
土曜日、倶知安町の駅前通りにある喫茶店「覚」で昼食。
以前、コーヒーをいただいたことがあったが、ボブさんが「ピザが美味い」というので、行ってみた。
ボブさんは四十代の気のいいアメリカ人。
ひらふ地区に家を建て5年ほどになる。
いい歳こいて、モグラーだ。
つまりはスキーのモーグルが趣味だ。
おぢと一緒で、ここんとこはパウダーにはまっておるが、昨季も地元モーグル大会のシニアの部で優勝した実力者。
札幌での大会にも出ておる元気な中年だ。
英会話教師で生計を立てながら、ニセコ生活をエンジョイしておる。
「覚」も流暢な日本語を話す外国人が経営だ。
剃髪しておるところを見ると、どうやら仏教徒。
アルバイトの女店員がコロコロ替わっておるが、どれもこれも美人。
「実力」あるのね、うらやましい。
ピザは確かに美味かった。
店の雰囲気も落ち着いており、とても居心地がよい。
道内の中小都市は元気がない。
とりわけ駅前通りは、「シャッター通り」などと揶揄されるほどさびれておる。
倶知安町も例外ではないけれど、これまでなかったお店がポツポツ姿を見せてきた。
まちは少しづつ変身中だ。
それを支えておるのは、「よそ者、若者、ばか者」。
とりわけよそ者の外国人かもしれないね。
彼らをひきつけてやまない魅力があるんだね、ここには。
ご当地のホントの魅力に気づいてないのは、案外、地元町民かもしれない。
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