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goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

小春日和に誘われて

2007年11月15日 | 編物・手作り

今週は週頭から、暖かくていい天気が続いています。
これこそが小春日和です。

うららかな天気に誘われて、素敵な遠回りをしてきました。
青山方面に向って、2時半に自宅を出発です。
暮れるのが早くなりましたのでね、2時間ばかりの素敵な遠回り~ってとこですかね。

紅葉、かなり進んできてます。
ハナミズキは落葉してますし、サクラ、ケヤキの紅葉は、今が見頃かもしれません。

東京の超有名な黄葉スポット、外苑の銀杏並木は、葉っぱが青々としてて、見頃はまだまだ先でしょうね。
それでも今週末から開催される「神宮外苑いちょうまつり」の準備は進み、野球場や絵画館前に、たくさんのテントが設営されていましたよ。

目についた紅葉や黄葉、少しだけカメラに収めてきました。



【ハゼ・櫨】ウルシ科


アカメガシワ・赤芽柏】トウダイグサ科


ヨウシュヤマゴボウ・洋種山牛蒡】ヤマゴボウ科


【エビヅル・蝦蔓・海老蔓】ブドウ科


草木、入り混じりです。

青山墓地を、のんびりとマイカー散策してきました。
花探索に追われる時期ではないので、赤い実等を2,3撮影して、のんびりゆったり。
いい気持ちでした。


こんなものを作っちゃいました。


【野葡萄のリース】


陽だまりのなかで、ただただ野葡萄の蔓を巻いただけです。
紅葉は、先にお見せしたエビヅルに参加していただきました。
このバージョンは、写真撮影のためだけのものです。


goro'sの壁を飾るのは、こちらをベースにしたものになるでしょう。
こちらには、ヘクソカズラとイイギリが加わっております。


咲け!夢みる薔薇たち

2007年01月05日 | 編物・手作り


   改めまして

あけまして

おめでとうございます!


本日より、goro's、07年の幕開けです。


暮れから正月休みにかけて、おじさんはせっせと薔薇の木作りに勤しんでおりました。

新春のお客さまたちを、シダーローズの花でお迎えする。
その思いにとり憑かれておりました。


枯れ木に花を咲かせましょう!


あたかも、花咲かじいさん状態です。

花咲かじいさんは灰を撒いて見事な花を咲かせましたが、薔薇狂いおじさんは接着剤片手に、枯れ枝にシダーローズの花を、1個づつ咲かせていきます。
まるで昭和30年代の内職仕事のように、炬燵の上はパーツでいっぱいでした。

次々と部屋中にシダーローズが咲き始め、その花に囲まれて、シアワセな時間を過ごしておりました。




実はシダーローズと出会って以来、この「薔薇の木」を一番作りたかったのです。

この世には存在しない「薔薇の木」を作る・・・

なんという企みでしょう。
錬金術師になった気分に見舞われて、ワクワクしておりました。

長い準備期間を経て、1年前の構想が、やっと形になりました。

 

 

時間をかけて咲かせた薔薇の花たち、goro'sに登場しました。

今回はお正月用の飾りつけになっております。
松に笹、南天と野ばらの赤い実と一緒です。

家から少しずつ、そっと運んできて、昨日飾り付けました。


goro'sだけに存在する薔薇の花、みなさまにもご覧になっていただきたいと、そう思っております。

みなさまのお越しを、「薔薇の木」ともども、心よりお待ちしております。


 

ささやかなお年賀も、用意いたしております。







嵐の後で

2006年12月27日 | 編物・手作り


昨日は嵐になっちゃいましたね。
豪雨と暴風が吹き荒れてました。稲妻も走ったんだってね。
まさかここまでの天気になるなんて、驚きです。
goro'sを3時半くらいに出てきたんだけど、その時間には傘をさすかどうかくらいの 小雨になっておりました。
凄いスピードで低気圧が通り過ぎたってことなんですね。
東京では降り始めからの雨量が150ミリを越え、これまでの観測史上の最大雨量は80ミリくらいだったらしいのですが、倍近く降ったってことになります。

この冬は暖かくて気持ち悪いくらいだよね、なんて言ってたら、大雨が降り、なんとなんと、20℃越えちゃったんだよ、今日は。
暖かいを通り越して、暑いくらいの陽気でした。
記憶を紐解いても、こんな経験、したことないよな。
どうなっとるんじゃ?

実はおじさん、ここ数週間、特にこ数日、密かに大風が吹いてくれないかなと、心待ちにしてました。

またまたの与太話にお付き合いください。

薔薇がね、いえ、シダーローズが 舞い降りてくるのを、待ち望んでいたのです。
大風が吹けば、樹上に鎮座してる薔薇の花が、地上に降り注いでくれるだろうってね。
シダーローズたち、満を喫して、飛び立ちたがってる風情が伺えましたから。

待望の大風が吹き荒れてくれました。

雨が上がったらと、昨日から決めておりました。

         

   いざいざ出陣!               

   薔薇ハンターのお出ましだ~~

      目指すは、マイリビングなり~~


大雨は想定外でしたがね。                                                                                                    
                                                                                                                                                                     

マイリビングは、大雨が降った時に備えて、調水池の役割りを果たすように設計されているのですが、さすがの大雨で、あちこちに池が出現しておりました。 


はやる気持ちを抑えながら、薔薇ハンターは、獲物を求めて近付いていきます。

深呼吸して、あせらず、冷静に・・・


細心の注意を払い、地面を10センチ角で切り取り、遠巻きに見たり、別の角度から見直したり、引き返したり・・・


次なるターゲットを求めて、移動は速やかに・・・


吹き荒れる落ち葉の陰に隠れている獲物を見逃すことなく・・・

 

集めてまいりました!
                                              

この間、1時間半。
夢中で拾い集めてきました。

心地よい疲労に包まれて、お気に入りのベンチで一息つきました。

季節外れの陽気に汗ばんでしまったおじさんにとって、喉を潤すオレンジジュースの、なんとおいしいことよ。

本日はあまり時間も無かったので、ガツガツと探し回ったわけではありません。

写真を見ていただくとわかると思いますが、今日の薔薇の花たちは、固く閉ざしております。
昨夜来の雨で、水分をたっぷり含んでいるようです。
そのせいでしょう、一花一花の重量が、ずしんときました。


大丈夫ですよ、私の愛で、君たちを大輪の薔薇の花に変身させてあげますからね。

可愛い、愛しいシダーローズたち!
よくぞ我が元にやってきてくれました。
この日がくるのを、こころよりお待ち申し上げておりました!


大仰な事を言ってる割に、大した量じゃないじゃないかって、そう仰りたいのではありませんか?


            フフフ・・・

      フフフフ・・・


               ハハハハハ・・・

         フフフフフ・・・・



                        
フフフフ・・・


 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

可愛げがないでしょう?
こんなに拾ってしまったんです。

200個は、有に越えています。
重いのなんの。
肩にずしりとくるシアワセを担いで、帰ってまいりました。


明日も行って見ようかなと、真剣に考えているところです。

 

○★○★○★○★○★○★○★○★

薔薇の壁飾り」を自然光で撮りたいと言ってたでしょう?

土曜日に撮影してきました。

 









赤い実リース

2006年12月22日 | 編物・手作り


おかげさまで、シダーローズのリース、かなり好評です。

アップした画像では、実物の魅力を充分伝えていないということなので、あのときにも言ってたように、屋外で、自然光で撮影しようと思っているんですが、まだ実行できていません。
今週末は天気もよさそうなので、シダーローズたちの故郷、代々木公園でロケしてこようかなと思ってます。

それと、noodlesさんがご自分のブログで、シダーローズのリースのことを記事にして下さいました。
少々テレる内容ではありますが、是非ご覧になってください。
あくまで、noodlesさんの主観ですから、そこのところをお含みおきください。


今日もまたしつこくリースです。
日曜日の記事の最後にアップしたグルグル巻きの蔓のリースに、時間を見つけて、いろいろな採取物を挿してみました。


クリスマスと正月を意識して、赤い実中心のアレンジにしてみました。


登場してるかたたちを紹介いたします。

①南天 ②イイギリ ③野バラ ④ヒヨドリジョウゴ ⑤ビナンカズラ ⑥カラスウリ ⑦ヤマイモ ⑧オニドコロ ⑨ヘクソカズラ ⑩フヨウ ⑪ナンキンハゼ ⑫アジサイ 

以上です。

蔓で固めた土台に、ひたすら挿していきました。
接着剤は使用せず、細いワイヤーを少々使って留めてあります。

クリスマスと正月を意識してとはいいましたが、正月バージョンには、少し手直しをするつもりでおります。 


一足先に登場してるオーナメントたちと一緒に、goro'sの壁を飾ってます。



ここんところ工作三昧の日々です。
前々からの企みを形にしようと、日々忙しい時間を過ごしております。
やらなくてはいけないことは他にもあるだろうと自問しながら、これが楽しいんですよ。

木工ボンドがきれちゃったので、東急ハンズに寄ったついでに、例年飾り付けられているイルミネーションでも撮影してこようかなと見に行ってみたら、見物客がたくさんいて、ゆっくり撮影どころじゃなかったので、1枚だけ撮って帰ってきました。


明日こそ見てこようかなと、その予定にはしてますが・・・


変身する薔薇

2006年12月19日 | 編物・手作り

「薔薇の壁飾り」として、シダーローズのリースを作りました。
ご覧になったかたたちからお褒めをいただき、作った本人としましては、面映いような、嬉しいような、得意なような、複雑な気持ちでおります。
とてもありがたいことですけどね。

飾ってあるシダーローズを見て、よく質問をされることがあるんです。
前々からよく尋ねられていたことなので、ここで誤解なきよう説明しておこうと思います。

まずこの写真からお見せいたします。


写真の中にシダーローズがあります
わかりますでしょうか?


このヒマラヤ杉の横に大きな銀杏の木があって、落ち葉が降り注いできます。
この状態は、まだまだ銀杏の落ち葉は少ないほうです。
これから先、一面黄色い銀杏の絨毯が敷き詰められることになります。
そうなるとシダーローズ拾いは困難です。
木枯らしが吹き荒れて、完全に乾ききった落ち葉を吹き飛ばしてくれると、シダーローズが顔を出してくれるということを、昨年の経験で知りました。

シダーローズの在り処、わかりましたか?

写真のほぼ中央にあります。


ひっくり返った、こんな状態で落ちていました。


上のシダーローズを返すと、こんな具合です。
写真がボケボケですが、この状態が、今時分に多く見られるシダーローズの姿です。


なかにはこんな小さなものもあります。
2個あるんですけどね。
プロペラもわかりますよね。
これが落ちていない木の下で探しても、シダーローズにはけっしてお目にかかれません。

下に写っているのは、ヒマラヤ杉の雄花です。
この時期、大量に落花してます。


シダーローズが落ちている様子、なんとか理解していただいたでしょうか?


よく受ける質問の答えの説明をこれからいたします。


上記の写真に写っているのと同じシダーローズがこれです。
500円玉と比較すると大体の大きさがわかりますよね。

拾ってきただけでは、今までみなさんが見てきたようなシダーローズの姿は拝めません。
これだと、まだまだ固い蕾の様子ですよね。
ここから人為的な作業をしなくてはいけないのです。

何をやるかといいますと・・・

熱を加えるのです。

私は、ガスファンヒーターの噴出し口に拾ってきたシダーローズを並べて、熱風を当てています。
1~2時間ですかね。

するとね、

あらあら不思議・・・

パァ~~とね、薔薇の花が大きく開くのです。

水分が抜けていくのと同時に、松脂が熱で溶かされ、一枚一枚の花びらが開いていくのです(多分)。

この姿で見ているかたがほとんどなので、このままの形で落ちていると誤解なさっているかたが多いのです。

ここまでの姿にするには、熱のちからが必要だってこと、わかっていただけましたかね。

ただしね、これもに例外があって、この開いた形に限りなく近い姿で落花していることもあります。
例外というより、拾う時期の差でしょうかね。

今の時期は、樹上から落ちてまだ時間が少ないため、シダーローズ自体に含まれている水分が多くて、固く閉じているんだと思います。

それが落ちてから時間が経つと、自然環境のなかで松ぼっくり特有の開閉運動(湿度によって開いたり閉じたりするのはご存知ですよね)をゆっくり繰り返し、きれいに開花していくんだろうと、昨年の経験則でわかっております。

よく尋ねられる質問の答え、おわかりいただきましたでしょうか。

 


ということで、拾ってきたシダーローズで、リースに続き、こんなものを作ってしまいました。


置物?
これはどう呼ぶのかな?
四角い箱のなかに、突き挿しているだけなんですがね。


真上からみると丸くなってます。
ここから見れば、ブーケっぽくみえますけどね。


今回はそこにもう少し足してみました。

赤と金色のリボンをあしらってみました。


goro'sに、またひとつクリスマスコーナーが出現いたしました。