おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

糖尿病とその予備軍の皆さま、いい歳なら、そろそろ循環器がヤバい!!

2024年09月14日 | Weblog

薄曇りの午前6時、気温はな、な、なんと一桁プラス8度だ。

ほぼ予報通りの寒さですが、霜は降りてません。

秋が深まるいつもの北海道です…

そんなこんな、

きのう「背中が痛い」と書いたら以下のメールが届いた。

>背中の痛みは心筋梗塞の疑いあり。
>至急、医者に診てもらうべし。

かつての職場の先輩が心配してくれたのです。

憎まれっ子世に憚っておりますが、悪いけど、中には心配してくれる人もいるのだよ。

…ってことで、「健康のためなら死んでもいい」とうそぶくおぢ、とりわけ循環器系の病気には敏感だ。

今年の春も、上肢と下肢(四肢)の血圧を計測するABI(Ankle Brachial Pressure Index)検査をした。

これは動脈硬化の進行度を調べる指標のひとつ、実に簡単な検査だ。

ようは「横になった状態で両腕・両足の血圧を測定すると、足首の方がやや高い値になる。ところが、血管に詰まりがあると、そこから下流の血圧が低下しABIも低くなる。ABIが0.9以下の場合にその動脈が狭窄していると判断され、動脈硬化の進行が疑われる」のだ。

毎年検査してますが、悪いけど、いまんとこ異常はない。

ですが、コレステロール値と中性脂肪の値が高いこともあり「DHA・EPA製剤」を処方してもらっている。

血液検査で上限を超えているのは、このコレステロール値と中性脂肪の値だけ。

また、ある旧友からは、きのうブログで紹介した「桂皮複合消炎剤ゼスタッククリームは、ステロイドが使われてないか?」と心配して電話が来た。

これも調べて心配ないと答えた。

聞くところによると、ある旧友は冠動脈のステント治療を2本したという。

ようは「狭心症か心筋梗塞」で死ぬところだったってこと。

別の旧友は「大動脈瘤」があると聞いた。

いずれも糖尿病予備軍で血管の病だ。

生活習慣を改善せずに放置したためと推察される。

糖尿病予備軍は、痛くも痒くもないからねぇ、、、

「肥満→糖尿病とその予備軍→動脈硬化、そこから心筋梗塞、脳梗塞、大動脈解離、大動脈瘤」は恐怖のドミノ倒し。

昨今は「メタボリック・ドミノ」といいます。

ようはご飯をたくさん食べるなど「糖質過多」が原因でこうなる。

動脈が硬化して血管がボロボロってこと。

まずは頸動脈のエコー検査をしましょう。

当ブログを調べたら、おぢは2014年の検査で「頸動脈にプラーク」が溜まってたと判った。

そこから「DHA・EPA製剤」を処方してもらって、プラークは丸1年できれいに消えた。

ご承知のように血管はつながっているので、1カ所だけ詰まるなんてことはない。

詰まったなら、あちこち詰まると考えた方がいい。

血管内のプラークが脳で詰まれば脳梗塞、いきなり死んだり、運悪く半身不随で寝たきりにもなる。

心臓の血管が詰まれば心筋梗塞、昨今はステンドで血管を広げて九死に一生を得るけど、これも再発がある。

大動脈解離は、3層構造の大動脈の真ん中の層の膜に血液が流れて、層が剥がれていく病。

大動脈瘤は似たようなもんで血管にこぶができる病。

いずれも破裂するといきなりアジャパーだ。

ようするに、血管の病はヤバいというお話でした。

とりわけ肥満気味の糖尿病予備軍の皆さまは、まずは「頸動脈のエコー検査」から、おのれ血管がどうなってるか知りのがいい。

糖質摂りすぎの生活習慣が原因という、しょうもない病で死なないようにしましょうね!!


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2024-09-14 12:37:14
楽に氏ねて周りに迷惑かけないんだからドミノ最高じゃん。日本の医療に巣くうダニ
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