますけどね、浪漫という甘美な世界に浸るためには、思い込むことも大切な要素です。
唯一の場所でしか見られない花・・・
ナルシズムの血が騒ぎませんか?
ふと思うんですよ。
どこかのどなたかが一枝失敬して、「カモメギク」が咲いている秘密の花園が、どこかに存在しているんじゃないかとね。
誰にも知られてはいけない花・・・
限られた人間だけが愛でることの出来る「カモメギク」・・・
To be continued
耽美満載の妄想の世界で、秋の夜の物語は紡がれていきます。
嫌いじゃないんだよね、そういう世界は。
でも駄目ですよ、こっそり一枝なんて。
決してやってはいけません!
窃盗犯ですからね。
目で鼻で心で盗む、由緒正しい「花盗人」でいましょうね。
耽美とは程遠い明るく健康的な花姿で、カモメギクは見るものを楽しませてくれましたよ。
今回も花の詳細につきましては、過去記事に丸投げいたします。
どう考えても、あれ以上のものは書けませんのでね。
次に紹介する花も含めた昨年の記事、「カモメはカモメ~~」をご参照ください。
【キクタニギク・菊渓菊】キク科キク属
野菊系の黄花には縁なく来ていますが、特にカモメギクは珍しいようです。
この皇居東御苑のものしか、検索してもウェブ上にはありません。
菜の花に見えましたか?
花色も葉のグリーンも、確かに菜の花と同じ色合いですのでね、そう見えるのかもしれません。
ただ花姿は違いますね。あきらかに大きな一株に見えますので。
そうそう、ポージィさんは昨年は水菜を連想なさったのでしたね。
葉の切れ込み具合が似ています(笑)。
アブラナ科の花たちが咲き出すような暖かい日を、待ち望んでいます~~
悟郎さんのブログのお写真意外ではまだ見ていません~
(検索もしてませんし)
遠くからのお写真をパッと見た瞬間は菜の花が?と思ってしまいます。
何輪かずつまとまって咲いている黄色の花たちが、元気いっぱいの
菜の花とだぶって見えるせいかもしれません。
昨年はカモメギクの葉っぱから水菜を思い出し、今年は菜の花を
思い出し、どうもアブラナ科にしたがっているみたい(^^;)
どちらのキクも、日常のなかで咲いてるものじゃありませんよね。
だからこそ、記憶に残りやすいってこともありますが(笑)。
>“とっていいのは、写真だけ!”
そんな警句がありますか。
その通りです。
よく植物園系で、
“とっていいのは、写真だけ!”
っていう警告を思い出しました(笑)。