
寒い朝でござる。
7時の気温は3度じゃ。
そろそろ平地でも雪が降りそうじゃ。
おっとその前に、台風が来ることになっておる。
「列島縦断」の勢いらしく、北海道も道東方面は影響を受けそうじゃ。
北海道の西に位置する我が羊蹄山ろくは、どうなるのかなぁ?
心配なことでござります、ハイ!!
さて、
あれやこれや、なんだかんだと毎日、毎日、話題満載の民主党政権なのじゃ。
新政権下で開かれる国会だけど、今後は、官僚の答弁が禁止されることになっておる。
つまりは、質問も答弁も政治家同士になるのじゃ。
これまではというと、官僚が野党議員から「質問の聞き取り」をして、事前に答弁書を作り、与党は総理大臣をはじめその他大臣まで、こぞって官僚の作った文章を読み上げるだけという、形骸化を絵に描いたような国会になっておった。
つまりニッポン国の国会は、官僚さまが何から何までお膳立てするという不思議の国状態だったのじゃ。
だからこそ、自民党政権時代、大臣にはどんなアンポンタンでもなれたし、官僚さまは大臣を「お客さん」と呼んでバカにしておった。
そんなこんなだからこそ、官僚さまは事実上政治の主導権を握り、世界でまれに見る「官僚依存体質」の国が出来上がったのじゃ。
誰がなんといおうが、「これって社会主義!?」ってかんじでござったのじゃ。
一方、政治家同士が国会でやり取りするってのは、世界の常識、当たり前田のクラッカー。
次の国会から、ようやくニッポン国も世界標準となり、質問も答弁も政治家同士になるのじゃ。
なもんだから、とにもかくにも勉強してない議員さまでは、どもこもならんことになる。
国会では、あれこれ齟齬をきたすこともあるんだろうけど、「前向きに善処します」みたいなお役所言葉がなくなる期待も出てきます。
そのおかげで、従来のいわゆる「政治家」は姿を消すことになる。
政権交代後、すっかりトンチンカンな発言が目に付く田原総一朗だけど、過日、亀井大臣を指して、「最後の政治家、あとは専門家」とのたまった。
これはある意味、大正解。
田原さんはわかってないけど、国会で官僚が答弁しないことになれば、政治家は専門家にならざるを得ない。
これまでは、ラッパを吹いたり、打ち上げ花火を上げてみたりしておった政治家は、胡散霧消、消えてなくなるなるのじゃ。
政治家は、専門家になるしか、生き残る道はないことになっておる。
ことほど左様に大きな変化が起きておって、まことに面白い。
今月下旬とも言われる臨時国会、目が離せないことになっておる。
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