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goro's 花 Diary

東京の街を彩る花たちを追っかけています。

赤い実絨毯 「赤い実同盟」レポート

2006年02月14日 | 「赤い実同盟」

足元から赤い実センサーが鳴り響きました。

ここですよ~~

ややっ!凄いや~~鈴なりだ~~

赤い実の絨毯だぁ~~~

キラキラ光ってる・・・


「ベニシタン・紅紫壇」と申します。
「コトネアスター」と呼ばれることもありますが、ここでは紅紫檀でお願いしたいと思います。
バラ科でございます。

この時期の私は、少々紅葉いたしております。
匍匐性の常緑低木でございますゆえ、紅葉したからといって、そのあと散ってしまうということはございません。
またいずれ、緑の衣で装うときがやってまいります。

因みに、これが11月初めの姿でございます

紅葉することで、寒い冬を乗り切るのでございますよ。
殊に今冬の寒さは、こたえました。
今日あたりは、随分楽でございましたがね。

もう少しの辛抱です。

みなさま、頑張りましょうね。


あおき 「赤い実同盟」レポート

2006年02月05日 | 「赤い実同盟」

それこそ、日本全国どこにでもあるのがこの植物です。

町の植栽や、野山にいたるまで、いたるところで目にします。



「アオキ・青木」です。

日本が原産の、ミズキ科の雌雄異株の常緑潅木です。

普段はあまりに普通にありすぎて、風景のなかに溶け込んでしまっているように思えますが、赤い実をつける冬の時期には、緑の葉とあいまって、存在感があります。
光沢のあるナツメ型の実も、ほかによくみかける赤い実に較べ、格段に大きいです。

昔は各家庭の庭に1本はあったように思いますが、近頃は少なくなったかな。

斑入りのものもたくさんありますね。


姫だったんだ 「赤い実同盟」レポート

2006年02月03日 | 「赤い実同盟」

ここんところ探してたものがあったんですよ。
ヤブコウジの赤い実です。

いつか出会えるだろうとタカをくくってたのですがね、2年越しで。

真剣に探し始めて一度だけですよ、出会ったのは。
陶器屋さんのガラス窓の向こうに、苔玉仕立ての可愛いのを見つけはしたのですが、撮影は無理でしたよ。

先日のことです。
マイカーで曲り角を回った瞬間に、赤い実センサーが反応しました。

やった~~
ついにヤブコウジに出会ったぞ~~

これで例のあの企画に、一歩近付いたよ。

夢中でカメラを向けた私目でありました。

が・・・

????

????

どうしてあなたは、そんな形なの?

ヤブコウジじゃなかったんだね
ごめんなさ~~い

以上のような経緯があったんですよ。
じゃこの子は誰なんだと、調べてみました。
「ヤブコウジ」から検索かけてみたら、なんとか辿り着きました。

「ヒメコウジ・姫柑子」という名前だそうです。
チェッカーベリーでのほうが通りがいいようです。

「先が五裂した花托(かたく)と5室に分かれた子房からなる」という記述がありました。
間違いありませんね。
ヤブコウジと同じように使われていて、寄せ植えなどに人気があるようです。

ツツジ科です。
因みにヤブコウジはヤブコウジ科です。

思わぬ赤い実に出会えたことは嬉しいのですが、肝心のヤブコウジには、まだ出会えていないんだよね。


カナメモチ 「赤い実同盟」レポート

2006年02月01日 | 「赤い実同盟」


かなりの大木でした。5~6メートルはあったかな。

赤い実がビッシリ付いてます。
「カナメモチ・要黐」の木です。

実はこの木は、みなさんもよく目にしてるはずなんですよ。
生垣に使われています。
みずみずしい新芽が赤い葉っぱの生垣、みたことあるでしょう?
アカメモチとかベニカナメモチと呼ばれています。
厳密にいうと、少し違うのかもしれませんがね。
現在生垣に使われているのは、レッドロビンと呼ばれる、カナメモチとオオカナメモチの交配種だそうです。
こちらは花は咲くけど、実はなかなかつかないようです。

常緑高木で、バラ科です。

ノイバラの赤い実に、似てなくもないか・・・


野の薔薇 「赤い実同盟」レポート

2006年01月26日 | 「赤い実同盟」


この赤い実には大変お世話になりました。
「ノイバラ・野茨」です。
クリスマスのリースにも、正月飾りにも使いました。

日本各地に自生してて、バラの仲間だと虫に弱いものがほとんどですが、ノイバラは虫にも強いです。
だから山野で生き残っていられるんでしょうね。
「野ばら」といえば、このノイバラのを指すことが一般的です。
野薔薇と書いて、ノイバラと読ませることもあるようです。

この春には、白い花を撮影できるのを、楽しみにしてます。
「野ばら」のエピソードは、そのときにでも述べようと思っております。